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官舎の話
最初に新婚生活を送る場所って大事ですよね。よくお聞きする話ですが、官舎のオンボロさ、狭さなどに愕然とするということも多いみたいですね。
わたし自身も転勤族の娘ですが、長く住んでいたのは民間の社宅だったので、ちょっと官舎の独特の雰囲気には驚くことがあります。でも子どもの時に住んでいた社宅の隣が防衛庁の宿舎だったことがあり、官舎の暮らしの慎ましいのはよく分かっていました(笑)わたしは幸運にも、広くてきれいな、比較的新しいところに最初に入れました。だから気が弛んでしまって(^^;)
それでも驚くことは多かったです。
共同住宅の階段掃除というのは不文律というか暗黙の了解だと思っていたのですが、きちんと分担する箇所を指定されます。
それから、ゴミ捨て場の水洗い掃除当番。敷地内のゴミ拾いなども。
総出の敷地の草刈り。これは実家のマンションでもやっていたので特に驚きませんでしたけど。
宿舎でのバーベキューやらそうめん流し!など、様々なイベントが。引っ越し
ちょっとびっくりしたのは、転勤シーズンの、荷運びのお手伝いです。
今どきは梱包から荷運び、荷ほどきまで業者に依頼するおうちも多いようですが、基本はあくまで自分たちで。
つまり、旅費(引越費用を含む)があまり出ないので、職員が総出で手伝うのです。業者に依頼するのはトラック輸送の部分だけだったりします。
手伝いやトラックの出入りでにぎわう官舎を見ると、この人たちの日給は運送屋にくらべて高いのか、安いのか、と複雑な気持ちが……そうこうするうちに、結婚してから最初の転勤です。結婚したあとちゃんと荷物の整理をしていなかったので、狭くはなかったはずの我が家はものであふれています。
結婚をはさんで千册以上、2人で本を処分しました。でもまだ、それでは足りないみたい……引越2週間前まで仕事がやめられなかったので、働きながらの引越準備でした。どうしても片付かなくて、友人数人に荷造りを手伝ってもらい、最後には切り札の母の救援を仰ぎました。
引越のことで何より驚いたのが、荷物の紐掛け。
確かに荷物は運びやすくなるけど、手間が大変……
わたしも転勤族の娘なので引越は数限りなくしていますが、荷物に紐をかけるというのは見たことも聞いたこともありませんでした。
でも夫は紐も荷物に掛けていない家の引越を手伝うのはいやだ、と言い張って聞きません。
引越直前に手を腫らしながら紐を掛ける夫を見ると、大きな家具ならともかく、ぱっと運べるような小さい荷物ならいいじゃん、とか思ってしまいました(^^;)
まあ、わたしは大きい荷物は運べないんですけどね……しかし、手伝って下さる方はみなさんさすがに年期が入っていて、手際がいいのです。
紐もちゃんと機能しています(笑) 確かに、階数の上の方の引越なら、掛けてあった方がいいでしょうね。
あっという間に部屋はからっぽになり、わたしたちが一緒に住んだ最初の官舎をあとにすることになりました。※現在は職員の相互手伝いはほとんど無くなりました。でも引越費用の手当て(旅費)はまったく増えていません(^^ゞ
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