〜入手編〜源之助
三月某日。
オレ達はMC第2弾の少女漫画を入手すべく颯爽とくりだした。
本屋へ入る。
すでに周りは目に入っていない。
目指す場所は一つ。少女漫画コーナー。
しかし…
俺はこれまでの人生で、少女漫画なんて数えるほどしか読んだことがない。
何かこう、漢の生き様をまざまざと描き切ったような少女漫画はないのか?
「これは内容が甘い」
「目の光が足りない」
「これはイケてるか?」
などと話しながら少女漫画を物色。
一体どういう二人組だと思われていたのかと思うと今になって震えがくる。
ふと気づくと、イネーバの奴がいない。
奴めっ!逃げやがった!!
俺は目をつけていた少女漫画を持ったままダッシュ。
焼き物は俺の趣味だなどとわけのわからない事を
言っている奴を引っ張ってくると、再び物色開始。
イネーバ「やはり漢は少女漫画など読むべきではないんじゃないか?」
源之助「馬鹿野郎!!ここまで来てつべこべ言ってる方がよっぽど
漢らしくないだろ!!腹くくれ!」
そう強がってみたものの、俺自身かなり怖じ気づいていた。
その後も、俺たちの果敢な探索は続いた。
イネーバ「やはりあっちの新しいコーナーの方がいいか?」
言いながらサッサと歩いてゆくイネーバ。
源之助「おい!これどうすんだよ!」
「はだかの王子様」とかかれた漫画を手にしながら奴についてゆくオレ。
その姿はまさに漢であったといえよう(嘘)