モスクワ交通事情

 

1. メトロの乗り方

  メトロに乗る際には、改札口の近くにあるカッサでキャッシュカードサイズの切符を購入します。

メトロの料金は距離に関わり無く、一律なので、切符を購入する際は、何回券が欲しいかだけを売り子に伝えます。

5回券から割引がありますが、この回数券は有効期限があるので、頻繁に乗らない方は少なめの回数券を購入することをお勧めします(筆者も何度も無駄にしているので・・)。

切符は改札口にある機械に通すと、裏に乗車記録が記載されます。よく改札に立っている駅員さん(女性)の前を切符も買わずに素通りしていく人達を見かけると思いますが、それはモスクワ在住の高齢者はメトロが無料なためです。くれぐれもついていかないように。

1回      5 ルーブル  
2回   10 ルーブル
5回   20 ルーブル
10回   35 ルーブル
20回   70 ルーブル
60回  150 ルーブル
1ヵ月定期券  160 ルーブル(但し学割アリ)

 

2.バス・トラレーブスの乗り方

 トラレーブスとは何ぞや。それはタイヤのついた路面電車と考えていただければ分かりやすいのでないでしょうか。

レールの上を走る路面電車はトランバイといいます。サンクトにはたくさん走っていますが、モスクワではごく一部の地域に限られているので、バス・トラレーブスの乗り方のみ記載します。

                   

                   ↑これがトラレーブス   ↑これがトランバイ        

バス・トラレーブスは同じ切符で乗ることができます。切符は、メトロ入口(地下)の近くで新聞屋さんやお花売りさん達に並んで、おばさんが座って売っています。宝くじ売りも同じような紙切れを売っているので、間違えないように。カラフルな紙切れを売っている方が宝くじ売りさんです。

 切符はバス・トラレーブスの運転手さんからも買うことができます。但し、この場合値段が1ルーブル高くなります。バスがバス停に泊まったら(運転中は売ってくれません。)、運転席の窓をトントンとノックすると窓をあけてくれます。そこですかさず枚数を告げてお金を渡します。その他、バスの場合、切符売りのおばさん(おねえさん)が乗っていることが多いです。

バス料金表

1回 3ルーブル
運転手から購入 4ルーブル

 切符を購入したら、バス・トラレーブスの壁に設置されている穴あけ機で切符に穴を空けます。バスの中で切符売りのおばさんから購入したときは、おばさんが紙をちぎって渡してくれるので、穴あけ機に入れる必要はありません。なんともいい加減な方法ですが、たまに私服警官が見回りをしているので、きちんと切符に穴を空けておいた方が身のためです。ちなみに見回りの時に穴のあいた切符を持っていないと、罰金10ルーブル(え、たいした金額じゃない?)の支払いを要求されます。経験的に、見回りは一時期に一斉に行われるようです。どこかで取り締まりの光景を見かけたら、向こう2・3週間は気をつけた方が良いと思います。バスから引きずり下ろされている乗客も見かけたことがあるので、罰金だけで済まない事もあるかもしれません。

3.路線タクシー(マルシュートカ)の乗り方

 バス停の辺りに沢山停まっているバン、それが路線タクシーです。外国人は敬遠しがちですが、慣れてしまえば急いでいるときなどとても便利。ぜひ活用してください。システムはいたって簡単。窓に張ってある番号がバスの路線と一致しており、同じルートをたどるということです。行きたい方角の路線タクシーを見つけたら、早速乗り込みましょう。それからお金を運転手に払います。狭いバンの中で動き回るのは周りの迷惑。お金を近くの乗客に渡せば、黙っていても運転手に手渡してくれます。おつりも同じルートをたどって手元に届きます。値段は一律同じ料金。地域によって差がありますが、バスよりちょっと高めです(我が家の近くでは6ルーブル)。車はある程度お客が入ると出発します。目的地にさしかかったら「アスタナビーチェ」と叫べばすぐ停めてくれます。目的地でタイミングよく叫ぶ自信がなければ、事前に運転手に何処でとめて欲しいと告げておくと良いでしょう。基本的に車が停泊するのは、バス停のところですが、ロシア人とかは自分の都合の良いところで車を停めさせてしまってます。これができたらかなり便利ですよね。駅前以外の場所で路線タクシーをつかまえたければ、タクシーの要領で手を横にあげます。

4.タクシーの乗り方

 タクシーに乗るのはちょっと上級編。というのは、タクシーに乗る際に最初に料金交渉をしなければならないからです。タクシーの捕まえ方は日本と同じ。道端で手をあげればどこからともなく車が集まってきます。(日本では皆肩より上に手をあげていますが、こちらでは肩と平行、ないしちょっと斜め下に手を上げています。)

 タクシーが止まったら、運転手に行き先と希望の料金を告げます(運転手から先に料金を言ってくることは稀です。)。空港、鉄道駅(バクザール)、観光地近辺は高い料金をふっかけてきます。そういうときは、少し離れたところでタクシーを探すと普通の料金で乗ることができます。タクシーに賢く乗るには、とにかく「相場」を知ることだと思います。そのためには、とにかく回数当たってみることです。2・3回タクシーをやり過ごすうちに、だいたい相場が読めてくるものです。

 参考までに経験上のタクシー料金を書いてみます。

   ユーゴザーパットナヤ→アルバート:80〜100ルーブル

   ロシア外務省→赤の広場;30〜50ルーブル

   プーシキン広場→アルバート:50ルーブル

 その他、電話でタクシーを予約することもできます。モスクワには山ほどタクシー会社はありますが、参考までに私の利用したことのあるタクシー会社を紹介します。

クラスナヤ・ゴールカ tel: 381−2746

  自宅前まで迎えにきてくれます。料金は1時間150ル−ブル(1時間15分を超えると2時間とみなされ、2倍の料金がとられます。)シェレメティボ空港までは、時間に関係なく360ルーブルでした。

 Q:空港−モスクワ市内のタクシー料金は?

  シェレメティボ空港に降り立つと「タクシー?」「タクシー?」と次々と声をかけられますが、彼らはとても高い値段をふっかけてきます。交渉次第で500ルーブル位まで下がるので頑張りましょう。市内⇒空港は市内でタクシーを乗るのと殆ど変わらない料金で行けます。ユーゴザーパトからは200ルーブルでした。