紅茶の歴史
350年ごろ 中国の揚子江流域地帯などで、茶の木の栽培が行われ始める。
519年 中国の禅宗の始祖達磨によって、インドに茶が伝わる。
593年ごろ 中国の仏教僧によって日本に茶の木が伝わる。
729年 聖武天皇が「行茶の儀」を行う。
780年 陸羽が世界でもっとも古い茶の本「茶経」を書く。
805年 天台宗の開祖最澄が、中国から持ち帰った茶の種子を近江にまく。
不発酵茶の緑茶以外に、紅茶の原型とも言える発酵茶も作られるようになる。
シルクロードの貿易が盛んになり、喫茶の習慣が中国から陸路で各地に広がり始める。
1191年 鎌倉時代の層栄西が中国から持ち帰った茶の種子を肥前にまく。
1211年 栄西、日本で初めての茶に関する書物「喫茶養生記」を書く。
1559年 イギリスの東インド会社設立。
1610年 オランダの連合東インド会社が、はじめてヨーロッパに茶(緑茶)を輸入。
1635年 フランスにオランダからの茶茶が入り、パリで喫茶の習慣が始まる。
1657年 イギリスにオランダからの茶が入り、薬効のある飲み物として売り出される。
1662年 ポルトガル女王キャサリンがイギリス王妃となり、イギリスの貴族階級に喫茶の習慣が広まる。
1669年 イギリスの東インド会社がジャワから独自に茶の輸入を開始。
イギリス政府はオランダからの茶の輸入を禁止する。
1689年 イギリス東インド会社がアモイから茶の輸入を始め、半発酵で紅茶系の武夷茶
(ボヘアティー)がイギリスに伝わる。
1721年 イギリスの東インド会社が茶の輸入権を独占する。
1773年 ボストン・ティー・パーティー事件が起こる。
1823年 インドのアッサム地方で、イギリス人の冒険家がアッサム種の茶の木を発見。
1833年 イギリス東インド会社の中国茶の独占輸入権が廃止される。
1835年 イギリス東インド会社がインドでアッサム種の茶の木の栽培を開始。
1849年 イギリスで高速船・ティー・クリッパーが建造され、翌年には香港〜ロンドン間を97日間で往復する。1860年代、イギリスでは毎年新茶の季節にティークリッパー・レースが行われていた、。
1867年 イギリス東インド会社がセイロンでアッサム種の茶の木の栽培を始める。
1906年 日本にイギリスからリプトン紅茶が輸入され、市販される。
1927年 三井紅茶(現在の日東紅茶)が最初の国産紅茶として販売される。
1971年 日本で、外国産の紅茶の輸入が完全に自由化される。
参考資料:「紅茶の時間」 谷口安宏監修 永丘書店