古都奈良の伝統

「なら燈花会」のイベントは、次のような、世界遺産に登録された東大寺や春日大社の夏を彩る伝統行事や、幻想的な風景をつくるライトアップ等とタイアップしています。

 8月14日(火)・15日(水)

春日大社境内の3千に及ぶ燈籠は、800年前の昔から今日に至るまで、藤原氏をはじめ、広く一般国民から奉納されたものです。昔は油料の続く限り毎晩点燈され、特に雨乞い祈願には万燈が行われたこともありました。廻廊沿いの御手洗川に映る燈影に幻想の世界が現出し、参拝者で賑わいます。

 8月15日(水)

盂蘭盆の一夜、大仏様に燈火を御供えして諸霊の供養を祈る万燈供養会が行われます。15日の午後7時〜午後10時の間、大仏殿の中門が開かれ、無料で拝観できます。この間、大仏殿の観相窓(桟唐戸)が開かれ、中門から大仏様のお顔を拝むことができます。

東大寺大仏殿の夜間特別拝観

本年は、なら燈花会の期間中の13日(月)・14日(火)の2日間に限り、夜間特別拝観も実施されます。(有料)

午後6時から9時までは、大仏殿の観相窓(桟唐戸)が開かれ、大仏様のお顔を拝むことができます。

 8月15日(水)

昭和35年から始められ、夏の火の観光行事として古都の情緒を世界に示すものです。行事の中心となる「大」の字は宇宙を意味し、人体にひそむ煩悩の焼却と諸霊に供養する清浄心を現します。

いずれも“あかり”を使ったこれら行事のは、昼間とはまた異なった表情の古都奈良の姿を浮かび上がらせるものです。また、「ライトアッププロムナード・なら2001」という、奈良を代表する歴史的建造物をラ

イトアップする行事もあります。

これら奈良の夏の風物詩となっている伝統行事、年中行事に併せて「なら燈花会」を新規イベントとして付け加え、今年3回目を迎えます。

(2000年掲載るるぶより)