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work
what they do

 

夫は灯台守。
つまり海上保安官で、専門の仕事として灯台の保守管理などの仕事をしています。
この場合の灯台とは、白くて高くて光る建物のことだけではなくて、
「航路標識」全般のことを指す言葉です。
よくフネに乗る人(ブイ乗り)と乗らない人の二種類におおまかに分かれます。
以前夫はほとんど乗っていなかったようですが、
今は結構乗る仕事が多いらしくて。
実はあまりフネに強くないらしいのですが、
慣れと加齢でなんとかなっているそうな。
ブイの揺れは上下前後左右に加えて回転運動という、容赦ない独特なもので、
フネに強くても大変だそうです。
しょっちゅう飛び移らないといけないという、
ブイや岸壁などと、見回り船の間にはさまれて、
あわれぺちゃんこフェンダー(防舷物)にならないように、
影ながら毎日お祈りしております。

 

海上保安官ってどんな人?

思ったよりマリンスポーツを楽しんでいる人が少ないです。
夫はその理由を「自分が救助されたらまずいだろ」と説明します。
確かに、海難で救助される人の中にときどきいるらしい
「困ったちゃん」をたくさん見過ぎると、慎重になるのかも。
わたしたちも海で遊ぶ時は、あんまり冒険しないように気をつけています。

「海猿」でも言っていたけど、海上保安官が海で死んだらまずいでしょうね。

 

灯台守ってどんな人?

変わってる人率は高いみたいです。
夫はわたしの外遊びには喜んで付き合ってくれますが、
実際のところはあんまりアウトドアではなくて、
暇なら本を読んだりゲームをしたりとどちらかと言えばインドアなひと。
わたしと一緒でなければパチンコに行きたいそうです(笑)

夫のまわりの人の話をうかがってみても、
スキーや釣りにアクティブにお出かけを重ねる人はたくさんいます。

一人でいるのが苦にならない人は多いみたいですね。
灯台は少人数の滞在勤務もまだあるらしいし。
逆に結婚して家族を持つと子だくさんになるのは、
海上保安官全体に言えることかも……

 

お仕事のこと

警備救難のお仕事でフネに乗っている人にくらべれば、
「行動」とか「緊急出航」はないので生活は穏やかです。
当直は部署によって有無、周期などが違いますし、
基本的には平日9時〜5時(勤務時間はこれとは違います)のお仕事です。
ちなみに残業は多い仕事の種類だと思います。
何日も帰ってこられないお仕事をするフネの方は、
普段はある程度早く帰ってこられるようですけど、
夫はたいてい多かれ少なかれ残業です(笑)
まあ、職住近接ということもあって、
民間のハードに働いておられる一部の職種の方のように、いつも仕事で午前さま、
なんてことはないですけど。
でも灯台守でも都心で働いている人には長時間残業が多いと聞きます。
やっぱりお役人ですから……

ただし人員にあまり余裕がないこともあって、非番(当直明け)の時はもちろん、
お休みの時も、灯台やブイや機械に不都合があれば容赦なく呼び出されます。
件数こそ少ないですが、夜や荒天時の出動もあるようです。

お仕事ネタはこちら

 

「喜びも悲しみも幾歳月」

実は父のお気に入り映画でした。
わたしもこの映画の高峰秀子さんが大好きです。
これを見ていなかったら、灯台守と結婚することもなかったかも?
 とりあえず、全国を転々とする仕事、という大前提の理解には助けになりました。

時代と灯台守の生活を上手に描いた作品ですが、
まあ、今実際に仕事をしている灯台守とはそんなに関係ないです。
仕事の方法や場所、生活もずいぶん変わってしまっています。

「新・喜びと悲しみも幾歳月」は新しい分、官舎の話などが今風ですが、
逆に海上保安官全体の仕事の紹介になって、灯台守の仕事や生活そのものは少ないです。
北海道の点検業務の描写は結構リアルだったけど……

映画のくわしい話はこちら

 

灯台守の暮らし

「灯台」で暮らしている人はほとんどいません。
目の前に官舎がある灯台の航路標識事務所はありますけど。

家族を連れての無人島勤務はありません。
灯台での滞在業務はもう女島(7管)ぐらいだそうですし、
ロラン局の関係の離島滞在も人数が少なくなっているそうです。

クラシックなイメージの、偏屈なじいさんが一人で猫と灯台守、
というステロタイプはもうありません。というより日本にはもともとないようですが。

そういえば、宿舎がすぐ近くなのに、車で通勤する灯台守さんがいて、
その理由が「灯台までの通勤の道路の風があまりにも強いから」。
思わず納得です。
それでもって、その車もすぐに潮風で錆びちゃうんだろうなあ〜〜

 

海上保安官の人気

『実は女性記者には海保ってすごーく人気があるんだよ。
でも取材相手ってみんなおやじばっかりで「出会いがないなあ」って思っていたんだ。
○○海保や××海保、△管などと飲み会があったが、
ダンナさんのような活きのいいカツオやトビウオには会えなかったよ。』

 というのは、友人の新聞記者の弁。

 この話を夫にしたら、
「そんなばかな! でも本当ならそういうことは早く知りたかった」と言っていました(笑)

 といっても彼女の場合、出会いもなかったので「海猿」の世界のようにはならず、
同業の方と結婚したそうです。

 夫は前任地で警救当直に入った時に必ず夜中に電話してくるという
某放送局さんが大嫌いで(貴重な仮眠の時間に叩き起こされるから)、
これまたわたしの友人のテレビディレクター(全然別の場所で働いていて関係ないけど)が、
「いつも当番の時、某保安部に夜中に電話してます。ごめんなさい」と謝られていました(笑)

 

ちょっとだけ、灯台の話を……

 


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