ウイーンとチェコ南部への旅

ウイーン決戦・ウイーンxブタペストテニスクラブ対抗戦

6月9日、ウイーンでウイーンチームとブタペストチームのテニス対抗戦が行われた。
ブタペストチームの参加選手が少なく、老骨に鞭打って参加することになった。
試合が行われたのはウイーンのSport Center Donau Cityの屋内テニス場。
中心部から見るとドナウ川の対岸,ウイーン国連本部が近くにある静かな環境のスポーツセンター。

試合は男子ダブルス6試合、ミックスダブルス2試合。6ゲームワンセットマッチで行われた。
選手の数の関係でブダペストチームは一人2試合。
結果はウイーンチームの6勝2敗。実力はブダペストチームよりウイーンチームのほうが数枚上。
的場夫人と組んだ混合ダブルスはウイーンチーム大島/坂井ペアーに0-6のストレート負け。
ポイントが先行したのは1セットのみ。完膚なきまで叩きのめされた。
それでも小黒さんと組んだ男子ダブルスは、大番狂わせでブダペストチームに初の白星。
相手のウイーンチーム山澤/柏村組のミスに助けられ6-4で勝利。相手の実力が上でも勝ちは勝ち。

終了後は懇親会。
ドナウ河畔のスペアリブ レストランZur Alten Kaisermuehledeで大いに飲み、食べ、語りあった。
しかもこの夜はウイーン滞在中のマエストロ・小沢征爾も懇親会に出席するというビッグプレゼント付。
ウイーンでの演奏会が終わって駆けつけて下さったそうだ。。
懇親会場は一瞬の間にサイン会場と撮影会場に早代わりしたのは言うまでもないこと。
気さくに撮影モデルになってくださり、サインに応じてくださった。
飾らない人柄が彼の人気を支える所以なんだろう。

スポーツセンター ドナウシティー 入り口=ウイーン


ゲームセット お互いの健闘を称えあって=ウイーン


レストランZur Alten Kaisermuehlede の前方に広がるドナウ河=ウイーン


気楽にサインや記念撮影に応じるマエストロ=ウイーン






チェコの世界遺産を訪ねる旅

ウイーンからの帰途、チェコ南部の世界遺産を6月9日10日、一泊二日で訪ねてみた。

<オロモウツ>

 ウイーンからブルノ経由、3時間のドライブでオロモウツの町。北モラヴィア地方にあり人口は
チェコでは5番目。
ただ文化財の数ではプラハについで多く、文化財保存都市に指定されている。
「プラハと並ぶ」「プラハに次ぐ」という修飾語がこの町につきまとう。
町の中心部はホルニー広場。市庁舎や巨大な三位一体の柱が立つ。この柱の高さは35メートル。
とても柱とは思われない高さだ。ピラミッド型の本体の中は小さな礼拝堂になっている。
中に入れないが覗くことはできる。小さな十字架が飾ってあった。
ヨーロッパ各地に三位一体の建造物は多々あるが、これだけ立派なのは珍しい。
2000年にはこの柱だけがユネスコの世界遺産に指定されたが、きわめて珍しい指定のようだ。
 市庁舎は広場の中央にあって観光客に人気がある。プラハの旧市庁舎と並んで名高い仕掛け時計があるからだ。
毎正時になると時計の仕掛けを見ようと多くの観光客が集まる。
ただこの時計は社会主義時代に改修されたもので、宗教とは無関係に、二人の労働者の姿が描かれている。
 オロモウツのあちこちの広場には噴水がよく見られる。ホルニー広場には「カエサルの泉」「ヘラクレスの泉」「ジュピターの泉があり」があり、
この広場に続くドルにー広場には「ネプチューンの泉」「マリア柱像」「ジュピターの泉」が並んでいる。
少し離れた共和国広場には「トリントンの泉」があって、町の景観に華を添えている。

ホルニー広場=オロモウツ


三位一体柱。高さはなんと35メートル=オロモウツ


市庁舎の飾り時計=オロモウツ



<クロムニェジーシュ>

 オロモウツの町に一泊し、ハンガリーに戻る途中で三つの世界遺産の町を見学した。
この日は月曜日、全てのお城内部(博物館)は休館。外部だけの見学となった。
 クロムニェジーシュの町はオロモウツから20数キロ。1時間弱のドライブ。
町の中心を目指してドライブすると中央広場にたどり着く。
四角い広場にはマリアの柱像と噴水があって、周囲はカラフルな建物に囲まれている。
朝が早かったのでお店はまだクローズ。
広場の見学は記念写真撮影でお終い。
 目指すお城は広場から30m、広場のすぐ近くにあった。
当初はゴシック様式で建てられ、後にバロック様式で建てかえられた。
12世紀初めからオロモウツの大司教の住居として使われていた。
オーストリアの1848年革命のため、48年ー49年オーストリア帝国会議が設置された。
このお城や付属の庭園は映画「アマデウス」の舞台となった。
お城の南側に広がる庭園はイギリス式庭園で、現在は市民に公開されて誰でも自由に入れる市民公園になっている。

オロモウツからクロムニェジーシュに向かう国道脇で見かけたケシ畑。
真っ白なケシ畑は初めて。


クロムニェジーシュのヴェルケ広場


クロムニェジーシュ城・大司教の館



<レドニツエとヴァルチツエ>

 クロムニェジーシュから高速道路をブルノ、ブラスチラバ(スロバキア)方面へ100Km,
チェコ、オーストリア、スロバキアの三国の国境近くにある。
レドニツエとヴァルチツエは離れるところにあるが、城主が一緒だったために世界遺産はセットで登録されている。
この城は13世紀にリヒテンシュタイン家によって建てられた。モナコ、ルクセンブルグ、ヴァチカン公国と同じように
世界でもっとも小さな国・リヒテンシュタイン公国のことである。この国はスイス・オーストリアに挟まれた現存の独立国である。
レドニツエ城は大きな礼拝堂も付属している壮大なものだが、それにも増して建物の東側にある庭園は
200平方キロを越えるという。加えて庭には大きな温室まであって、一年中花が楽しめるという。

 レドニツエ城とヴァルチツエ城は8Kmの真っ直ぐな道路で結ばれている。道路の両側には自然の池や川を取り込んだ緑地帯が広がり、
随所にギリシャ建築など各時代の様式を取り入れた建物が作られている。
広大な緑地帯全体を自然公園に見立てたようだ。
 ヴァルチツエ城は現在コンサートホール、ホテルなどにも使われている。チェコのワインを売るワインショップもあった。

レドニツエ城


レドニツエ城の庭園


ヴァルチツエ城の前町の広場


ヴァルチツエ城