自衛隊のページ

毎年5月になると、千葉市にある陸上自衛隊下志津駐屯地では「さつき祭り」がおこなわれます。
これには、高射学校による展示訓練がおこなわれ、実戦さながらの迫力ある演習がみられます

87式自走高射機関砲
この自走機関砲は、地上部隊の局地防空用火気として、師団の高射特科部隊に装備され、機甲部隊に随伴できる機動的な運用を目的として、1982年から開発が始まり、1987年に制式化したものであある。本車の特徴は74式戦車の車体に35ミリ2連装後者機関砲を搭載し、これに捜索レーダー、追尾レーダーFCSなどを連動させ、デジタルコンピューターを用いて目標の発見、捕捉、発射までのプロセスをリアルタイムで行うようにしたことである。

地対空誘導弾・改良ホーク
低高度の目標を撃墜するセミ・アクテイブレーダーホーミング誘導式ミサイルで、原型は1954年にアメリカで開発、63年から改良型の開発がが始まり、米軍では72年から配備された、その後も最新技術を採り入れた改良が続けられている、陸自では1965年に基本ホークを導入した。77年からは改良ホーク(初期型)に逐次更新してきた。現有の改良T型は77年、U型は91年からそれぞれ換装されてきた。改良型は有効空域の拡大、迎撃可能目標、撃墜率、信頼性が向上している。ミサイル基地での固定的運用のほか、野戦での機動的運用も可能である。ホーク(HAWK)とは(HomingAll the Way Killer)の略である

81式短距離地対空誘導弾
この地対空ミサイルは、陸上自衛隊の師団防空用として、地対空誘導弾ホークや35ミリ2連装高射機関砲の間隙を補完するものとして、1981年に制式化され、1982年から部隊配備が行われたが、1990年にすべてが配備完了している。このミサイルの特徴はフェーズドアレイ式多機能レーダーと空中ロックオン・赤外線パッシブホーミング方式の採用により、「撃ち放し」ができることにある。なおこのミサイルの改良型も1995年に採用されている。使用するミサイル本体は、可視複合画像ホーミングの光波弾とアクテイブ電波ホーミングの電波弾あり、ミサイルモーターの噴煙も少ない

フェイズドアレーレーダー

35ミリ連装高射機関砲
(L90)
通称L−90といわれる35ミリ2連装高射機関砲は、スイスのエリコン社が開発したもので、1門当たり毎分550発という、高い発射速度が特徴である。わがくにでは、1966年に運用研究用として1セット購入し、その後、砲関係を日本製鋼所、FCS関係を三菱電機でライセンス生産し、陸上自衛隊の高射特科部隊で使用されたが、1961年をもって装備化が終了した。この高射機関砲の構成は、35ミリ連装高射機関砲2門のほか、射撃統制用のスーパーフレーダマウス1基、光学目標指定機1基、電源車3両とこれを連結するケーブルが必要であり、放列布陣に時間がかかるのが欠点だ。

空砲ですけど実際に射撃をします。
あたりの空気を震わせて機関砲の轟音が響きます。

本当に敵機が襲来し
爆弾(地上に仕掛けられた花火)が炸裂し、あたりには爆煙がたちこめ実戦さながらの訓練が続けられます。
敵機は館山の自衛隊から飛来する、ヘリと航空機2機が千葉市南方から攻撃してきます。

AH−1 S対戦車ヘリコプター
米軍がベトナム戦争中に多用途ヘリに武装を搭載した「ガンシップヘリ」から発進、本格的な攻撃ヘリとして始めて開発されたのがAH−1である。最初のAH1−Gは1967年に登場した。AH−1Sは77年に米軍が装備。陸自では82年から採用されている。対戦車ヘリコプター隊5個隊を編成している。
機体はヘリコプターにふさわしく避弾性、残存性を高めるために全幅をできるだけ狭くしている。乗員席は前席が射手、後席が操縦手で乗員席と主要各部には装甲鋼板による防弾が施されている。武装は機体下部に3銃身の20ミリ機関砲、胴体左右にTOW対戦車ミサイル8発と地上の地域目標の制圧に使用される70ミリロケット弾ポッド(発射筒)に合計38発格納、搭載している。TOWは赤外線半自動誘導の対戦車ミサイルでAH−1では、前席の射手が敵戦車などの目標をキャッチして、発射後は照準装備で目標を捕らえ続けるだけで、ワイヤーから誘導信号が送られ命中する。射撃距離は約3750メートルである。AH−1Sは攻撃ヘリとして特に地形に沿って地を地を這うような「匍伏飛行」やホバリングなど超低空での飛行性能がすぐれている。また、赤外線暗視装置などを搭載、夜間戦闘能力をそなえている。

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