G.Szell/The Cleveland Orchestra


1970年始めて(生まれて始めて)海外のオーケストラを耳にした。
今まで聴いたことのない響きである。ピアニシモも明確に聞こえ、
フォルテシモも決して煩くない。
誰かの伝記で読んだ一節が思い出された。パガニーニだったかな?


「19世紀の音」 とはこの様なものではなかったのだろうか。
ベートーヴェンも決して厳つく無く、モーツァルトも弱々しくない
青年の骨格をした強靱な音楽が展開された。

オーケストラの各パートは他のパートの伴奏しながら
同時に旋律を紡ぐという信じられないことを展開してみせたくれた。
あれから数十年経過したが、残された人生の中で再度経験することは
もう出来ないかもしれない。