ポリオ対策 再考の時
日本含む西太平洋地域で「根絶」
子供にとって最も危険な病気であるポリオ(小児マヒ)が、日本や中国、ベトナムを含む西太平洋で根絶したと二十八日、京都市で開かれている世界保健機関(WHO)の会議で報告された。日本では1980年を最後に患者は出ていないが、ワクチンの副反応による発病者は七〇年から今年までに三十六人いる。海外旅行が盛んになり、インドなどの汚染地域からウイルスが移入する恐れがあるため、日本の子供へのワクチン接種は続けざるを得ない。今後のポリオワクチン戦略をどう進めるか。厚生省も検討を始めた。
今後の日本ワクチン戦略で、考えられる選択は、@このまま生ワクチンを使う。A不活性ワクチンを導入する。Bその他の方策を探る―の三つである。
@の場合、VAPP(ワクチン関連マヒ)が最大の問題だ。低い確率とはいえ発病の恐れがある生ワクチンを使い続けるのは、国民の納得が得にくいだろう。
Aはどうか。VAPPの問題はクリアできるが、現在、国内で不活性ワクチンは作られていないので、輸入するか、新規に国内で生産するしかない。以下省略。
残るのがBで、今注目を集めているのが、新型ワクチンの開発だ。生ワクチンに使っている弱毒株ウイルスを不活性させたもので、日本ポリオ研究所が開発を進めている。弱毒株を使うので製造工程に危険が少なく、不活性するからVAPPも起きない。従来の生ワクチンと不活性ワクチンの長所を兼ね備えている。
―まもなく臨床実験が終わり、順調にいけば、二〇〇二年春には供給可能のようですが、この新型ワクチンは、生ワクチンに比べ高価格となり、接種回数も3回必要になるという。生ワクチンは甘いシロップを飲むだけだが、新型は注射になる。親子とも精神的な負担が増えるだろう。・・・とありましたが、わたし的には、生ワクチンのほうが精神的負担が多いと思う。息子がBCGの副反応を起こしているせいだろうか・・・、経口だろうが注射だろうが、VAPPが起こらないというところに着目したいのです。
先日、ジャカルタから一時帰国した育児友達と再会した際に、予防接種の話をしたのですが、ジャカルタでは、新三種混合(アメリカ製)を行っているとのこと、ますます日本の予防接種全体を再考してもらいたいと願うばかりです。







