書籍名 ステッセルのピアノ
著者 五木寛之 価格 1700円
出版社 文芸春秋 発売日 1993年8月
内容 金沢の女子大にある1台の古いピアノが実は野木将軍から贈られたロシア将軍ステッセル夫人愛用のピアノだった。
評価 ★★
書籍名 競馬無宿
著者 寺山修二 価格 1230円
出版社 新書館 発売日 1990年4月
内容 寺山修二競馬エッセイシリーズ、ハイセイコーは百万人のファンが作り出した虚構に過ぎなかったのか?ハイセイコ敗れたり他
評価 ★★★
書籍名 イーストサイド、ワルツ
著者 小林信彦 価格 1300円
出版社 毎日新聞社 発売日 1994年3月
内容 これは東京の山の手の男と下町育ちの女の物語りである。男と女のあいだは隅田川という川が流れている
評価 ★★
書籍名 湾岸馬賊
著者 大鶴義丹 価格 1000円
出版社 集英社 発売日 1991年9月
内容 最強のスカイライン、ルーフポルシェ、Z、誰がつけたかは知らないが自分たちが「湾岸馬賊」と呼ばれていた。
評価
書籍名 ヘミングウエイごっこ
著者 ジョーホールドマン 価格 1500円
出版社 福武書店 発売日 1991年9月
内容 消失したヘミングウエイ作品の贋作で一儲けしよういう悪巧みにパラレルワールドの幻想をからめたSFコメデイ
評価
書籍名 ダックコール
著者 稲見一良 価格 1400円
出版社 早川書房 発売日 1991年2月
内容 男達と野鳥の関わりを描く6つの物語、これらの物語りに共通するのは、どの話にも野鳥が生き生きと飛翔していることである。
評価 ★★★
書籍名 Meet The Beatles
著者 小林信彦 価格 1200円
出版社 新潮社 発売日 1991年9月
内容 1966年ビートルズ来日その時、ポールマッカートニー暗殺計画が進行していた、ビートルズ来日時の東京の(発熱状態の人々の生態)を描く
評価
書籍名 ソフィアの歌
著者 五木寛之 価格 1300円
出版社 新潮社 発売日 1994年6月
内容 大黒屋光太夫が難破漂流してロシアに渡り数奇な運命の手にもて遊ばれながら日本に持ち帰ったロシアの歌「ソフィアの歌」の原曲を探してサンクトペテルブルグへ
評価 ★★
書籍名 ヘミングウエイのスーツケース
著者 マクドナルド・ハリス 価格 2000円
出版社 新潮社 発売日 1991年9月
内容 ニルス・フレデリックはある日息子のアランにワープロの原稿を見せる。それはヘミングウエイ書いたものとしか思えない「短所」であった。
評価
書籍名 こころから・言葉へ
著者 北山修・吉本隆明 価格 1400円
出版社 弘文堂 発売日 1993年
内容 精神科医 北山修(もとフォーククルセイダース)と評論家吉本隆明の対論集「精神の起源をめぐって」「タブーの構造」「世代を超えて」
評価 ★★
書籍名 シルバータワー
著者 デイル・ブラウン 価格 2000円
出版社 早川書房 発売日 1989年12月
内容 ソ連、イランに侵攻す!ソ連軍は電撃的な攻撃により、アメリカ軍を圧倒、その時アメリカ側は「シルバータワー」の異名を持つ「アームストロング宇宙ステーション」の高性能レーダーで反撃を開始、劣勢に立たされたソ連軍はシルバータワーの破壊に乗り出す。
評価 ★★
書籍名 ガンロッカーのある書斎
著者 稲見一良 価格 1400円
出版社 角川書店 発売日 1994年10月
内容 銃器・ハードボイルド小説・アウトドア物・狩猟・等著者の自然を深く愛し、豊富な狩猟経験から、書評、映画評のエッセイ集
評価 ★★★
書籍名 スペクターの逆襲(新ジェイムスボンドシリーズ)
著者 ジョン・ガードナー 価格 1300円
出版社 文芸春秋 発売日 1983年
内容 イアン・フレミング亡き後、新しい語り部、ジョン・ガードナーの口を借りて1981年イギリス情報部の誇るエース、エージェント007ことジェイムス・ボンドが小説の世界に蘇った。
評価
書籍名 戦闘機チータの追撃
著者 デイル・ブラウン 価格 1800円
出版社 早川書房 発売日 1991年9月
内容 科学技術の粋を結集した最新戦闘機XF34Aドリームスター、コンピュータと頭脳が一体化して飛ぶ、高機動性能をそなえた夢の戦闘機である、ドリームスターには専属テストパイロットがいた。だがかれはKGBが送り込んだ長期潜入工作員マラクロフ大佐だった。その彼に今新たな指令が下った。ドリームスターを奪取せよ!
評価 ★★
書籍名 青春デンデケデケデケ
著者 粟原すなお 価格 1200円
出版社 河出書房 発売日 1991年1月
内容 1960年代四国香川県の高校生がロックに憧れバンドを結成、60年代を背景に繰り広げる青春グラフィテイ
評価 ★★
書籍名 <大天使>作戦を撃滅せよ
著者 ニック・クック 価格 1500円
出版社 早川書房 発売日 1991年
内容 ナチ・ドイツの崩壊を目前にした1945年ベルリンに迫るソビエト軍のなかに密かに<大天使>作戦なる計画をたくらむ者たちがいた。それはソビエト軍による英、米軍の撃破と全ヨーロッパを席巻する極秘作戦だった。作戦の計画文書を手に入れた英国はドイツの最新鋭機を使ってソ連の企みを撃破するため<守護天使>作戦を発動する。
評価 ★★
書籍名 ゼロの伝説
著者 加藤寛一郎 価格 1800円
出版社 講談社 発売日 1995年11月
内容 ゼロ戦が現代の戦闘機と戦ったらどうなるか、新型航空機開発協会は、現代の航空技術の粋を極め極秘裏にゼロ戦の開発を開始する。
評価 ★★★
書籍名 猟犬探偵
著者 稲見一良 価格 1300円
出版社 新潮社 発売日 1994年5月
内容 失踪した猟犬を専門に探す猟犬探偵竜門の活躍。1994年に他界した稲見一良のオムニバス
評価 ★★★
書籍名 戒厳指令
著者 スチーブ・ピーツエニク 価格 1800円
出版社 TBSブリタニカ 発売日 1994年8月
内容 2001年ドイツののどかな田舎町で軍事衝突、両国は一触即発の危機へと突き進んでいく。国務省東アジア・太平洋担当副次官補デセイ・クラークはにわかに高まった戦争の危機と同僚の死の背後にきな臭い陰謀の匂いをかぎつける。
評価
書籍名 ふくろうの朝
著者 西木正明 価格 1600円
出版社 文芸春秋 発売日 1996年7月
内容 戦時中、山本五十六の意を体して武人としては必ずしも華やかな戦場とはいえない秘密戦の舞台で祖国の為に懸命に戦って、異郷の山中で果てた海軍軍人光延東洋について様々な人の証言をもとにその死にいたる秘密を解き明かしてゆく。
評価 ★★★
書籍名 海と風のグッドニュース
著者 片岡義男 価格 1500円
出版社 マリン企画 1995年 4月
内容 海とサーフィンをテーマに男と女の出会いをフィクション・イン・フィクションの形式で描く短編集・水平線に時を刻む・波が呼ぶんだよ・海をもらった人
評価 ★★
書籍名 花見川のハック
著者 稲見一良 価格 1400円
出版社 角川書店 発売日 1994年7月
内容 ハックの名は服部初駆、十歳の少年である花見川に秘密の隠れ家と筏を持つハックは、はみ出し者だ、担任の教師に言わせると、手のつけられないワルだ。京都のおばあちゃんから送られた不思議な加茂ナスと一人ぼっちの少女アヤメとの不思議な冒険物語・・・・外11編
この花見川は千葉市に流れる花見川だと思うんだけど
評価 ★★★
書籍名 宮崎駿の雑学ノート
著者 宮崎駿 価格 2300円
出版社 大日本絵画 発売日 1992年2月
内容 知られざる巨人の末裔(ユンカースG38)ボストニア王国空軍史より。多砲塔の出番(ボストニア王国陸軍超重戦車VSB−2)。九州上空重轟機(マーチン139W)。高射砲塔 特設空母安松丸物語り(96式艦攻)外面白いのがいっぱい
評価 ★★★
書籍名 最後の遭遇
著者 柘植久慶 価格 700円
出版社 徳間書店 発売日
内容 第二次大戦末期、南の島で繰り広げられたこの無名の死闘も又栄光と悲惨を十分に伝えるものだといえよう・・・・彼等は、それぞれたった一人の生き残りだった。山村一等兵は38式狙撃銃、ブラウン二等兵はM−1C狙撃銃、弾数に限りがあり、援軍も期待できない、密林の灼熱のなか、彼等は、ただ生き残ることだけのために、お互いの命を標的にした
評価 ★★★
書籍名 ダブル・オーバック
著者 稲見一良 価格
出版社 大陸書房 発売日
内容 一丁のポンプ式ショットガンをめぐるオムニバス形式のハードボイルド小説。稲見アクション珠玉の一編。
評価 ★★★
書籍名 ソーザップ
著者 稲見一良 価格 1300円
出版社 大陸書房 発売日 1990年1月
内容 さて、この「ソーザップ」は狩猟小説であり、また決闘小説である。山の中で自ら狩って食わなければならないサバイバルな状況下で、男同士が命を賭け一対一の真剣勝負をくりひろげる、マンハントのもの語りである。「あとがき」より
評価 ★★★
書籍名 再会
著者 北方謙三 価格 1400円
出版社 幻冬社 発売日 1995年5月
内容 ストレートグラス、昔と同じ手つきで、西江はバーボンを注いだ。佐々木は、それを口に放り込んだ。喉から、胃にかけて灼けた感じが広がった。この8年、滅多ににウイスキーなど飲まなかった。夕食前の一本のビール、それを、自分の習慣にしたのだ。「変わらんな。酒の味も変わらん」と言うと、西江はちょっと悲しげな顔をし、口もとだけで笑った。
評価 ★★
書籍名 八王子のレッド・ツエッペリン
著者 木根尚登 価格 1300円
出版社 角川書店 発売日 1996年1月
内容 学生運動に乗り遅れた世代であり、新人類には早過ぎた世代でもある僕の70年代とは、ある意味ではとても“宙ぶらりん”な時間だった。音楽でプロをめざすしアマチュアという身分証明書をもてない立場であったことも影響しているかもしれない。
評価 ★★
書籍名 神の鉄槌
著者 アーサー・C・クラーク 価格 1700円
出版社 早川書房 発売日 1995年12月
内容 西暦2109年太陽に接近しつつある小惑星があった。この天体は約240日後に地球に衝突することが判明する。この危機に際して地球は。最新鋭のマスドライバーを搭載した宇宙船(ゴライアス)に特殊任務を命じ小惑星カーリーへ派遣した。
評価 ★★
書籍名 ユンカース・カム・ヒア
著者 木根尚登 価格 1240円
出版社 CBSソニー出版 発売日 1990年
内容 僕はこの「ユンカース・カムヒア」を書着始めるにあたって。映画・ビデオ・小説と、ありとあらゆる犬物語りを見た。しかし、僕が求めているところの作品は見当たらなかった。もちろん「犬がしゃべる」などという設定自体、無理があったのかもしれない。でも僕はあえてそこに夢を託すことにした。(あとがきより)
評価 ★★
書籍名 ムーンリバーの向こう側
著者 小林信彦 価格
出版社 新潮社 発売日 1995年9月
内容 「母にとって、ムーン・リバーは大川のことだったみたい。幼い私にあの歌を聞かせながら、川の向こう側に幸せがあるのよ、とよくつぶやいていた」隅田川がムーン・リバーだという前提が、僕には呑み込みがたかった。「母は川の向こう側を知らずに死んでしまったの。・・・・・
評価 ★★
書籍名 夢暦  長崎奉行
著者 市川森一 価格 1500円
出版社 光文社 発売日 1996年4月
内容 遠山金四郎の父影晋が長崎奉行として任地に赴く、そこでは長年薩摩藩の藩ぐるみで横行する抜けにの実態、さらにそれに与する将軍御側御用人衆、水野忠成の率いる公儀お庭番の陰謀。このように風雲急を告げる長崎で19歳の遠山金四郎、父影との確執を乗り越えて事件に挑む。
評価 ★★
書籍名 頭上の脅威
著者 デイル・ブラウン 価格 2600円
出版社 早川書房 発売日 1996年6月
内容 国際テロリスト、カゾーは武器取引の最中連邦捜査官の急襲を受けその逃亡の途中サンフランシスコ国際空港を爆撃、これをきっかけにカゾーは第二、第三の空港襲撃を実行、相次ぐ大惨事の恐怖に全米はパニックに陥る、これに対し、大統領の意を受けた元沿岸警備隊管区司令官ハード・キャッスルは防空体制の再整備に乗り出した。
評価 ★★
書籍名 人生模様
著者 片岡義雄 価格 1200円
出版社 東京書籍 発売日 1995年3月
内容 横浜にある「テネシーワルツのある店」を舞台に男女の出会いをオムニバスで描く「八月の上半身」「アメリカの青い空」「思い出の12号埠頭」「白いコンバースの十月」
評価 ★★★
書籍名 ゆるやかな絆
著者 大江健三郎 価格 1600円
出版社 講談社 発売日 1996年4月
内容 それはゆったりしたロープのようで、いつもは下向きに垂れている。しかし必要なときには、どちらかがそれをわづかにひっぱって相手に自分の方へやってきてもらう。あるいはロープを手探りしつつ、先方に近づいていく。・・・・そういうゆるやかな絆に結ばれた家族を、現在の僕は喜ばしいものに想像する。
評価 ★★★
書籍名 赤い靴伝説(横浜物語り)
著者 阿木耀子 価格 1400円
出版社 集英社 発売日 1995年7月
内容 チャイナタウンを舞台にネイビー相手の売春婦の少女と中華街のコックの少年の物語り・・・・少女の姿がチャイナタウンから消えた。ただそれだけだ。犯人は未だに捕まっていない。外「外人墓地」「港町シャンソン」「本牧プッシーキャット」
評価 ★★
書籍名 審判の日
著者 五十嵐均 価格 1500円
出版社 角川書店 発売日 1996年3月
内容 弁護士デビット・リードはクリスと名乗る不思議な青年に出会う。彼はその後、現世に再臨したキリストとして「聖再臨協会」の教主となってゆく。その頃イスラエルのガリラヤ湖畔で2000年前のイエス・キリストの髪の毛が発掘されるさらにこの髪の毛遺伝子を分析した結果は神の遺伝子と言うべき不思議なものだった。驚くべきことにこの遺伝子はクリスの遺伝子とまったく同じものだった。そしてついに審判の日が。
評価 ★★
書籍名 手塚冶虫はどこにいる
著者 夏目房之助 価格 1250円
出版社 筑摩書房 発売日 1992年6月
内容 手塚冶虫の〈思想〉は滅びたのだろうか?たとえばぼくの中には手塚マンガによって血肉化されてしまった。〈生〉の視線がある。それは、今生きている〈人間〉の側からものをみるようにと、繰り返し僕を引き戻す。〈エコロジー〉や〈神秘主義〉のユートピアに対する解毒剤になっているのは、どうやら僕のなかでは〈手塚冶虫〉なのである。それは戦後思想が生んだ重要な指標であることをやめていない。
評価 ★★
書籍名 ベルリン飛行指令
著者 佐々木譲 価格 1300円
出版社 新潮社 発売日 1996年10月
内容 ドイツが入手した日本の最新鋭戦闘機のデータは、まさに驚愕に価した。ほどなく二人のパイロットに極秘指令が下る。ゼロ戦駆ってベルリンへ飛べ・・・・
日米関係が風雲急を告げる昭和十五年、英国情報網をかいくぐって・ベトナム・インド・イラク・トルコそしてベルリンへ銀翼が乱気流を切り進む・・・・。
評価 ★★
書籍名 ビオロンのため息の
著者 五十嵐均 価格 1400円
出版社 角川書店 発売日 1994年5月
内容 1943年6月ノルマンデイ上陸作戦直前ヨーロッパ大陸進出を狙うスターリンは連合軍のノルマンデイー上陸作戦の情報をドイツ側に流すべくGRUを通じ画策を始める。舞台は日本の軽井沢に移りドイツ大使館員ハンス・ツバイクがその情報を受け取る、その場所は前駐日オランダ大使伏見莞二の軽井沢の別荘そして伏見敦子は50年の歳月を超える愛を誓うハンスと出会う・・・・ついに運命の6月2日Dデイの日はくる。
評価 ★★
書籍名 ヒュウガ・ウイルス(5分後の世界U)
著者 村上龍 価格 1500円
出版社 幻冬社 発売日 1996年5月
内容 5分のズレで現われた、もう一つの日本・・・・。人口26万に激減した日本国は地下に建国された。
分割統治後の日本本土に駐留する連合軍相手に、高度のゲリラ戦を続ける日本国軍兵士たち。フリーランスのカメラマンキャサリン・コウリーはふとしたことから日本国軍極秘細菌戦取材することになる。
評価 ★★
書籍名 ジャンキー・ジャンクション
著者 谷甲州 価格 1500円
出版社 徳間書店 発売日 1996年3月
内容 不思議な運命のいたずらで筧井宏は、アメリカ人マックスとイギリス人二人ジョージとデニスそして日本人由紀との5人による北インドにあるバジュラカン登頂を目指す国際隊に参加する。ベースキャンプで事故直後の不思議な幻覚を見る、その直後由紀が突然ヒステリーを起こす、種々の不安を抱きながら我々はベースキャンプを後にする。
ヒマラヤ登山という極限状況の中で人々の深層心理の戦いそして運命は避けられないのか。
評価 ★★
書籍名 オホーツク諜報船
著者 西木正明 価格 1100円
出版社 角川書店 発売日 1980年7月
内容 レポ船、それはソ連国境警備隊に日本の情報を流し、見返りに豊富な漁獲を黙認してもらう漁船のことである。つまり、極端にいえば、スパイ行為によって金を得る売国奴なのだ。日本の公安の執拗な探索をたくみにかわし、レポ活動に走る船は絶えない。なぜ危険を冒し、彼等はオホーツクの海へ乗り出して行くのか?それには、やむおえない事情がある。専管水域がある為、彼等は常に不漁に悩み、無理をすればソ連の警備艇に拿捕されて何年も抑留されることになる。切羽つまった彼等には、売国行為に逡巡している余裕などないのだ。現実に、レポ活動で莫大な富を築き、“帝王”の異名で呼ばれている者さえいる。うまくやれば儲かる。彼等は第二、第三の帝王を目指して、危険を顧みずレポに走る。これはその中の一隻第十二北斗丸の波乱に満ちた活動の顛末を描いた物語り。
評価 ★★★
書籍名 チャーチルの陰謀
著者 テッド・オールビューリー 価格 1800円
出版社 朝日新聞社 発売日 1993年4月
内容 「チャーチルは裏切り者だったか?」戦争勃発とともに「イギリス特別諜報機関」SOEに入隊し、パリ西南でスコルピオというレジスタンスの組織を指揮するフランス育ちのイギリス青年マクリーンが主人公である。マクリーンは与えられた任務を着実に果たしてゆくが、ある日突然ロンドンに呼ばれ直接命令を受ける。それは、43年9月に予定しているイギリス軍の上陸に備えて、フランス国内で蜂起せよというものだった。マクリーンは命をかけて行動をおこすが、ドイツ軍の急襲を受け、メンバー全員が逮捕され、アウシュビッツに送られる。誰かが組織を裏切ったことは確実だった。戦後SIS(イギリス秘密情報部9から真相調査を命じられた情報部員チャップマンはチャーチルの日記などから手掛かりをつかもうとするが、肝心の記録が破棄されている・・・・そしてチャップマン自身にも陰謀の黒い影が・・・・
評価 ★★
書籍名 2010年の殺人
著者 五十嵐均 価格 1600円
出版社 角川書店 発売日 1995年10月
内容 2010年3月ー。
連立与党の一翼を担う綿木は癌に冒されていた。限られた余命、しかし政治課題は山積みしている。そこにある話しが持ち込まれた。記憶の転写が可能であると、・・・・それは永遠の生命を得ることなのだ。綿木は自分の記憶を受けてくれる青年秘書泊に全てをまかせた。移植は成功し、同一記憶を持つ二人の男が誕生した。その日から記憶を共有する男達の人生が始まり、一日ごとに二人の間の亀裂は深まっていった。人が人であるべき存在理由はどこにあるのか?
評価 ★★
書籍名 宇宙人フライデー
著者 レックス・ゴードン 価格 1500円
出版社 小学館 発売日 1996年6月
内容 火星に不時着した実験ロケット、ひとり生き残った男は不毛の砂漠で生き抜こうと決意した。「水は?」「酸素は?」「食料は?」絶望の日々の向こうに見えるものは・・・・・
ついに遭遇した宇宙人は・・・・光で意思を伝える生物だった「おまえががんばっているのは、その体に欠けている強さや快適さを補うためだとばかりおもっていたよ。おまえみたいのが、もう大勢いいるんだろうね。それぞれが弱さを感じていて、自分はいったいなんなのか何処へ向かっているのか、わからずにいるんだ。強さが欲しいのは、自分が弱くて自信が持てないから。知識を求めるのは、知らないことだらけだから。宇宙を征服したいと思うのは、宇宙がこんなに広大で、おまえがこんなにちっぽけだから。おまえはいつもこう考えている。もう少し知識があったら、もうすこしさきまで行けたら、そしたら自分の本質をかえるような神秘に遭遇するだろうって。でも、本質はそのままでかわらないんだよ。自分から変えようとしないとね。」
評価 ★★★
書籍名 血の権利「Blood Lights」
著者 マイク・フィリップス 価格 1600円
出版社 早川書房 発売日 1990年7月
内容 サムソン・デイーンはロンドンで働く黒人のフリーランス・ジャーナリスト。彼に保守党大物政治家ベイカーの娘バージニアの捜索依頼が舞い込む、娘の失踪には謎の黒人青年が絡んでいた。両親から突然捜査中止を言い渡されるが一人で捜査を続けると決めたサムは、黒人青年ロイの過去を追ってマンチェスターへ、そして娘の現在を追ってロンドンの裏通りへ・・・・。麻薬・売春・暴力と犯罪に満ちたロンドンの夜の世界から、若い二人を連れ戻せるだろうか?イギリス現代社会の人種差別をベースに差別する側、される側、人間一人ひとりが抱える悩み痛みに注目しドラマはは展開していく。
評価 ★★
書籍名 蒼穹の軌道爆撃隊
著者 谷甲州 価格 750円
出版社 中央公論社 発売日 1993年7月
内容 軍を退役した往還機パイロット、ハスミ大佐のもとに奇妙な女性の依頼が舞い込んだ。ヒマラヤで遭難した夫の遺体をシャトルで探すというのだ。そんなことは不可能だ・・・・訝しく思いつつ高額の報酬に惹かれ、ハスミ大佐は愛機イントレピットUを発進させた。だが、離陸直後に対空ミサイルを浴び、かろうじて軌道に到達するや「撃墜する」という不気味な警告が・・・・。地球周回軌道を狙う超兵器とは何か?謎の女の正体とは?無敵のシャトルパイロット・ハスミ大佐の活躍を描く近未来航空冒険小説
評価 ★★
書籍名 東京青年
著者 片岡義雄 価格 1600円
出版社 早川書房 発売日 1996年7月
内容 1957年に17歳あるいは18歳だった二人の少年たちが、それぞれに年上の女性の本能的に正しい導きを得て、自分たちの進むべき出発点を発見していく、という物語りがこの小説です。1960年代の東京・・・下北沢を舞台にヨシオと美人たちが織り成すドラマ。
評価 ★★
書籍名 少年期
著者 高橋三千綱 価格 1300円
出版社 集英社 発売日 1992年10月
内容 その父が死んだあとで、唐突に「勇」の姿が脳裏に蘇った。彼は花の香りが匂うような少女を前に立ち尽くし、はにかんでいた。・・・・それまで、女の子によって自分の人生が左右されることはありえない、と自負していた少年が魅惑的で怪しげなものを女の子の上に見出すようになって、彼はとほうもない背信が自らの内に潜んでいるのを感じ、それが思いもかけない少女の慈悲によって救われることがあることも、また知ったのである。   あとがきより
評価 ★★
書籍名 バビロンの影
著者 デイビット・メイスン 価格 1800円
出版社 早川書房 発売日 1994年8月
内容 某大臣がイラク大統領サダムフセイン暗殺を計画、イギリス財界の大物を通じて、警備会社社長であり元イギリス特殊舟艇部隊将校だったエド・ハワードに実行が依頼される。ハワードは元特殊部隊員と射撃の名手を呼び集めてチームを編集する。チームは各自いろいろな経路でサウジアラビアに入国し、いよいよチームが二台の車に分乗してイラク領内に入ったところで、アメリカの国家偵察局が偵察衛星でその動きを捉えて追尾を開始する。アメリカ・イギリス大国の思惑のなかでチームはサダム暗殺に向けて知略を尽くし突き進んでいく、作戦の精密さ巧妙さ全編スリルとサスペンスの一遍。
評価 ★★★
書籍名 芝居せんべい
著者 村松友視 価格 1500円
出版社 文芸春秋 発売日 1994年7月
内容 時は平成、所は深川門前仲町、そこには黙阿彌もどきの人物を配して、シェーカー振ってみたらいったいどんな色のカクテルが誕生するか。木場の運河のひとつ大横川にかかる石島橋にかかる石島橋のたもとにある酒場「茜屋」を舞台に主人公元治ことインテリゲンチャン茜屋常連の六さん、清さん、隠岐島からきたカモメらが織り成す一筋縄ではいかない「関係」を門前仲町の風景のなかで描く中篇
評価 ★★
書籍名 東京シックブルース
著者 芦原すなお 価格 1800円
出版社 集英社 発売日 1996年9月
内容 1968年東京の私立大学文学部に入学した葉上容一はベテランの一年生なる向井と会う。その日のうちに学園紛争の洗礼を受ける、そして70年代を吹き荒れる大学紛争のなか、友人・恋愛・大学さまざまなかかわりあいを経て人間を見つめてゆく。父の言葉「自然に生きる」の答えを探して青春の彷徨が続く
評価 ★★
書籍名 新緑の風にゆられて
著者 常磐新平 価格 1400円
出版社 講談社 発売日 1992年4月
内容 森山はテーブルにおいた本をまた手にとって、ページを開いて活字を追い始めた。一時間以上待って、彼女がこなければ、この情事は終わったものとみてもいい。もともと無理な関係なのだ、中川鞆枝には夫がいて、森山には妻と娘がいる。二人とも先のことをまだ考えていなかった。こうして始まった二人の関係はあてもなく続いていく、二人の愛に終わりはくるのか。
評価 ★★
書籍名 オンザテイ
著者 高橋三千綱 価格 1300円
出版社 講談社 発売日 1991年4月
内容 ゴルフに関する話は、昔も今も、スコアアップのためのスイング論であり、それを体得するまでの努力と挫折の語りで満載されています。なにか本質的なものが欠けている。それはスコアより大事な「心」であり、ゴルフを、そして、ともにゴルフを楽しむ仲間への友情である。そこに外国人には味わえない、日本的な叙情を織り込めば、作品として成り立つはずだと考えたのです。
評価 ★★
書籍名 すべてがFになる
著者 森博嗣 価格 880円
出版社 講談社 発売日 1996年4月
内容 14歳の時両親殺害の罪に問われ、外界との交流を拒んで孤島の研究室に閉じこもった天才工学博士、真賀田四季、教え子の西之園萌絵とともに、島を訪ねたN大学工学部助教授犀川創平は一週間、外部との交信を断っていた博士の部屋へ入ろうとした。その瞬間、進み出てきたのはウエデイングドレスを着た女の死体。そして、部屋に残されていたコンピュータのデイスプレイに記されていたのは「すべてがFになる」という意味不明の言葉だった。コンピューターとネットワークの特性を利用した三重密室殺人事件、果たしてコンピューターの仕組んだトリックとは。
評価 ★★
書籍名 大往生
著者 永六輔 価格 580円
出版社 岩波書店 発売日 1994年3月
内容 この本は、亡き父永忠順にささげる。父は死に、僕も死ぬ。この本を読んでくださる。あなたも死ぬ。死なないわけには行かない。「ただ死ぬのは簡単なんだ。死んで見せなきゃ意味がないよ」「ターミナルケアが医療の一部になった、なんて言っているようじゃだめです。ターミナルケアの一部に医療があるべきなんです」「生まれてきたように死んで行きたい」これは賀原夏子さんの言葉
評価 ★★★
書籍名 彼の後輪が滑った
著者 片岡義男 価格 2200円
出版社 太田出版 発売日 1996年2月
内容 ライダーは、空間の中へ飛び込む。オートバイにまたがっている緊張感によって鋭く繊細にみがきをかけられた彼の感覚は、スピードが自分のほうにたぐりよせて自分にぶつけてよこす空間のあらゆる要素に触れ、それをうけとめ、自分の内部にためこんでいく。走るライダーは、空間をかたっぱしから自分のものにし、かっさらっていく。風や陽射し、空気の香りを、広い空間のなかから自分にひきよせ、自分のスピードによって凝縮させ、自分の感覚に同化させていく。(本文より)
評価 ★★★
書籍名 蓬莱
著者 今野敏 価格 1700円
出版社 講談社 発売日 1994年7月
内容 ファミコンソフト制作会社「ワタセ・ワークス」社長渡瀬はスーパーファミコン用ゲームソフト「蓬莱」の発売を中止するようヤクザ風の男に脅しをかけられる。その翌日「蓬莱」の製作にあたった社員大木が不審な事故死をとげる。渡瀬は大木の死は殺人と感じ、その背後に政治家本郷征太郎の動きを察知する。その鍵はすべてゲームソフト「蓬莱」に隠されている・・・・「蓬莱」は中国の伝説上の人物”徐福”をモデルに作られているらしい・・・”徐福”伝説に隠された謎は?ゲームに打ち込まれた日本古代史の秘密を探して捜査が始まる。
評価 ★★
書籍名 テイクオーバー
著者 ステイーブン・W・フライ 価格 1800円
出版社 徳間書店 発売日 1996年6月
内容 ウオール街最古の歴史を誇る名門投資銀行で、20代にしてM&A(企業買収部門)最年少パートナーに抜擢された実力の持ち主、アンドルーファルコン。彼は洋々たる人生を歩むべく実業家に転進するが、思わぬ悲劇が襲い、一転してすべてを失う。そんなかれのもとにアメリカ史上最大の企業買収の依頼が舞い込んだ。続々と課せられる悪条件の中無謀ともいえる巨大マネーゲームに知力、体力そして気力のかぎり、敢然と挑むファルコン。だが、その壮大な乗っ取りは、巧妙な罠が張り巡らされた、邪悪な欲望と怨念のプロジェクトだった。
評価 ★★
書籍名 ジャッキーペイパーをさがして
著者 三田誠広 価格 1500円
出版社 学習研究社 発売日 1993年4月
内容 下北沢にあるパブ「PUFF」のオーナー毬子はアマとして2年、プロとして丸三年、演奏活動をしたフォークのトリオだった。オリジナル曲も少しはあったが、主に歌うのはピーター・ポール&マリーのコピーだった。ピーターはやがて別のグループに引き抜かれて、去っていった。ポールと呼ばれていた夫の達彦は、演奏活動を止めて、マネージメントの仕事を始めた。それから十数年後、去っていった洋介が突然「PUFF」に現われる、三人の揺れ動く人間模様を”ぴーたー・ポール&マリー”の曲にオーバーラップして描く・・・・虹の空を飛び、黄金の大地を駆けた珊瑚の海を抜け抜け、水仙の山を越えたジャッキーペイパーをさがして・・・・
評価 ★★
書籍名 オホーツクわが愛
著者 五十嵐均 価格 1500円
出版社 東京書籍 発売日 1996年10月
内容 昭和20年5月ロマノフ女学校の学生江夏茜は突然「陸軍省北方一課」から呼び出しを受ける。北方一課亀井少佐から北千島のサケマス漁船に乗り込みソ連の通信を傍受する秘密任務を受ける。彼女は日魯漁業の神武丸に乗り出漁するが神武丸はソ連駆逐艦に拿捕されてしまう。ペトロハバロフスクで捕らわれの身となった彼女はロシア軍アクセーエフ少佐と親しくなりスターリンの北海道侵略計画を聞きだす。最北の地占守島で繰り広げられた「日本軍最後の勝利」と言われた北千島の対ソ戦闘を舞台に数奇な運命をたどる一人の日本人女性の物語り。
評価 ★★
書籍名 ナンダ・デヴィ
著者 西木正明 価格 1500円
出版社 徳間書店 発売日 1993年5月
内容 私は東北地方の日本海ぞいにある魚港東日本新聞汐入通信部に赴任して10年近くなる。ある日、無銭飲食で捕まった大泉という男が警察から釈放された翌朝変死体として発見される。記事にしたいきがかり上しらべていくうち、彼は正体不明のものからの危険を感じ逃亡を続けていたのだった。その原因は昭和36年にガルワール・ヒマラヤ遠征隊に参加しナンダ・デヴィに登頂したことにあると判明してくる。彼の死亡直前に書かれた手記をたよりに調査を続けていくうち、中ソ対立後の中国核開発にからむ米、中、ソ、日本の陰謀が見え隠れしてくる。事件はCIA、KGBの暗躍する事態となり、私にも何者かの魔手が忍びよってくる。
評価 ★★
書籍名 さらば墨東夢あかり
著者 滝田ゆう 価格 1000円
出版社 講談社 発売日 1990年2月
内容 墨東、玉の井にあるあけぼの荘住人遊び人政五郎はまっとうなコースさえはずさなければ、結構名人肌の指物師であった。「ああ、かくて今宵、彼方に紅明かりのわずかに瞬いて、玉の井界隈は再び息を吹き返す・・・・・かの名作墨東奇譚を引き合いに、その町のたたずまい共々、かく言う泥鰌庵の思い入れをも同一に組み込んでのつれづれ草紙、」作者滝田ゆうの思い出と永井荷風の墨東奇譚がオーバーラップし昭和20年の玉の井を滝田ゆうのマンガを差し挟みながら描く。
評価 ★★
書籍名 パッサジオ
著者 辻仁成 価格 1000円
出版社 文芸春秋 発売日 1995年11月
内容 ロック歌手三原はコンサートの直前突然喉に痛みを覚え、ボイストレーナー富樫美里に診察を受ける。彼女に原因は心にあると診断される。ある夏の日かれは美里を訪ねて富樫総合研究所を訪れる、そこで美里の祖父が延命治療を目的にDNAミュージックの研究を続けていたのだった。人間の遺伝情報を司る4つの塩基配列を音階に置き換え直接DNAに働きかけるとゆう研究を手伝ううちに、人間の死とは、生とはそして歌い続けることとは・・・・美里との愛をとうし答えを探し求める。
評価 ★★
書籍名 八人との対話
著者 司馬遼太郎 価格 1500円
出版社 文芸春秋 発売 1993年3月
内容 日本人とリアリズム・・・山本七平/師弟の風景・・・大江健三郎/歴史の足音を聴け・・・安岡章太郎/日本文化史の謎・・・丸谷才一/鎌倉武士と一所懸命・・・永井路子/宇宙飛行士と空海・・・立花隆/日本人は精神の電池を入れ直せ・・・西澤潤一/ユーモアで始めれば・・・アルフォンス・デーケン
評価 ★★★
書籍名 ラヴ&ポップ
著者 村上龍 価格 1400円
出版社 幻冬社 発売日 1996年11月
内容 プラダのバックが欲しいから援助交際で得た金で買って今と言う時間を楽しむ、という彼女意識と行動は日本社会の雛形で、それは娯楽tp教養のヒマ潰しの小説以外の文学は、不要となる。自分ではその動機さえわからずアクションを起こし、時にはモラルを突破する人間の前衛的な言葉を翻訳するのが、私は考えている。ブランド品と援助交際を口実にして、女子高生達は他者との出会いの「可能性」に飢えている、と仮定して、アンデイ・ウオホールの作品のように書かれるべきだと思いながら、私はこの小説を書き始めた。(後書きより)
評価 ★★★
書籍名 模造人格
著者 北川歩実 価格 1800円
出版社 幻冬社 発売日 1996年10月
内容 4年前の猟奇殺人事件の被害者でただ一人生き残った杏菜は記憶を失っていた。母と記憶を呼び戻すため訪れたクリスマスイブのホテルに現われた男たちは杏菜は4年前に死んだという、はたして今の自分はいったい誰なのか?人格とは何か、記憶は人格なのか?殺人事件の真犯人ははたして自分なのか?
評価 ★★
書籍名 臓器農場
著者 ははきぎほうせい 価格 1600円
出版社 新潮社 発売日 1993年5月
内容 聖礼病院に勤務するようになった新人看護婦天岸規子は産婦人科の奥に特別病棟があるという噂を耳にする。ふとしたきっかけから医師の的場、友人の優子としらべてゆくうちに、そこは臓器移植のためのドナーとすべく無脳症児の秘密の農場だったのだ。的場医師と優子は巧妙にしくまれた罠にかかり殺されてゆく、はたして無脳症児は人間なのか?病院の黒い影は規子に迫る
評価 ★★
書籍名 あやしい探検隊焚火発見伝
著者 椎名誠 価格 1500円
出版社 小学館 発売日 1996年10月
内容 第一回たぬきの道への第一歩たぬき鍋 第二回格闘技アンコウ鍋 アンキモアンコウ鍋 第三回大草原の羊大鍋大満足 腸詰 羊の塩煮鍋 第四回星夜秘密の地ジャガの宴 第五回タケノコのムナサワギ タケノコの刺身 第六回変幻アブラアゲの多重攻撃 第七回猪突猛進阿鼻叫喚鍋 第八回ニンジン島の砂浜チャンプルー 第九回チバのバカガイはチバ的だった
評価 ★★
書籍名 烈炎に舞う
著者 落合信彦 価格 1400円
出版社 集英社 発売日 1996年6月
内容 富島新五は表向きはGT通商という商社の社長だが、もうひとつの顔は日本で最初の情報を取引する商社だった。その情報網に中国を分裂させようとする陰謀が進行しているというものだった。さらにその陰にCIAから仕事を請け負ったガルシアーノがいた。日本政府からガルシアーノの陰謀を阻止するべく要請を受けた新五は組織の総力を挙げて戦いを挑む、ガルシアーノの狙うターゲットとは?戦いはホンコンを舞台に熾烈を極める。
評価
書籍名 二十世紀を精神分析する
著者 岸田秀 価格 1500円
出版社 文芸春秋 発売日 1996年10月
内容 著者の史的唯幻論に基づいて二十世紀のいろいろな事件や現象を考察する。この説によれば、世界は医者のいない巨大な精神病院であり、歴史とは狂った個人、狂った民族、狂った国家が作り続けているものである。したがって、世界の歴史は合理的現象としてではなく、病理的現象として理解する必要がある。◆暴力団と神経症の症状◆日本と外圧◆スペイン人の罪とドイツ人の罪◆北朝鮮の核問題他
評価 ★★★
書籍名 イコン
著者 フレデリック・フォーサイス 価格 1900円
出版社 角川書店 発売日 1996年11月
内容 1999年夏ロシア共和国大統領が急死した。次期大統領選挙で最有力候補とされているのは愛国勢力同盟党首イゴール・コマロフだった。しかし彼には表向きの仮面の陰に冷酷な独裁者の姿が隠されていた。彼の真の姿を表した「黒い宣言」が彼の部屋から盗まれイギリス大使館の手にはいった。コマロフの黒い意図を阻むべく西側諸国の壮大な計画が始まる。
評価 ★★★
書籍名 パイロットは優秀な者から死んでいく航空犯罪と飛行の未来>
著者 加藤寛一郎 価格 1800円
出版社 講談社 発売 1997年4月
内容 新型航空機開発協会、通称「新型協」では次の飛行機の開発が行われていた。そのために新しく「空飛ぶシュミレーター」インフライトシュミレーターを開発した。C−1輸送機を改造し、戦闘機並みの運動性能をコンピュータ制御するものだった。パイロットの鷲尾は航空機を墜落させる商売をはじめたと思わせる謎の組織の首領仙道から挑戦を受ける、それはインフライトシュミレーターC1によるラスベガスでのデモ飛行だった。鷲尾パイロットは陰謀が待ち受ける北米の空に飛ぶ
評価 ★★★
書籍名 野を駈ける光
著者 虫明亜呂無 価格 1850円
出版社 筑摩書房 発売日 1991年5月
内容 本巻では、虫明氏の競馬論を中心に、女性論、(女性スポーツ論)、音楽論などを集めました。〜競馬が競馬にとどまらず、音楽が音楽にとどまらず、スポーツがスポーツにとどまらず、それでいて競馬やスポーツや音楽の本質を鋭く穿つという氏の見事な文化論のエッセンスを味わっていただくことができればうれしく思います。
評価 ★★★
書籍名 官僚たちの志と死
著者 佐高信 価格 1500円
出版社 講談社 発売日 1996年3月
内容 志を貫いて、志し半ばでたおれた官僚達のいきざま、水俣病に真正面から取り組み自殺した環境庁企画調整課山内豊徳・・・他
評価 ★★★
書籍名 ネアンデルタール
著者 ジョン・ダートン 価格 1800円
出版社 ソニーマガジンズ 発売日 1996年11月
内容 古人類学者マット、マテイスンとスーザンアーノットのところに、恩師である古人類学者がパミール高原で消息をたったという知らせが入る。要請を受けて恩師の捜索に赴く二人、背後にちらつくスパイ組織の影、さらに人類出現前に絶滅したといわれるネアンデルタール人は、はたして現存するのか?人類とネアンデルタール人が出会ったときそこに何が起こるのか?彼等の持つ能力とは?人類とネアンデルタール人の最終戦争は?
評価 ★★
書籍名 音なきヘリコプター・秘められた飛行
著者 加藤寛一郎 価格 1800円
出版社 講談社 発売日 1997年2月
内容 新型航空機開発協会は低騒音と自動操縦という画期的技術を搭載した、新型ヘリコプターを開発した。これを狙う謎の組織がデモフライトの当日新型ヘリ、ペガサスを盗み出す、その機体には技術主任の白川朝子が乗っていた。それを追うパイロットの森下と磯辺二人の追撃の前に現われたスーパーコブラ・・・・どうする新型ヘリ「ペガサス」の性能が試される。
評価 ★★★
書籍名 麦酒主義の構造とその応用力学
著者 椎名誠 価格 1200円
出版社 集英社 発売日 1996年7月
内容 生ビールがビアカウンターからテーブル席にくるまで待ちきれず、目の前の人の話がほとんど耳に入っていないということがあり、ああ自分はつくづくビールを燃料に動いているのだなあ、と烈しく理解したことがある。そういう泡仕掛け人間の考えているしょうもない本であるから・・・あとがきより
評価 ★★
書籍名 インマイライフ・79
著者 草薙渉 価格 1400円
出版社 読売新聞社 発売日 1997年2月
内容 1979年のハンチング。あの年がとりたてて重要な年だった訳ではない。特別な年で、歴史の大きな節目にあたるような一年だったとはだれも言わないし、70年代から80年代への流れの中で、間にそんな一年もあったというくらいのことだ。だがユキヒロにとっては忘れられない年だった。1979年、ユキヒロは24歳だった。
評価 ★★
書籍名 新宿鮫
著者 大沢在昌 価格 1990円
出版社 光文社 発売日 1990年9月
内容 あらゆる欲望を凝縮した街・新宿、この街の悪にひとり立ち向かう刑事・鮫島。犯罪者たちは恐れをこめ「新宿鮫」と呼ぶ。彼には苦い過去があった。新宿で警官射殺事件が発生、そのとき、鮫島は銃密造の天才木津を追っていた。連続する警官殺しに沸騰する署内で木津にこだわり孤立する鮫島。男の誇りと涙、男の愛と友情、非常な世界と現代の男を感動的に描く。
評価 ★★
書籍名 昼月の幸福
著者 片岡義男 価格 2600円
出版社 昌文社 発売日 1995年9月
内容 空のドラマは、すさまじい。とうてい、かなわない。空は、時間と空間の、とてつもない量での具現が。僕なら僕というひとりの人間から見ると、およそ信じがたいほどの量の時間と空間の具体的な姿が、空というものなのだ。だからこそ空はドラマなのであり、そのドラマに人はかないっこない。
評価 ★★★
書籍名 あのころ
著者 さくらももこ 価格 1000円
出版社 集英社 発売日 1996年7月
内容 生きている時間の中で
どうしてもとっておきたい時間が
どうしてもとっておけなくてどうしてもとっておきたい時間は
悲しい時間にかわったり
つまらない時間に変わったり
楽しい時間に変わったり
面白い時間に変わったりする
本当はどうしてもとっておきたい時間はそのままがいいけれど
評価 ★★
書籍名 冬ごもり・東京平井物語
著者 常磐新平 価格 1500円
出版社 祥伝社 発売日 1996年1月
内容 「あたしは今冬ごもりしているのよ」晴れた日の午後、荒川土手で声をかけてきた年上の女。青年啓吾は、笑い声の澄んだこの女と駅前の喫茶ワンモアに入り、やがて彼女の部屋で二夜を過ごすことに・・・・二つの川に挟まれた総武線の小さな町、平井。今なお残る下町の面影を背景に若者の純な恋、熱いから大人のほのかな慕情まで様々な愛の有様を描く
評価 ★★
書籍名 われらのゲーム
著者 ジョン・ル・カレ 価格 2300円
出版社 早川書房 発売日 1996年5月
内容 新時代を向かえ、英国情報部をリストラされたテイム・クランマーは若い愛人エマと優雅な日々を送っていた。同じく引退した元部下ラリーは彼が二重スパイとして育て上げた男だった。ところがエマとラリーは運命的な恋に落ちた。そして、クランマーの屋敷を警察が訪れた。ラリーはなんと元KGBコントローラーと組んで、ロシア政府から巨額の金を詐取したらしい。愛人を奪われたうえに苦しい立場に立たされたクランマーは、自ら二人を追い真相を探りだそうとする。官憲の手を逃れパリへ、モスクワへ、戦火のカフカズ山脈へ。冷戦後、さらに混迷を深める世界をさまようスパイたちの魂を描く
評価 ★★★
書籍名 男は旗
著者 稲見一良 価格 1300円
出版社 新潮社 発売日 1994年2月
内容 安楽さんは、フローテイング・ホテル、シリウスのキャップテンだ、ホテルの経営はおもわしくなく三星商事に買収されようとしていた。さらに、シリウスを狙う正体不明の外国人三人組。なんと彼らは世界的盗賊団マルタズ・オクトパスだった。彼らはシリウスに隠された宝島の地図を探していた。こんな中安楽さんが採用した。風太、機械に詳しい徹、捕鯨船の捕鯨手イッカク、アメリカ人のボブ・シャーリイらと船を明け渡す前日シリウス号を出帆させた、11人を乗せた船は嵐や海賊そしてギャングが待ち受ける南シナ海を宝島をさがして旅立つ。
評価 ★★★
書籍名 トニー谷・ざんす
著者 村松友視 価格 1700円
出版社 毎日新聞社 発売日 1997年3月
内容 トニー谷という存在を想起するにいたった私の中での理由のひとつが、ゲテモノや悪役の毒が今日において風化しているという現実だった。トニー谷はゲテモノや悪役が認知されていない時代のなかで、孤軍奮闘してあがいたあげく敗れ去ったケースではなかろうか。世間を逆撫でするなどというけれど、あれほどの逆撫でを現代の芸能界に見ることはできないだろう。そして世間は、その逆撫でを何倍にもしてトニー谷に返していった。トニーた谷を返り討ちにしたのだ。
評価 ★★★
書籍名 雷撃深度十九・五
著者 池上司 価格 1500円
出版社 新潮社 発売日 1996年7月
内容 昭和20年7月16日伊号58潜水艦は回天6機を搭載し呉軍港を敵機の空襲の中出撃する。同日、米重巡洋艦インデイアナポリスは原子爆弾を搭載しサンフランシスコ ハンターズポイント海軍基地を出撃した。目的地はテニアンそして最終目的地はレイテ。しかしその行動は不思議にも日本軍の知るところとなっていた。米国内のある勢力がマッカーサーに原爆が渡ることを恐れていたのだ。同日制空制海権もない南シナ海を僅かな護衛のみで下関に向け最後の輸送船団がアモイ港を出港した。船団指令の永井稔予備役少将は不幸な事件で予備役となっていたが天才的な戦略家だった。永井は船団が米潜水艦に撃沈されからくも伊58号潜水艦に救助される。そしてついに、インデイアナポリス艦長マクベイと伊58号潜水艦の永井は最後の戦いに向けグアム島西南海域に向かう。
評価 ★★★
書籍名 イコン
著者 今野敏 価格 1800円
出版社 講談社 発売日 講談社
内容 有森恵美というアイドルのライブ会場で突然ファン同士がいさかいを始めるそしてその現場に死体が・・・・  神南署の安積警部補は被害者の友人を捜査してゆくうち捜査の鍵はアイドル歌手有森恵美にあるとつかむ、有森恵美は「アリモリ、マニア」というパソコン通信のネット上でファンのつながりをもっており被害者の友人達もパソコンの通信ネット上でさらに有森恵美はパソコン通信のネット上や深夜放送の話題やCDの作詞等で活躍しているがその正体を見たものはいない。そしてついに第二の殺人事件がやはりアイドル有森恵美のファンクラブの会場で・・・・  アイコンは、イコンのことです。なにか象徴的じゃありませんか」須田がいった「どういうことだ」「アイドルって、もともと偶像という意味でしょう?神じゃないけど、神を具象したものです。つまりイコンを開いてアイドルに会おうとする人々がいる・・・・・ 犯人は?そして有森恵美とは何者か?
評価 ★★★
書籍名 エアフレーム
著者 マイクルクライトン 価格 1800円
出版社 早川書房 発売日 1997年5月
内容 香港からデンバーへ飛行中の新型旅客機から、ロスアンジェルス空港に緊急着陸の要請が入った。空中で異常事態が発生し、多数の負傷者と死者が出たというのだ。
いったいなにが起こったのか?事故機を生産したノートン社では緊急会議が召集され、ただちに事故原因究明チームが結成された。ボーイングやダグラスと並ぶ業界最大手のノートンでは中国との大規模な契約が進行中だった。もし一週間以内に事故原因が究明されなければ契約が流れることは必至だ。そうなれば競争が苛烈なこの業界で、ノートンが生き残るチャンスはない。崖っぷち状況にたたされたチームのメンバーは、必死の調査を開始するが・・・・
評価 ★★
書籍名 P(ピー)
著者 木根尚登 価格 1500円
出版社 幻冬舎 発売日 1996年12月
内容 春風とともにときわ中学2年1組に転校生が現われる。転校生はコウテイペンギンだ「はじめまして・・・・・・・・ぼくの名前は・・・・・・・・Pです。出身は南半球です。」その銀杏のしたから西の空をあおぐ。燃える夕日に体をひたせば、すべての傷がいえるようだ。Pはパチクリとまばたきをした。夕焼けの色と銀杏の呼吸。遠くから夏が一歩ずつ近づくのもわかる。校舎の反対側からは汗と土にまみれた声がした。
Pが大きな深呼吸をもう一回した。ヒュルルルッと音がする。一陣の風が吹いた桜の花びらが舞い、風の動きを描くその中でPは短い両手を白いおなかの上で重ねて、深く大きく頭を下げた「ぼくをわすれないで。ぼくをわすれないで」無心の瞳からはじめて涙がこぼれた。
評価 ★★★
書籍名 バビロンに帰る ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック2村上春樹訳
著者 スコットフィッツジェラルド 価格 1350円
出版社 中央公論社 発売日 1996年4月
内容 「カットグラスの鉢」のためのノート、文章は若々しく奔放華麗。瑞瑞しい自身と喜びに満ちて、しかも走りすぎるぎりぎりの瀬戸際でぴたりと止められている。まるで解き放たれたばかりの野生の馬のように、フィッツジェラルドの文章はひとときも、ひところにとどまっていない。翻訳家はその背中にしがみついているのがやっとという有様である。今を遡ること75年も前に書かれた文章だというのに・・・・・  「ジェリービーン」「結婚パーティ」「バビロンに帰る」「新緑」5編
評価 ★★★
書籍名 土壇場でハリーライム
著者 典厩五郎 価格 1200円
出版社 文芸春秋 発売日 1987年8月
内容 東都新聞の文化部長月田が靴を左右逆にはいたうえ派手なパラソルをさし、夜霧の屋上から飛び降りた。警察は自殺としたがどうしても納得できない真木は独自に捜査を始める。
月田部長は死の直前「ゾルゲ事件」について図書館で調べていた。それは3ヶ月前に起こった偽物の「ゾルゲ告白文」と週刊誌が騒いだ詐欺事件に関係していた。ゾルゲ事件の真相とは捜査を進めるうち部長の自筆の遺書が発見発見されるはたして犯人は?
評価 ★★
書籍名 オーディション
著者 村上龍 価格 1600円
出版社 ぶんか社 発売日 1997年6月
内容 怖い女というのはこれまでも、この国の小説にたくさん登場してきた。しかし、彼女たちはどこが可愛かった。たとえばその代表は安部定であり八百屋お七だろうが、特定の男に過剰な愛を求めるという点で、彼女たちは可愛かった。安部定や八百屋お七の「トラウマ」はあまり問題にされない。
この小説のヒロインである山崎麻美という女は、決して癒されないトラウマと共に生きている。誰も彼女を救えないし彼女には救いという概念がない。しかも、今のこの国で山崎麻美のような人間は決して特殊ではない。
評価 ★★
書籍名 サントリーニの牙
著者 アリステア・マクリーン 価格 1500円
出版社 早川書房 発売日 昭和63年12月
内容 エーゲ海を航行中のNATOフリゲート艦「アリアドネー」は、尋常でない高度から墜落炎上中の機影を捉えた。国籍不明の大型機・・・・・何の目的でこの海域を飛んでいたのか?ところが、黒煙を吐いて飛行機が落ちていく海面の近くに、もうひとつの炎が上っていた。個人の所有のヨットが火災を起こして救難信号を発していたのだ。ヨットの生存者であるギリシャの富豪一行を救出した「アリアドネー」艦長タルボットは、機関室が爆発したというヨットの事故原因に疑問を抱く。だが、タルボットの想像を超える陰謀が、二つの事故の裏には隠されていた、エーゲ海全体が、死の罠にとらえらえようとしていたのだ
評価 ★★
書籍名 キャリアーズ
著者 パトリック・リンチ 価格 1800円
出版社 飛鳥新社 発売日 1996年9月
内容 その病原体は、ムアラテボ・ウイルスと名づけられた。発生地は、インドネシアのスマトラ島。その中部の町ムアラテボの近くに、そのウイルスは出現した。種類は、病原体の危険度でいうとレベル4に属する寧猛なウイルスである。しかも、致死率はエボラより高くほぼ100%に近い。ジャーナリストのホリー・ベッカーはホリーの双子の娘、エマとルーシーを訪ねて、スマトラ島へ飛ぶ、がいざスマトラに着いてみるとラフレシアキャンプへの道はインドネシア軍によって封鎖されていた。同じ頃、アメリカの代表的な微生物研究機関のひとつ"ユーサムリッド"に勤めるカーメントラヴィス中佐もまた、スマトラから輸入されたブタオザルが次々に変死し、施設の従業員にまで変死者がでるのだ。死因は未知の出血性ウイルスと判明、カーメンは上司から、ウイルスの根源を探るべく探検隊を率いてスマトラに赴くように命じられる。この新種のウイルスの正体は何か、その自然宿主は何か、そして一通のアメリカ軍極秘文書のコピーの謎
評価 ★★
書籍名 キッチン
著者 吉本バナナ 価格 1030円
出版社 ベネッセコーポレーション 発売日 1988年9月
内容 私がこの世で一番好きな場所は台所だと思う。
どこのでも、どんなのでも、それが台所であれば私はつらくない。できれば機能的で良く使い込んであるといいと思う。乾いた清潔なふきんが何枚もあって白いタイルがぴかぴか輝く。・・・・・私は昔からたったひとつのことを言いたくて小説を書き、そのことをもう言いたくなくなるまでは何が何でもかき続けたい。この本はそのしつっこい歴史の基本形です。
克服と成長は個人の魂の記録であり、希望や可能性のすべてだと私は思っています。私は、日常を激しく、または静かに戦いながらよくなってゆき続けるとしか思えない知人友人をたくさん持ち、本当はその人々すべてにこの私の処女・・・。単行本をささげたい気持ちです。
あとがきより
評価 ★★★
書籍名 3001年終局への旅
著者 アーサー・C・クラーク 価格 1800円
出版社 早川書房 発売日 1997年7月
内容 遂に・・・・とうとう・・・いまから30年前、「2001年宇宙の旅」より始まった長い旅が、ここに終局を迎える真っ黒い直立した石板モノリス・・・アフリカの荒野にこつぜんと現われたこの"物体"は、猿人たちの心に人間的な意識の火をともす。骨を武器に使うことによって、猿から人への進化が始まり、空に投げ上げられた骨が、一瞬のうちに宇宙船へと変わる有名なショット・・・・
そして21世紀。月の地中から発掘された同じ形のモノリス・・・木星をめざす宇宙船ディスカバリー1号の旅・・・コンピュターHALの反乱とフランク・プールの死・・・・
そしていま、31世紀・・・・いくたびかの危機をのりこえ、人類はかってない繁栄のなかにある。だがこの千年、モノリスは圧倒的な存在によって、太陽系全体に重苦しい影をなげかけている。そんな折、この大いなる平和と停滞のなかに、全く予想外の新しい因子がひとつまぎれこんでる。海王星の軌道の外側で、宇宙をただよっていた死体が回収されたのだ、死体は千年の氷結状態から蘇り・・・・
評価 ★★★
書籍名 立ち往生のすすめ
著者 永六輔 水上勉 灰谷健次郎 倉本聡 筑紫哲也
出版社 倫書房 発売日 1996年10月
内容 福井県大飯町に若州一滴文庫がある。ここは水上勉さんが私財を投じた文化の公園、いわば水上さんのユートピアここでの講演会、一滴文庫によせていただくのは、私の安らぎです。水上さんにお会いするのは私の楽しみです。毎年、そうできるように怠けないで勉強し、少しでも、いい仕事が・・・とおもうことができるのは、私の幸せです。喜寿を迎えられた水上さんがおっしゃいます。「灰谷さん、勉強って面白いですねえ」なんて若々しい精神でしょうか。私も、万分の一、それにあやかりたい。勉強のなかに遊びがあり、遊びの中に勉強がある。そんな境地にたどりつけば、神様からもらった生命を、十分に生ききったということになるのでありましょう。灰谷健次郎
評価 ★★★
書籍名 レッドストーム作戦発動
著者 トム・クランシー 価格 720円
出版社 文春文庫 発売日 1987年9月
内容 シベリア西部の油田・石油精製施設がイスラム教徒の襲撃で壊滅的打撃を受けた。ソ連が経済・軍事面での力を維持するにはペルシャ湾沿岸の油田を押さえるしかない。それにはNATO軍がじゃまだ。かくして党政治局はNATO軍への奇襲と謀略活動を計画する。ソヴィエト軍精鋭部隊の西ドイツ侵攻、そしてアイスランドへの奇襲上陸によってG−I−UKラインを押さえられたNATO軍は思わぬ苦戦を強いられるが、反抗のキーポイントは意外なところにあった。幻の戦闘機ステルス、ミサイル、戦車、潜水艦・・・・核兵器を除くあらゆるハイテク兵器の動員される現代戦をリアルに描いた話題作
評価 ★★
書籍名 五十年目のゼロ戦
著者 鳴海章 価格 1600円
出版社 中央公論社 発売日 1995年7月
内容 昭和20年8月16日厚木基地302空に所属する伴中尉は航空隊司令の徹底抗戦の密命を受け権藤上飛曹と共に北海道十勝にある秘密基地に飛ぶ・・・・
そして50年の時を経てゼロ戦は発見される。そのゼロ戦をレストアしようとする男達が現われる。車をレストアする会社を経営する曽我、スポンサーの宮尾、男達の苦闘が始まる・・・
そして3年半の月日が流れる。はたしてゼロ戦は飛ぶのか?・・・
評価 ★★
書籍名 寒河江伝説
著者 半村良 価格 700円
出版社 実業之日本社 発売日 1996年4月
内容 2020年、東京は多民族の入り乱れる雑居都市と化し、治安も衛生状態も最悪となっていた。一方富裕な日本人は東北に自治区(ファウンデーション)を確立、外からの人口流入を拒否して一種のユートピアを築いていた。
その時代家畜の防衛変種によって人類には毒と化し、天然の肉類は一切口にできなくなっていたが、東北自治区はそれに代わる良質な人口食品の生産を独占していたのだ。東京のジャーナリスト、丸谷馨は、東北自治区にある謎の巨石の興味を持ち調べるが、彼が探り当てたのは東北自治区の恐るべき陰謀だった。
評価 ★★
書籍名 夏のエンジン
著者 矢作俊彦 価格 1429円
出版社 文芸春秋社 発売日 1997年9月
内容 ベレットGT・フォード、マスタング・ビーエムダブリュアイセッタ・トヨタ1600GT5・フォルクスワーゲンデリバン
礼子は、車から飛び出すようにして降り、陽の中へ歩きながら伸びをした。陽射しは解けたアイスクリームみたいにべとついていた。「一日に、陽に当たれる量は決まってるんだ。屋根のない車に乗ってたからもうそれを使い切っちまったよ。おれはしばらくここにいる」礼子はそのとき、すでに階段の裏側で、港の向こう岸軍用埠頭に錨を下ろした巨大な上陸用舟艇を見ていた。そこから次々とおりてくる戦車の行列に見とれていた。だから、大きな水音があたりに轟くまで、小さなホンダが海に向かってゆっくり走っていったことには気がつかなかった。「ハワイへ行こうとしたんです」と、彼女は最初に飛んできた荷役業者に言った。
評価 ★★★
書籍名 ザロングアンドワイディングロード
著者 真壁曜一郎 価格 1400円
出版社 近代文芸社 発売日 1997年8月
内容 中学3年生の土屋健一は、ふとしたことから真鍋という男と出会うクラスでも成績の悪い健一は真鍋に勉強を教えてもらうようになる。真鍋は学校では教えない方法で数学や英語を教えてくれた健一はメキメキと成績を上げていったがそんな彼をクラスメートや教師がねたむ。ただ一人彼の友人高林だけは彼を慕ってくる。
健一の母美佐子と真鍋との過去の関係、多感な中学生の目を通して教師や両親、大人の世界を見る
そして親友高林との残酷な葛藤 高林の死の原因は?
評価 ★★
書籍名 いちご同盟
著者 三田誠広 価格 1200円
出版社 河出書房 発売日 1991年8月
内容 「お前、歳はいくつだ」「十五だ」三日ほど前に、誕生日がきた「十五になったか。じゃあ、おれたちはみんな十五歳だ」なぜ徹也がそんなことをいいだしたのか、わからなかった。「北沢、お前はは自殺したがっていただろう」ぼくは答えなかった。「死ぬなよ」と徹也はいった。「お前は百まで生きろ。おれも、百まで生きる」徹也はぼくの腕をつかんだ。百まで生きて、その間、直美のことを、ずうっと憶えていよう」「同盟を結ぼう。おれたちは十五歳だからいちご同盟だ、男と男の約束だぞ」「残酷だわ。こんな身体になって、まだいきているなんて」「直美」遠くに呼びかけるようにぼくはいった。「何」直美はぼくを見た。「どこへもいかないでくれ」「あなたのそばにいるわ」「ぼくは・・・・」それ以上、なにを言えばいいのだろう。ぼくたちは知り合ったばかりなのに、もうわかれを告げなければならない。息を吐く音が聞こえた。徹也が、ぼくたちを見ている。
評価 ★★★
書籍名 デストラクション
著者 羽場博行 価格 860円
出版社 光文社 発売日 1966年7月
内容 東京・南青山にそびえる地上40階建ての壮大なビル、ガレリアタワー。ある日、その40階の部屋に9人の男女が閉じ込められた。エレベーターは動かず、扉は外から溶接され開かない。誰が何のために彼らを人質に?姿を見せない犯人の狙いは高額な身代金か?それとも悪辣な手腕でこのビルを作り上げた護所会長の命なのか?事態はついに恐るべき局面に。
評価
書籍名 活動写真の女
著者 浅田次郎 価格 1700円
出版社 双葉社 発売日 1997年7月
内容 僕が清家忠昭に出会ったのは、四条川原町に程近い、古い映画館の中だった。三谷薫は清家の紹介で太秦の中央映画京都撮影所でアルバイトを始める。そのエキストラもアルバイト中に謎の女優伏見夕霧に出会う。不思議なことに夕霧は戦前のトーキー映画「祇園の姉妹」に出演していた。・・・・伏見夕霧とは何者なのか。そして清家は夕霧との恋に落ちていく。
日本映画の父マキノ省三天才監督山中貞雄そして多くのカツドウ屋達・・・・夢かなえられず死んで行った大部屋の俳優。映画への熱い想いを捨てきれない人々への鎮魂歌
評価 ★★★
書籍名 ニミッツ・クラス
著者 パトリック・ロビンソン 価格 2200円
出版社 角川書店 発売日 1997年11月
内容 ニミッツ級空母は、全長約330m、幅約40mの船体に約6千名余が乗り組みそれが30ノットという速力で紛争の場に急行そる、そのプレゼンスそのものが重きをなす世界最大・最強の軍艦である。
こともあろうにニミッツ級空母トマスジェファーソンがロシア製ディーゼルエレクトリック潜水艦による攻撃をうける。はたしてこの潜水艦はどこからきたのか?そして犯人は
評価 ★★★
書籍名 あ・じゃぱん
著者 矢作俊彦 価格 2800円
出版社 新潮社 発売日 1997年10月
内容 日本は東西に分断されていた。東日本は統一労働党中曽根書記長率いる共産主義国家、西日本は大阪に首都を置く自由主義体制、主人公のCNNレポーターは新潟で活動を続ける解放組織のリーダー田中角栄への取材のため東西の壁を越える。
謎の組織国際厭共連合その宗教団体国土計画そして富士山再建委員会とは?
そしてついに天皇の崩御を契機として壁の大崩壊が始まる
評価 ★★★
書籍名 ブレインバレー(上・下)
著者 瀬名秀明 価格 1400円
出版社 角川書店 発売日 1997年12月
内容 ブレインテック構想とは脳研究の最先端を担う総合研究施設を設立し、この分野での国際的な主導権を握り、将来的にはバイオテクノロジー技術やニューロコンピューターなどの開発を通して産業界への貢献を期待するものだ、この研究所にヘッドハンティングされた考岡は舟笠村に単身赴任する。その当日村のシャーマン鏡子に出会う、その後鏡子によりもたらされる不思議な体験、そしてブレインテックに秘められた謎の陰謀は人間の脳の根源に拘り神と人間の壮絶な戦いが始まる。
評価 ★★★
書籍名 脳ミソを哲学する
著者 筒井康孝 価格 1700円
出版社 講談社 発売日 1995年12月
内容 村上陽一郎さんと「哲学する科学者待望論」・養老猛司さんと「脳ミソを哲学する」・中村桂子さんと「生命の歴史を読み解く」・日高敏隆さんと「動物たちの言い分」・根本順吉さんと「地球の百葉箱」・軽部征夫さんと「生物と造る未来の地球」・佐藤文隆さんと「星を見ずに星を語る人」のはなし・奥谷喬司さんと「前衛的なイカの生態」・立花隆さんと「科学の未来を覗く」はなし
評価 ★★★
書籍名 不夜城
著者 馳星周 価格 1500円
出版社 角川書店 発売日 1996年8月
内容 土曜日の歌舞伎町。クソ暑い夏の終わりを告げる雨がジトジトと降っていた。
そんなある日昔の仲間呉富春がもどってきたという情報が入る。時を同じくして夏見と名乗る女から買って欲しいものがあるという電話が入る。
上海マフィアの大物元成貴から呼び出された健一は三日以内に裏切り者の呉富春を探し出せと脅される。
歌舞伎町にうごめく北京マフィア・台湾マフィアがこれを契機に新宿制覇の野望を求めて動きだす、謎の女「夏見」とは・・・・
評価 ★★★
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私は毎日モノレールで「みつわ台」からJR「都賀駅」にでてそこから総武快速で「錦糸町」まで通勤しています。毎日この快速電車の乗車時間が片道40分あり、これが貴重な読書の時間となっています。しかし毎回本を買っていては出費もかさむ為、近所にできた「みつわ台公民館図書館」で借りてくることにしました、しかし図書館で借りて読んだ本は自分で所有するわけではないので忘れてしまえばそれまでです、そこで忘れないように読んだ本の内容をメモするようになりました。その一部が下記のリストです。
発売日とあるのは初版本の発売日です。評価は全くの個人的趣味です。