英語勉強の軌跡

  1. 学生時代

    中学のときは英語の勉強といえば、文法ばっか勉強していた。英単語を覚えるとか、音読をするとかは後回しになっていた。成績はまずまずだったが、それも公立中学でまずまずだったというだけで、実際の実力は全然なかったのだろう。

    そんな中学時代のつけがいきなり高校入学と同時に現れる。中学時代は英語は予習しなくてもよかったのだが、高校になって予習をしてくることが義務付けられる。授業は先生に指名された生徒が指定された範囲を音読して訳すものだったが、予習をしてこないと当然怒られる。高校のときに使っていたのはクラウンだったが、これがまた難しい。さらに、リーダーの先生はよかったのだが、グラマーの先生がやる気がないばかりか教え方も最悪で、ぜんぜん分からなかったため、高校1年の1学期は英語の成績はまったく振るわずに終わる。(ただ、高校は合格ラインぎりぎりの成績で入学したため、ほかの教科もこの時期はあまり振るわなかった。)

    ただ、高校1年の2学期後半からは、予習をして授業に臨むというスタイルが定着してきたため、リーダーについては少しずつ調子を上げていった。ただ、グラマーについては先生が最悪だったため、沈黙状態が続く。塾にも通っていたが、それによって成績があがるということはなかった。(高2以降は塾での英語は取りやめる。)

    高校2年になり、リーダーもグラマーも先生が変わった。リーダーの先生は評判は悪かったが、個人的にはそれほど悪くないように思えた。グラマーは1年のときに比べたら天国であった。はじめはくすぶっていることもあったが、その後はコンスタントに平均点をとれるようになる。(当時は平均点で喜んでいた。)

    高2の終わりごろから、受験に向けての勉強が始まる。英語についてはとりあえず文法の勉強に力を注ぐ。(また文法かよ)

    高3になっていよいよ受験生となるのだが、文法以外の勉強のスタイルがあまり定まらなかった。いろいろ勉強法の本を読むが、これといった方法にはなかなかめぐりあわなかった。長文読解については、それまで学校のリーダーで実践していた駿台の故伊藤和夫先生が提唱していた方法で英語の文章を読んで分からない(知っている単語でも文脈から考えるとおかしい単語も含む)単語が出てきたらマーカーとかでチェックしておいて、その単語が載っているページの隅に英単語と日本語訳を書いておいて、それを覚えるという方法をとっていた。また、英文をすらすらと訳せるようになるまで音読する方法も学校のテスト勉強をするときにやっていて効果を実感していたので、それらの方法を継続していた。ただ、英単語を覚えることが質も量も不足していて、模試とかに出ていたすべての英文を音読しようとしていたので結局消化不良のまま、英語の偏差値は55ぐらいで苦手意識をもったまま滑り止めのつもりで受けた二流大学に合格(それも補欠で。でも今思えばその大学に行ってよかった。行ってよかった理由はまた別の機会で)してしまう。大学に入学する前の時期が暇だったので、受験生のとき気になっていたけど、どうせ消化不良になってしまうだろうと思って買わなかった「英語入門講義の実況中継」をやった。もし浪人していたら、英語は得意になっていただろうか。。。

    大学生のときは、授業以外では英語はほとんど勉強していなかったので割愛して、就職前に移ることにする。

  2. 就職前

    いろいろ波乱がありながらも就職が決まり、入社式の案内が郵送される。それをみると、入社式の後にTOEICがあるではないか!! TOEICは大学生のときにバイトしていた先輩が受験したけど散々な結果だったという話を聞いていたが、それを自分も受けることになるとは。。。 ということで、とりあえず試験があるからにはそれなりの対策を立てなければならないということで、TOEICの試験形式をそのままにした問題集1冊とTOEIC用の文法問題集(文法問題が好きなのは変わっていないのね)を1冊購入し、一通りやった。が、実際の点数は330点と惨敗。その時の新入社員29人の平均点が337点だったので、一通り勉強していたにもかかわらず、平均点を下回ってしまった!! ここから、僕の英語勉強(独学)の道のりが始まったといって過言ではない。

     

  3. 470点までの道のり

    とりあえず英語の勉強法の載っているホームページを片っ端からあたって、英語の勉強法の確立に努める。特に当時役に立ったのは、「最適英語学習法がわかるページ」で、それにならって「ジャパンタイムスで読む重大ニュース」を読み始める。やり方は学生時代と同じ方法。あとは、「山口英文法講義の実況中継」とか、DUOとか、TOEICテストスーパートレーニング(英文法・語法・正誤問題)とかを結構必死にやっていた。で、入社して約3年が経とうとしたころ、個人でTOEICを受験する。(毎年会社でやっていたのだがなぜかその年は会社ではやらなかったので、個人で大枚をはたいて受験した)

    で、受験の前はかなり自信があり「いままで結構勉強してきたので、これならすごい点数が取れるかも。周りのやつがアホに見えるぜ」とかなり高慢な考えをもっていたが、実際結果が来たら、ヒアリング200点、リーディング270点の合計470点だった。確かそのときの平均点がヒアリング270点、リーディング270点の合計540点ぐらいで、リーディングについては平均点だったものの、リスニングについては平均点を大幅に下回り、「こんなに勉強した俺がこんな点数だったのに、どーやって勉強したら平均点を取れるんだよー」とあいかわらず高慢な考えだった。

  4. 545点までの道のり

とはいっても他方では現実を謙虚に受け止め、せっかくいままで勉強してきたのだから、このまま終わってはいけないということで、ヒアリングの強化のためにNHKラジオ英会話をはじめる。当時のレベルから言えば基礎英語1〜3ぐらいのほうがよかったのだが、これらは再放送が夜の7時台と早くて仕事をもっている私は再放送が夜の10時台の英会話にするしかなかった。(朝早起きすればいいのだが6時台におきるのはちょっと苦しい)

ということで、ラジオ英会話を録音し始めるが、これをどう勉強したらよいのか悩んだ。ほかの人の英語勉強法のホームページやその類の本をみると、シャドーイング(スクリプトを見ないで、ネイティブの会話とか朗読に追っかけて発声すること)したとか、会話の内容を全部書き出したとか書いてあったので、実際やってみたが当時の私のレベルにはその勉強法はどうも合わなくてすぐに挫折した。

しばらくはヒアリングの勉強方法が確立しないまま、ただラジオを録音して通勤途中とかにきいているだけだったが、「もっと能動的に勉強しないといけない」と思い、テキストを見ながらラジオを録音したやつに合わせて音読するという方法を開発する(その後この方法を"NEO音読"と命名)。(もしかすると、誰かがやっていた方法を真似したのかもしれないが、記憶とは自分に都合のいいように変わってしまうものだから、私が開発したということにしておいて下さい。) その方法でしばらくやっていたら、すこしずつヒアリングできるようになってきた。ラジオから流れる英会話の一部の単語が聞き取れるようになり、それが少しの文が把握できるようになってきた。で、ヒアリングの勉強法としては、ラジオを録音してそれを何も見ずにとりあえず2、3回聞いて、それからボキャブラリーにある単語だけをテキストを見ながら聞き取り、次に日本語訳を見ながら英語を聞き取り、そのあとでテキストの英文を見ながらラジオを録音したやつと一緒にひたすら音読するというスタンスに定まる。

その方法で勉強して、入社3年と8ヵ月半のときに会社で受験したTOEICでヒアリング275点、リーディング270点の合計545点をとり会社から1万円をもらう。(550点を取ってれば、2万円もらえたが仕方ない)

英単語も少しずつではあるが覚えている。当初はDUOや英字新聞で知らない単語が出てきたらそれにしるしをつけておいてあとで単語の意味がすぐに出てくるまで何度も繰り返すという方法をとっていた(学生時代と同じ方法)が、その場で覚えてもほかのところでその単語の意味が分からないという状態が続き、書店でスーパーソニック方式の本を読んでからその方法に切り替える。ただ、純粋なスーパーソニック方式だと単に聞き流すだけであるが、そんな生半可なやりかたでは私のアホな頭には入らないため、英単語とその意味の間に1拍置いて録音し、再生するときはその1拍の間に自分で意味をいう方法に改良する。

近いうちにオーストラリアでの勉強法を載せる予定です。