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ヨーがいった。
「やりきれないよ」
するともう一人のヨーがいった。
「ほんとうに」
「どうなってるんだ・・・」
「・・・・ほんとうに」 |
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そこへとつぜん 風が サヤーとやってきた。
「やあ ヨーヨーさん こんにちは げんきかい」
「まったく この暑さには まいったものだ」
紫の ヨーがいった。
「でも風さん ちょっとみてください
わたしたち お日様のお陰で
なんだか きれいじゃありません」
透明のヨーがたずねた。
「なるほど よーくみりゃ
こりゃー なんとも言えないうつくしさだ・・・」
「でしょう・・・・」
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紫のヨーは 透明のヨーを見て言った。
「おまえさん なんてこった
いったい何をぶら下げてるんだ」
「あら、ヨーさんあなただって!」
「・・・なんと!・・・こりゃ ・・なんだい」
「きっとお日様からのせめてもの贈り物ですよ!
ヨーさん きれいですよ」
「いやいやヨーさんの方が きれいだ」
「ねー すてきですね
影がクルクル キラキラ 踊っているわ!
しばらく風さんに吹かれて 楽しみましょうよ」
風がすだれを 揺らすたびに
二人は楽しそうに踊って見せた。
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あら!
・・・だれか来るわ
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「ヨーさん 楽しかったなあ」
「ヨーさん ほんとうに
楽しかったですね」
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