幽霊船を目指して

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「見て下さい、あの美しい星空を。しかしあなたの美しさにはかなわない」

次々と唐獅子への賞賛を述べるやった朗。
こ、これは……N氏に違いない!何故か根拠のない自信が満ち溢れた。この金髪碧眼のエロエロ美女キャラにN氏は惹かれたはず。

「いえ、私など大自然の美には及ぶべくもございませんわ、オホホ」

この勝負、もらったな……と一瞬思った。しかし。

「あなたの好きな花言葉を教えて下さい」
「……花言葉?」

一気に自信が疑惑へと変化する。花言葉?あののほほんとしたN氏が花言葉なんて幾ら何でも口に出すだろうか。いや、言わねえよ。まず間違いなく。ピンと来た私は早々にこの場を立ち去ることにした。

「好きな花言葉?それは、愚劣の極み、です。もうロビーに戻りましょう」

強引なトークでやった朗を無理矢理ロビーに連れて戻ることに成功。やった!良く頑張った!感動した!ナイス自分!小泉首相風に内心自分を褒め称えつつ、ロビーに戻る。

しかしそこには凍りつくような雰囲気が漂っていた。




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