二岡 智宏 《プロフィール》 1976年4月29日生まれ 身長180 体重73 広陵高−近大−巨人 1999年、二岡は上原と共に巨人に入団した。
上原は投手、二岡は内野手として
お互い厳しいプロに道に進むことになったのだ。二岡選手のポジションは内野手・ショート
肩の良さと、素早い運動神経、そして何より大切な
俊足の足が必要となっていく。
巨人のベテランで、二岡と同じポジション争いをしていた
川相の姿が見えた。川相は知っての通りだが、今まで巨人のショートのポジションを
実力で守ってきていた。バントのうまさも、チーム内
いや、野球界を代表する評価を持っていた。
そんな大ベテランを、二岡は尊敬していた。
川相さんと、同じグランドでプレイ出来る喜びを噛みしめていた。だが川相はここ数年、試合出場が少なくなっていた。
やはり歳でもあるのか、スタメン出場も余りなかったのだ。川相は、キャンプ中に二岡の打撃練習や、守備練習など
遠くからずっと見ていた。川相はその動きを見て
驚いていた。新人とは思えない動きと、素早い判断力
この二つを感じていて見ていたのか、かなり二岡を評価していた。打撃面でも、オープン戦でその凄さを見せつけていた。
特にチャンスによく打ち、おとなしい顔をしているが
豪快なスイングだった。これは、開幕が楽しみだと長嶋監督も
何度も何度も呟いていた・・・そしてついにセ・リーグ開幕、二岡はいきなりスタメン出場を果たす。
その軽快な動きと、素早い判断力、そして素晴らしいグラブ裁きを
披露していた。そして打撃の凄さも見せつけていた。
何とプロ初満塁サヨナラ本塁打で、チームに大きく貢献していた。
またチームをどん底から救ったのである。
二岡は、落ち着いた表情をしていた、クールな一面を見せる。
本塁打を打ったことで、自分に自信が付いたと、この瞬間僕は思いました。この後守備でも、何度も何度もファインプレイを見せていた。
まるで試合を楽しんでいかのように、そんな様子を表現していた。
俺はプロでも通用すると、明らかにそう二岡は言っていた。だが二岡は、ほとんどスタメン出場をしていたため
流石に疲れがピークに達していた。
それはそのはず、彼はまだ新人、プロの厳しさを十分身体に応えていたのだ。二岡は、でも弱音を決して吐かなかった。
自分に対する自信が、彼を支えていたのだろう。
だから、恐ろしい精神力を、この二岡は持っていたのである。また二岡は、満塁本塁打を放ち、チームは大逆転をし
またチームに大きく貢献していたのだ。川相は、二岡の大活躍が続いていて、余りスタメンに起用されていなかった。
周りからは、引退説まで流れていて、川相にとって辛かったと僕は
とても思いました。だが川相は、二岡の活躍を自分の事のように喜んでいた。
二岡が本塁打を放ち、真っ先に川相が抱き合って喜ぶ一面を
新聞で多く見られていた。二岡は、川相さんの喜んでいる姿を見て、きっと嬉しいはずだ。
だから二岡は、懸命に頑張れると僕は強く思います。だがまだ一年目、これから先苦しいことが沢山待っているかも知れない。
そして二岡は辛い思いをするかもしれない
でも二岡は、持ち前の精神力と、努力で乗り越えてくれることでしょう。頑張れ二岡智宏選手、まだ野球人生は始まったばかり。
これからもチームとして、自分の為に全力を出し尽くしことだろう。