お葬式 in Swiss



娘婿のRalphの母方の祖父・Erwin Grossglauserが11月27日 97歳の天寿を全うした。
お葬式は12月4日 スイス Goldach町のEvang教会で行われた。我々夫妻もハンガリーから駆けつけ、式に参列した。

1)エヴァング教会・ スイスゴルダッハ

午後2時鐘が撞き鳴らされるなか、式は始められた。参列者は50人足らず。参列者は平服で参列。日本の香典にあたる花の引換券(金券を)を持参し、喪主に悔やみの挨拶をしていた。
教会の玄関先に設けられた祭壇は日本のお葬式に比べたら、質素そのもの。遺骨を納めた金属製の壷の周りに身内からの生花や花輪が飾られただけのもの。


2)教会入り口で始まった式 3)真ん中に見える褐色の容器が骨つぼ

牧師さんのお説教が5分ほどあり、参列者は教会の中へ移動。賛美歌演奏、合唱、牧師の説教が何度か繰り返され30分ほどで終了。ドイツ語なので内容は不明だが、多分故人の生前の経歴や功績が語られていたことだろう。式の終わりと共に鐘が再び撞き鳴らされた。

4)遺骨にお別れの挨拶



5)アパート形式のお墓。手前には墓石つきのお墓も見える。

その後、参列者は墓地に移動。
埋葬されるお墓の前には、教会の祭壇に飾ってあった骨壷、生花、花輪があらかじめ移されていた。ここで牧師が説教して最後の式典は終了。後は葬儀業者が骨壷をお墓に納めるだけ。

お墓はコンクリート製の壁に作られた50cmx40cmx50cm程の部屋。ひとつの壁には縦4室、横7室程のお墓がある。いわばアパートのお墓。墓石がついて地面に掘られたお墓もあるが、ハンガリーの立派なお墓に比べると質素そのもの。宗教の違い(ハンガリーはカソリック、スイスはプロテスタント・カルビン派)に由るものなのかは不明。収められた骨は10年後には骨壷から出されて土に撒かれ、土に帰ってしまうそうだ。 




参列者(全員ではない)は、近くのレストランに席を移し、夕食をしてお開き。

スイスでは日本のお通夜に当たる儀式はない。
人が亡くなるとすぐに遺体は葬儀業者に渡り、業者は48時間待って火葬にし、葬式当日葬儀の教会へ届けるだけ。
人は亡くなると魂は天に召されてしまい、魂の抜けた遺体には何の意味もなく、なんら愛着がないそうだ。
仏教とキリスト教の考え方の違いに由るもののようだ。