以下は、個人的な意見です。他意はありません。

 さくら

 今となってはさくらはリタイヤしてしまいました。そんな今だからこそ、さくらについて考えてみたいと思います。さくらの魅力を高めることができれば幸いです。

 1.さくらのエンブレムについて:さくらのエンブレムは、当然さくらです。日本限定と言うことであれば、他のMapleなどのように日本の国旗の日の丸で良かったはずです。しかし、Tyは日本限定のビニーのエンブレムをさくらにしました。これには巧妙な作戦があったと思います。各国限定のビニーで、国旗がエンブレムになっていない最初のビニーはアイルランドのErinです。アイルランドの一部(北アイルランド)は御存じのように今でもイギリスからの独立テロが続いています。そんな国の国旗をつけるのは、万人受けではないと思います。そこで、、、とても良い選択だと思います。さて、さくらですが、もし日本の国旗だったらどうでしょう。日本バッシングは続いています。日本の国旗に反感を持つ人はとても多いです。それが、さくらであれば、もっとマイルドになります。ここにTyの戦略があると思います。それでは日本を代表する梅、菊、日本刀などはどうでしょう。日本刀は子供向けの玩具なので論外だと思いますが、他の梅、菊はありえたと思います。販売の時期が春でさくらが咲く時期であったこと、ワトソンのサクラの木の逸話を考えるとさくらの方が知名度が高く、エンブレムにはさくらが選ばれたのだと思います。

 2.さくらの販売時期について(何故すぐに出さなかったのか):日本にビニー達が入る前、アメリカではビニーが熱狂的に売れていたと聞きます。アメリカで流行るものは、日本でも流行る傾向があります。Tyには日本の市場がとても魅力的だったと思います。日本には去年(平成11年8月ごろに)正式に販売になったと聞きます。Tyの売り方には、今までの販売方法と違って、大々的なCMなど流さなく、口こみや、スポーツ、インターネットを使う方法で宣伝と販売を行ってきました。人は好奇心旺盛な動物です。大々的に宣伝されるより、口コミの方がブームが長く続くのではないでしょうか。情報が満たされていない分、好奇心が頭をもたげます。そんな訳で、去年ビニーが正式に日本に入った時、本当の一握りのマニア達にしか、ビニーは分かっていなかったと思います。実際、パジャマさんのホームページをみると、最初のソニープラザに入ったビニー達は今ではオーと驚くものがあります。例を上げるとTwingsやRoverなどは今ではsecond shopでしか手に入りませんが、しっかり入荷していました。その時に知っていれば買っていたのにと思います。前置きは、これくらいにして、さくらは今年(平成12年)の3月ごろより販売になりました。最初から、さくらを出すのではなく、少し経ってから、日本限定品(さくら)を出す。限定品は高値になり、ビニーに興味が無い人達にも影響を及ぼしました。そして、ビニーて一体何だろう、CMは出ていないし、何だか、インターネットで情報を流しているらしい。もう売られているらしい、などと好奇心がもたげてくるようになる仕掛けだったのだと思います。その意味で最初から限定品を出さなかった意味があるように思います。

 3.さくらの存在意味:さくらは、日本限定で外国では売りません。TYには数多くの限定のベアーが存在します。そのいずれも高値です。たった650円のぬいぐるみが1万円に化ける。その意味をさくらは示しました。そして、日本限定と言うことから、外国の人達とのトレードと言う禁断の果実を生み出しました。世界の仲間の存在、欲しいものと交換出来る。恐ろしい仕掛けです。さくらの存在は、限定としたことで、かえって外国を意識させる意味で必要だったと思います。実際最近の状況では、値段が上がると言うことで、人気があるビニーの争奪戦が繰り広げられています。さくらを売ると聞けば、一晩店の前に泊まる人達も沢山います。さくらは、ビニーが高くなると言うことを示しました。

 4.さくらの色合い:さくらは、ピンクです。コレクターズブックでは写真が悪いためか、濃いピンクに見えますが、実際はそうではありません。このピンクの色合いがとても象徴的なのが、Mさんのページで、お花見で頭にネクタイを絞めて寝転がっているさくらがあります。ほろ酔いのさくらで、面白くてしばらく笑いころげました。ピンクは女性が好む色です。さくらをお持ちの方は良く分かると思いますが、色合いが薄くて、より日本的だと思いませんか。

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