5月23日
さてさて、先週入った泥棒事件の続きです。
各自が名探偵が何人も揃っているから、謎は解けても、それが間違いないかどうかは、犯人を捕まえてみないと分からない。
そうこうしているうちに、パトカーの音やら何やら外が騒がしい。人が走って行く音も聞こえる。
遠くで「犯人が…」という声まで聞こえる。
ぐうたら探偵は(私)パジャマのままであったので、外に出て情報を集めることが困難だった。行こうと思えば行けるし、着替えて行くこともできるのではある。が、しかし、そこはぐうたら探偵である。名探偵F(母親)を、情報収集へと向かわせるのであった。
時間にしてどれぐらいが経過したであろうか。
10分ぐらいのものであっただろうか?いや、もっと長かったか、短かったかは時計を見ていたのではないので、分からない。
でもたぶん、10分ぐらいであっただろう。
その間、犯人は捕まったのであろうか?それとも状況を聞きにきているだけなのだろうか?と2階に上がっては窓から外をのぞいたり、階下に戻り情報収集にでた探偵Fの帰りを待ったりしていた。
そして、探偵Fはたっぷり情報を収集してきた。
「犯人はおまえだ!」と指はさせなかったけれど(^^;;;
その前に私の家近辺の立地条件を説明しておかないと、この泥棒のやり方が腑に落ちないので、記しておく。
一般の人が歩く道に面して各家の玄関ドアがある。当然、門をくぐってお庭を通ってという家は、見渡す限りないようなところである。
さて、犯人は、年の頃は20そこそこの茶髪の男の子。
朝、出かける準備をすませて、すぐに出かけらるように玄関に置いてあるかばんを狙っていたらしい。それにはこの地の利が一番で、通りすがら、戸が開くかどうか確認することができる。さらに、少し開けてみて、誰かがいたら、そっと閉めてしまえば、気がつかれないこともある。たとえ顔を合わせたところで、そこはまだ何をしていない状態では、薄気味悪がられるか、逃げたところで追いかけて捕まえられることはない。
が、しかし、今回は、誰もいない玄関にぽつんと置いてあったかばんの財布を手にしたところで、2階から降りてきた家の人と鉢合せをしてしまった。盗んでしまってから会ったのでは、もう一目散に逃げるしか方法はない。
もう、必死で逃げた。走って逃げた。全力で逃げた。
が、しかし、人間悪いことは重なるもので、たまたま、自転車通学をしていた高校生が斜め前の家にいたとは。
いくら逃げ足の速い若者で、多少のハンデをもらっても、運動神経の良い高校生の男の子の自転車のスピードのは勝てるはずもなく、あえなく追いつかれてしまった。
そして、格闘中、さらに運の悪さが重なった。
1対1なら、なんとかなるかもしれないが、遠くから聞こえる「ドロボー」という声と、目の前の格闘を見た、たまたま近にいた工事現場の人たち5人が一緒に加わってくれた。もう、逃げられないと観念したらしく、おとなしくお縄となった。
そして、すべての謎が解けてすっきりした私は心おきなく会社へ行く準備を始めたのでした。