|
北陸城郭研究会では、城郭の縄張図をケバ方法で表します。ケバ方法というのは、城郭の郭の切岸を表現するときに斜面の方向に短い線を連ねる作図法です。中世城郭研究会が城郭の構造を記述するときの標準作図法としているもので、北陸城郭研究会もこれに準じて標準作図法としました。城郭の作図は、北陸城郭研究会の研究者のほとんどが歩測を用いています。この歩測と地形図を組み合わせて、土塁や空堀を歩き、城郭の縄張りを表します。歩測の利点は城内をすべて歩き回るので、城の全域を把握することができます。下図は、「越中の中世城郭 第2号」に所載された、佐伯哲也氏作成の富山県砺波市にある増山城の図面です。
|