Tour De France


Tour De France 2000終了!

今年のツールはやはりアームストロング(USポスタル、アメリカ)の強さが光った。一度ハンガ ーノック現象に陥った日もあったがそれ以外は余裕を見せながらマイヨジョーヌを守った。 山岳では去年欠場したマルコパンターニ(メルカトーネウノ、イタリア)が序盤は調子が悪かったが 徐々に調子を戻し本来の「子悪魔パンターニ」の姿を見せつけた。何度もアタックをかけ アームストロングを苦しめたが、今年のアームストロングは冷静にライバル達と戦ってた感があり、 磐石であった。マイヨベールはエリックザベル(ドイチェテレコム、ドイツ)が獲得。今年で5年連続。 ツール初の快挙だ。マイヨブランアポワルージュはサンチャゴボテロ(ケルメ、コロンビア)が獲得。 今年のケルメは本当に山岳に強く、ケルメの名前を聞かない日は無かったほどだった。ボテロが 獲得しなくても他のチームメートが取ってた可能性も大いにあった。ツールはミゲールインデュライン (当時バネスト、スペイン)の引退後絶対的な強さを誇るオールラウンダーがいないともいわれたが 今年のツールでアームストロングがそれを継承するだけの見せつけたともいえる。ちなみに私の一番の ファンであるリシャールビランク(ポルティ、フランス)はステージ優勝1回しただけで、 マイヨブランアポアルージュは残念ながら取れなかった。来年こそは是非がんばってほしい。



今年のコースはFuturoscopeに始まりParisシャンゼリゼまで約3660KMを23日間21ステージに渡る コース日程。半時計回りのため先にピレネーがありそのあとにアルプスが来るという設定だった。 途中スイスとドイツにも入った。難易度的にはどうなのであろうか?難易度的には例年どおりで あったと思われるが集中的な山岳とピレネーでの雨の日がやはり選手にはこたえたようだ。 そのため例年よりは完走者が少なかった。また今年の平均時速は昨年より落ちており選手自体の レベルが落ちてきているともいわれている。




左の写真は第12ステージのモンバントゥー山の戦い。今年のツールで印象に残ったシーンの 一つであろう。有力選手がトップ争いをしていたがパンターニのアタックが驚異的でアームストロング を除く選手は置いていかれた。パンターニとアームストロング。98年のチャンピオンと99年の チャンピオンの一騎打ちがこのモンバントゥーで繰り広げられた。ゴール勝負になると思われたが、 アームストロングがパンターニに敬意を表しステージ優勝を譲る。今年一番余波を残した事件だったろう。