けろりん 石和温泉Diary25

■2003年12月18日 Part2 (かぜがつめたい)
「甲州文庫に見る精神世界」の続きを、完璧な漢字変換で引き続き紹介します。


「小松之怪談」..ある男が「たよ」という名の娘を小松村の金持ちのところへ嫁にやりました。
「たよ」は結婚する約束をかわした従兄弟がいたのに。
そんな感じで血をみる悲劇が起こり..恨みのあまり怨霊となった「たよ」は..
よくある話なので詳細忘れてしまいました。
でも記録が複数残ってるらしいから、この地域では有名なオバケ話のようです。


日本の昔の人は、お札を貼って疫病神が自分の家へ侵入してこないようにしました。
写真右の「退散状」は、甲州のみで見られる珍しいものらしいです。
中国発の陰陽五行・風水はタイにも有名な先生がいるのでなじみがあるけど、
日本のこの魔物立ち入り禁止ステッカーも発想が似てますね。
追っ払われた疫病神が近所の別な家に行っちゃうんじゃないかとか、
そういう思いやりはあんまりなかったみたい。


富士信仰..これは山梨ならではのコレクションで興味深かった。
16世紀に起こった「富士講」は現在も上吉田などに残ってるらしいし、
明治には「扶桑教」という形で統合され在家宗教として定着したそうです。
でも、白くそびえる富士山見たら、おがみたくなるのもよくわかります。なんまんだぶ。
ところで、タイのFujiといえば、ちょっとよそいきで人気の和食レストランチェーンです。
東京の下北沢なんかにBangkok Kitchenというタイ料理の姉妹店をオープンしています。


「子がえしの絵図」というものです。右がわのお母さん、オシメ取り替えてるように見えますが、
あれれ、左手で赤ちゃんの鼻とか口とかふさいでます。むぎゅ。
左がわに描かれた鬼みたいにひどい..という趣旨の絵らしいです。みんなビンボが悪いんや。
300年ぐらい前の元禄時代の「間引き」「口べらし」..日本にも貧しい時代があったんですね。



あしたはあしたのカゼをひく..