邂逅 Kai-Koh

Soraの気まぐれメモです。

ドアの外で「おい!」という声が聞こえる。はじめは気にも留めないが、2度、3度と同じように聞こえてくる◆さすがに気になって、ドアの近くまで行く。「のぞき穴」から外の風景をのぞこうとして体を伸ばそうとしたとき、突然、「ガチャガチャ」と外からドアノブを回そうとする力がかかる◆一瞬、「なんだ?!」とひるむ。外の「奴」は、執拗にドアをこじ開けようと力をかける。恐怖で声がでなくなる。いったい、「奴」はなぜドアを無理矢理開けて入ってこようとしているのか◆しばらくすると、「奴」はドアノブを回すのをやめる。「あきらめたか」と一息つく。5秒ほどすると、今度はドアの向こうで金属音が「チャリチャリ」と鳴る◆なんだろう、と思ったその瞬間、外の鍵穴に鍵が入る音がする。そうか。「奴」は家のドアの鍵を探していたのだ! 我が家の鍵も持っている! 何だ? なぜなんた?◆と、そこで目が覚めた。夢だったのだ。気が付くと全身にジットリと寝汗をかいていた。こわかった気持ちとホッとした気持ち。心臓の鼓動は激しかった。

本来の用途とは別の用途で使っている便利なもの◆まだパソコンやワープロを使っていなかった高校時代。論文や宿題の作文などで長い文を書かなければならないとき、適切な漢字を使いたいのだけれど「あれ、どんな漢字だったっけ?」ということがよくあった。私は当時、広辞苑を愛用していたので、とても持ち歩くことは不可能であった◆ひらがなで書くのはかっこ悪い。でもその漢字がまったく思い浮かばない。よし、いっそのこと英語で書いてしまえ。そばにあった和英辞典でその言葉を引いてみる。アルファベット順にひらがなで書いてある和英辞典は、なんと、ひらがなの隣に正確な漢字が表記されているではないか。ここに気が付かなかった。それ以来私は、和英辞典を漢字辞典代わりに使っている◆カップラーメンが3分でできるのは、お湯がきちんと沸いていることが条件だ。しかし、電気ポットで沸かしてもガスで沸かしても意外と時間がかかるものである。量も多めに沸かさなければならなくて効率が悪い。こういうとき、コーヒーメーカーが便利だ。カップラーメンを1杯食べるだけの量のお湯が、ものの見事に瞬時にできる◆洗濯用漂白剤は食器の漂白にも有効だし、キーホルダーの変わりに携帯電話のストラップを使ってみたり、古いCDシングルはコースターとして使うとおしゃれだったりする。まだまだ発見できそうな代用品。何か知りませんか。


とにかくよく金縛りにあってしまう◆布団の中で突然目が覚める。だるい。からだの位置を変えたい。動こうとする。まったく体が動かない。最初にその状態がからだを襲ってきたときの、言い知れぬ恐怖は忘れられない◆目が覚める。「あ、金縛りだ」と分かる。今日は自分の両肩が誰かにぎゅっと押さえつけられている。枕元で子どもの声がしている。何を言っているかよく分からないが、はっきりとした子どもの声。肩を押さえているのはその子の手に違いない。その小さな手の感触が分かるのだ◆次第に子どもの声の数が枕元で増えてくる。すると、その子は肩を押さえつけるのをやめる。次に、私の体の上を小さな足の裏が歩き回り始める。ペタッ、ペタッ、とその子は私のからだの上を歩き始め、次第にそのスピードを速めながら足のほうへと進む◆つま先の方まで駆け足で駆け抜け、私のからだから足跡が離れる。するとすーっとからだが軽くなって、そこで金縛りから開放される。手足の末端が冷たくなっていて、額には冷や汗が◆疲れているときに金縛りは襲ってくるという。疲れないようにしたいものだが。


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