教壇初登場、イマセンの娘の
雅子です。数学教師のDNAを受け継ぎながら、計算は大の苦手。イマセンの授業もついていくのに必死です。マニアックな数の世界もいいけれど、イマセン高校、理系に偏りすぎだぞ、というわけで、たまには文系の授業を。イマセンの娘は中高の英語教師の免許を持っています。
英語が苦手、嫌いという人も多いと思いますが、語学はコミュニケーションの基本。受験が終わると「ベクトル」や「行列」や「サインコサイン」が役に立つ機会はぐんと減りますが、英語は地球で生きている限り出番があります。身につけておいて損はありません。どうせなら楽しく覚えたいものですね。いろんな「楽しみ方」がありますが、今日おすすめするのは、「語源」を楽しむ勉強法。英語の辞書を見ると、「ラテン語で○○○の意味」といった注釈がついていますが、ここは「へぇー」の宝庫。「へぇー」と思ったことは、記憶にしっかり刻まれて、なかなか忘れないものです。
たとえば
carnivalという単語はラテン語で「肉を絶つ」という意味。ラテン語で「肉」は
caroといいます。
carneという映画がありましたが、これはイタリア語とスペイン語で「肉」を表します。それがわかれば、テストで
carnalという知らない単語が出てきても、「肉を表す言葉かも」と想像がつきます。「肉欲的な、肉体の」といった意味で
carnal desiresとあれば「肉欲」でビンゴです。
carnivoreは「肉食動物」で、
carnivousは「肉食の」。その逆は
herbivore(草食動物)、
herbivous(草食の)。
herbは馴染み深い単語ですよね。
さて、
carnivalによく似た花の名前、思いつきませんか。母の日に贈る
carnation。花弁が肉の色に似ていることからこの名前がついたという説があります。もうひとつの語源説は、花冠に使われたというもの。
coronation(戴冠式)と確かによく似ています。冠はラテン語で
colona。英語では
crownですが、
corona(光冠)という単語もあります。日食のときにできる輪っかもコロナです。イタリア語とスペイン語では冠=
coronaで、フランス語では
couronne。みんなラテン語の兄弟です。こんな風に連想ゲーム方式で覚えていくと、英語だけじゃなくて語学全般が楽しくなってきませんか。
宿題:「イマセン高校」=Imasen High Schoolのschoolの語源を調べてみましょう。
いつも使っている辞書を開いて、答え探しをしてくださいね。学校はラテン語で何というのか。そこから転じてどんな単語が生まれているのか。前後の単語も眺めてみると、面白い発見があるはずです。