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幽霊船を目指して 幽霊船を読むには基礎知識が必要です。E-Shipについてはコチラ。 「手を組もう」 前日のショックを引きずりながら出社すると、F川が真面目な顔をして持ち掛けてきた。流石にいささか面食らった。あのF川が手を組もうと申し出るとは。しかし考えてみれば仕方のないことかもしれない、この男は真剣にN氏を落とそうと目論んでいるのだから。 その心意気に些か気後れを感じつつ、一旦は協力し合うことで話がついた。E-Shipは次回がラストの乗船なのである。もしキャラの性別がN氏とかぶった場合、今までの苦労が水の泡になるではないか。それは絶対に避けたかった。今まで味わった屈辱を晴らすためにも。 「今までのN氏のキャラ、性別に分けると女→男→女ときてんだよ。だから単純に考えれば次は男、と来るはず……なんだが、まぁそう上手くはいかねえだろ、わかってんだよオレも」 F川は仕事中よりも熱心に持論を語り始めた。コイツ、マジだな。 「確かにE-Ship内のHNだけ見てりゃ次は男、で良いかもしれないけどな、それじゃ木を見て森を見ない、ってやつだ。オレはNさんのキャラ作りに法則を発見した!!」 F川の推論はこうだ。
一回目……Mr.N(♂)→南汐音&エーデル(♀)
ギブチャに入った時のHNが男なら、E-Shipでは女キャラ。ギブチャが女ならE-Shipは男。つまりギブチャで入ったキャラとは性別を必ず変えてくる、というものだった。 「後はギブチャにNさんがどんなキャラで入ってくるかを確認してから自分のキャラを作る。どうだ、完璧だろ?だろ?」 |