8月29日
奈良美智さんの個展が横浜美術館で大きく行われているのでとても楽しみにしながら見に行った。
あの雰囲気の絵を作りだす人の作品が、公立の大きい美術館で行われる事はとてもすごい事らしい。
僕にとっては好きな絵描きさんの個展なのでそんな理由が無くてもその人の個展があって、それに僕が行けること自体すごいのですよ。
やっぱし大きいな〜!なんて思いながら内部に入るとちらほらおきゃくさんが居る。
そんなのおかまいなしに僕は奈良美智さんの作品に駆け寄りかぶりつくように作品に魅入られている。
はやい時間だったので人も少なく快適に見れていた、でもあとからきたお客さんが居なくなるまで同じ作品の前から
動かない僕の様は、はたからみると多分、おもちゃ売り場で母親に呼ばれても絶対に動かない子供のようにあほっぽかっただろう。
そんなことはおかまいなしにじぃ〜〜っと眺める。やっぱり良い。横浜美術館ありがとう。
結局2時間も張り付いていたのだが、さすがに集中力も切れたのでポストカードをしこたま買い込んで帰ることにする。
奈良美智展を離れようとする僕の後ろ髪を作品たちが引っ張る。
あれは絶対に僕の事を作品たちが必要としていたのだろう、ずっと後ろ髪ひっぱられつつ、多分数十本は抜けつつ美術館を出てきた。
作品たちに僕は愛されているのね。そんなありえない妄想を浮かべながら余韻に浸りつつ友達十数人で夕方から遊ぶ約束の待ち合わせ場所まで急いだのさ。
8月の終わり、書いていた事を全消去。
新しいサイト作りを始めてみる。
写真を載せようとしたが無理なので断念、画像も試みてみたが不可能。
なので早々に努力を諦め文章サイトに変更。根性なしと呼ばれても構わない。
だって根性無いんだもん。
詩もエッセイも今までとは違うスタイルでやりたいと思う。
まだ方向性は決めかねているのだが。
そういえば、最近僕の周りでは、アーティストのひよこ達がたくさん卵のからを破って出ようとしている。
ある人は本を出版し、ある人は某有名雑誌で絵を書き、ある人は、音楽でプロになった。
皆僕と同じ年代、絵を書いてる子に至ってはまだ中学生である。
早熟な天才達と言うべきか、青田刈りと言うべきか、
とりあえず見てると面白いので僕自身はその格好の観察対象を、大変興味深く眺めているのである。
たまに私も触発されて何かやりたい!なんて言う馬鹿な衝動に駆られるのだが、僕に出来るのは「ティーンエイジャーが語る現代の本音」
なんて言う本を出すくらいである。そんな仕事はいらんので、当然の如く却下させていただきました。
本当に人の心に届く程の素晴らしいものを作り出せている人間が、この中に居るんでしょうか?
浮いては消える世相の中でたまたま浮き出したんじゃなかろーか。
僕の年代で本当の意味で実力だけで上がってこれるやつはどれだけ居るんだろうか。
ま、10代である程度しゃべれるってだけで本を出せる御時世に実力も何もあったもんじゃないよな。
でも僕自身はあくまで本当に人の心に届く物を作りたいと切に願うのであります。
ま、やっぱり、その中学生だけは実力だよな。惚れ惚れするもん。