タイ・カンボジアでの少女売春のニュースを見て。
00/ 2/ 9 up
ニュース番組「きょうの出来事」特集で、タイ・カンボジアにおける少女売春(=日本人男性の買春)をやってた。
すごくショックだった。国際協力ボランティアをやっているゆえ、海外での売春問題についてこれまでにも本を読んだり考えたりする機会はあった。けど、どこかで信じていたんだ。「5年10年前にはあったかもしれないけど、今はそんなことないよ」「50・60代のおじさんがすることで、今の若い男性にはいないよ」と…。しかし、テレビに映し出される男性は「どこにでもいるような大学生風だった」と取材した人は言う。もちろんおじさんもいたけど、インタビューに答えるある男性はまだ20〜30代といったかんじで、まあこっちは安いからね、と答えていた。売春宿にある書き込みノート(日本語)には、ただ性を買うだけじゃなく、処女の子ども(14歳とか12歳とか)がおびえることに快感を覚えるといったものや、まず20発ぶん殴ってやった、とか書いてあった。もちろんそんなどうしようもないのはごくごく一部の人だろう。
しかし、そこまではやらなくとも、海外で少女を買う日本人が未だにたくさんいることに私は怒りよりもこわくなった。そして信じられなかった。さいごにカンボジアのあるNGOの代表が、「日本のみなさん、カンボジアに来て少女を買わないで下さい」とまじめに訴えかけている。信じられない。自分が日本人であると思うと、どうしていいか分からない気持ちになった。
少し話がずれるが、以前は、そんな実態を知って、どうしようもないなとは思っても他人事みたいだった。自分と彼らが同じ日本人で、私に日本人の血が流れているなんて考え方は嫌いだったし、そういう意味で、そんな行為をする人たちを、自分と同じ人間とは見なしていなかった。でも、最近は思う。やっぱり自分を一生懸命知ろうとして、本当の自分なんて分からないけど何かが見えてきて、いつのまにか自分は日本人だって思うようになった。これからの未来を、歳をとった人には期待しないけど(もちろん素晴らしい人もいるよ)、少しずつでも、若い世代で世界じゅうを仲良くして行けたら、そして何より日本人同士が仲良くなっていけたら…と願ってきた。しかし、これを見て、心にポカッと穴が開いたようだった。
今回、一番ショックだったのは、私の身近に一番多くいる若い世代の男性が、そんな行為をしていたということ。人間の性欲がどうこういうのとは全く別の話だ。そして、切に日本人に訴えかけるカンボジアのNGO代表を見たことだ。
本当に、日本が何とかしないとどうにもならないと思う。私がそうであったように、日本にいると、海外で起こっている日本と日本人の問題についてほとんど知らない。その前に関心がないのだ。
日本人が多くかかわるタイ・カンボジアの売・買春、このまま現地の警察やNGOに任せる気かな?
こんなにたくさん書いたけれど、もちろんこんな行為するのは本当に一部の人。
でもそういう人たちは、こんなニュース番組を見るのだろうか。