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映画感想文 2003
2003.1.5〜

観た映画を忘れないために、1999年から感想を書き留めてます。
映画館、試写会、テレビ、レンタル(ビデオorDVD)・・・と見た状況はいろいろです。
★★★=永久保存版!、★★=お気に入り、=ふつう、=好みじゃない


2003,8.28 「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」(テレビ)★★
'99、ドイツ。天国へ行くと人は海の話をするという。病院で偶然出逢った余命短い男2人が海を目指して旅に出る。
盗んだ車、銀行強盗、トランクの中にはマフィアの大金。不思議と運命は2人に味方し、死ぬ前にたった1つ夢を叶える。、
マーチンはエルビスと同じ車をママにプレゼント、ルディは2人の女と寝る。
ラスト、海でマーチンは寿命尽き、成長したルディは彼の死を見届けた。
「どうせ死ぬんだから」「失うものなんて無いんだから」そんなセリフは出てこなかった気がするけれど、
そのおかげで2人は何も恐れず純粋に海へ向かっていく。その姿が潔くて、すこし憧れてしまう。
2人を追う警察やマフィアは、死を目前にした2人の予想外の行動に翻弄されて、ちょっと可愛らしかった。
ずっと死を意識しながら、その恐怖は語らず、かといって生きたいと主張するでもなく・・・
そんなこの映画に「ちゃんと、やりたいことやんなさい!」と言われた気がした。

2003,8.22 「ターミネーター3」(ワーナーマイカルみなとみらい)★★
休日なのに映画館は意外と空いていた。1と2が面白かったのでハラハラドキドキするかな〜と思いきや、
破壊シーンは壮絶だったけれど精神的な恐怖がなかったので、最後まで軽〜く爽快?に見られた。
前作から時間がたって「審判の日」を迎えたあと、ジョン・コナーがどう生きてきたのか、
このシリーズを楽しみにしている私は「そうか、なんとか元気にやってたんだね」と心の中で呟いた。
それにしても、この物足りなさはなんだろう?まず1番の理由はジョン・コナーがまったく好みでないこと。
(2のときは可愛かったのに!)それから、T800があまり活躍しなかったこと・・・もっと見たかったよ。
それから敵であるTXがあっけなくやっつけられたこと・・・冷たい美貌に期待してたのに弱すぎ!
きっとこれは4への序章なのだろう、ということで次回に期待する。

2003,8.9 「エド・ウッド」(テレビ)★★
'94。ティム・バートン監督作品。主演のジョニー・デップがコミカルでとてもよかった。
史上最低の監督といわれて名高いエド・ウッドの半生を描いた伝記映画。
ティム・バートンがこれほど愛情をこめて作らなければ、心から「最低の監督!」と思えたのだろうけれど、
この映画を見てしまっては、愛さずにいられない存在になってしまう。
自分の作品をあちこちへ売り込み断られ落ち込んでいたエドに、
恋人のドロレスが「メジャーは合わないのよ。自分で資金を集めたら?」と慰める。
あとから出てくるキャシーも良いけど、ドロレスも包容力のあるすてきな女性だった。
往年の映画スターであるベラ・ルゴシを利用して映画の資金を調達。計算高いように見えて、
ルゴシの才能と雰囲気に惚れこんでいるエドには「利用しているだけ」という気持ちは無かっただろう。
24時間365日、エドの頭の中は映画のことばかり。映画に夢中になりすぎて、ちょっと壊れちゃった人である。
・・・と彼を無条件に愛するかどうかは「外宇宙からのプラン9」「グレンとグレンダ」を見てからにしよう。

2003,8,8 「サルサ!」(テレビ)★★
'99、フランス・スペイン。
サルサがここ数年はやっていた理由が分かった気がした。根っから明るいだけかと思いきや、官能的で哀愁に満ちている。
サルサを奏で踊る時、男は男らしく女は女らしい。自分に陶酔し感情をむき出しに踊る、そんな瞬間を少し味わってみたい。
ダンスシーンが美しくて、この映画を延々とテレビに映していたくなる。
サルサに魅せられてしまった青年が、それまで志していたクラシックを捨てて、モンゴと名乗り肌を焼いてキューバ人になりきる。
在仏キューバ人に世話になりながら、サルサ教室を開いて生計を立てるうち、ある女性と恋に落ちる。
正体を隠しているモンゴは偽りの身の上話を彼女に話すが、その後これが原因になって彼女の信頼をうしなってしまう。
彼女の祖母が死に別れていた恋人と再会したり、恋愛濃度120%の映画。でもサルサはこんなシチュエーションが似合うのだろう。

2003,7,15 「愛しのローズマリー」(DVD)★★
'02。グウィネス・パルトロー主演。この映画を、オットが飛行機の中で繰り返し観て「面白かった」と言っていたので
「ラブコメ嫌いなくせに珍しい」と思っていたら、けっこうシリアスなことを言っているのでした。この映画は。
女性を外見のみで判断するハルは、催眠術師?に人の内面の美しさしか見えないように催眠術をかけられてしまう。
そこで巨漢ローズマリーの登場。
外傷を負った子供達のためにボランティアをしている心美しいローズマリーがハルにはとびきりの美人に見える。
・・・でもね、美人はみな性格悪いわけでもないし、ブスが性格いいわけでもないのにね。
物語が進み、催眠状態から覚めたハルの目に映ったもの。このギャップにちょっとおののいてしまいました。
痛ましい怪我を負っている子供や、お世辞にもキレイと言えない人たち、そういう人たちを目の前にして、
まったく偏見を持たずに内面だけを見ることができるだろうか?と自分に問い掛けずにいられない瞬間。
これはもう日々の心がけと努力で培うしかないものだから精進しよう。
ハルと恋人同士になったローズマリーの言葉・・・「失うものがたくさんあるってステキなことね」
それまで彼女が孤独だったことが分かる。そして失うのを怖がるんじゃなくて、そんなものを持てたことを感謝したい。

2003,7,14 「プリティプリンセス」(DVD)★★
'02、米国。「プリティ・ウーマン」「プリティ・ブライド」のゲイリー・マーシャル監督作品。
ちょっと変わり者で冴えない女子高生のミアは、芸術家の母親と2人暮し。
ある日、初めて会う祖母から自分がジェノヴィア国の王位継承者だと知らされ、プリンセス教育を受けることになる。
「プリンセス教育」・・・なんて甘美な響き♪髪型やメイクを直して、対振る舞いも正して、テーブルマナーや歴史も学んで、
ミアはみるみるキレイになってしまう。変身する前のミアも可愛いくて甲乙つけがたいけれど。
そんな中、それまで隠されてきた父と母が分かれた理由、父の愛情、現国王である祖母の思いを知りミアの人生は動き始める。
私はミアが巻き込まれるスキャンダルにはあまり興味がなくて、ミアの自宅や母のアトリエや飼い猫に興味津々。
それから親友リリーの兄マイケル役のロバート・シュワルツマンが可愛いい〜。

2003,7,10 「アバウト・ア・ボーイ」(DVD)★★★
'02、米国。ヒュー・グラント主演。この作品のヒューグラントはとても良い。
父親のクリスマスソングの印税で暮らす独身貴族ウィルは、ある日12才の少年マーカスと出逢う。
マーカスの母親フィオナは鬱病で自殺を図ったところをウィルが偶然助けたのだ。
「コマ送りの生活」を送っているウィルが、後くされのない恋人を求めて、妻に逃げられた子持ちの男を演じ、
シングルの会に参加したり、ウソを成立させるためにマーカスを利用したり・・・頑張る姿が滑稽極まりない。
マーカスはというと、変に大人びて可愛げがない。内心、ウィルと母親をくっつけてしまおうと計画している。
2人は実はとてもよく似ているのだ。そんな2人の間に妙な愛情が芽生えていく。
マーカスが抱えているママが自殺を繰り返すのではないかという不安はとても重い。ママを救いたい一心で、
学校のロックコンサートで歌うことを決意する。ママが自分の歌声を愛しているから。
ただでさえ学校で浮いているマーカスがステージに立てばウケるどころかバカにされてしまうことを、ウィルは分かっている。
学校という小さな世界に生きている12歳の少年にとって、それは社会的致命傷なのだ。
マーカスとともにステージの上がり、まるで自分がバカをやっているように演じたウィル。
散り散りになっていた心が1つになるこの場面泣ける。
この映画、たくさんのメッセージを受け取った。そして少し傷ついたりした。
ウィルの「すべてが充実、すべてが無意味」な生活は、どこか私の生活に似ている気がしたからだ。
ボンジョビの「人は孤島ではない」という歌。ラストの「人はカップルではやっていけない。支えが必要だ。」という言葉。
なんだか泣きたくなるのはなぜだろう。

2003,6,24 「グース」(テレビ)★★
96年、米。大好きな映画。少女がグースの卵を拾って孵化させることの必然性、、
ちょっととんでる父親が飛行機で渡りの誘導をしようと思いつくのも当然のこと・・・?
何よりも、グースの雛のかわいらしさ、渡り鳥の神秘性、飛んでいるグースの美しさ、
鳥好きにはたまらない映像の連続。もう3回くらい見ているけれど、いつも感動させてくれる。
こんな美しいものを育む自然を壊したくないなぁと思う。

2003,6,11 「ア・フュー・グッドメン」(テレビ)★★
92年、米。法廷ものは私の頭がついて行かないことが多いけれど、これは面白く拝見いたしました。
哀しいかな、海軍の階級が分からない。大佐、中尉、少佐・・・やはり大佐が1番えらいのでしょうか。
海軍内で起きた殺人事件を弁護するアメリカ海軍将校弁護士ダニエルと、ジェサップ大佐のかけ引きが熱い。
たいした秘策もないのに、上官の命令が絶対であるという海軍内の異常なしきたりが最大のキーになる。
そしてラストは爽快!!ジャック・ニコルソンのジェサップ大佐はほんとにやらしくてイヤな奴。天才だな。
それから弁護士でありながら法廷に立ったことのないダニエルが目覚めていく様を、トム・クルーズが上手く演じていた。
とにかくハリウッドスター達の迫真の演技が見られて楽しいのである。

2003,6,10 「花嫁の父」(テレビ)★★
50年、米。愛娘の挙式までの3ヶ月。自分の手から巣立っていく娘を悲喜こもごもの思いで見守る父。
当初の予定よりもどんどん巨大化する結婚式の規模と費用に頭を抱える父と、張り切っている母親の対比が、
面白おかしく描かれている。また当時の暮らしやファッションも逆に新しくて見ていて楽しい。
私は結婚式を挙げていないので、結婚式までの長い道のりが分かるのも面白かった。
父親の心の声がナレーションになっているので、かつて巣立った娘ならちょっと心が痛むかもしれない。
この娘を18歳のエリザベス・テーラーが演じていて、発光してるかと思うほどキレイ。

2003,5,21 「最高のルームメイト」(テレビ)
94年、米。「コロンボ」のピーター・フォークが主演と知って、コロンボ以外の彼を見たくなった。
見終わってみて、コロンボは演技だったんだなぁと納得した。当たり前だけど。
物語は・・・両親を事故で無くした8歳のマイケルを祖父ロッキーが引き取ったところから始まる。
その後もマイケルは愛妻を事故で失い、子供2人と残され家族まで失いそうになるが、そこはロッキーの支えで乗り切る。
ラストでは寿命を全うしたロッキーも亡くなってしまう・・・なんと多くの人が死ぬ映画だろぉか。やたら人が死ぬ映画はきらい。

2003,4,22 「ハムレット」(テレビ)
00年、米。イーサン・ホーク好きの私としては見ておきたかった一品。だったのだけど、ラストまで退屈で退屈で・・・
シェークスピア原作のセリフをそのままに、舞台は現代。現代の世界に古い言い回しのセリフの違和感に、
最後までなじめなかった。シェークスピアの原作を舞台などで知っている人なら、このアレンジは楽しめたのだろうか。
復讐に燃えるも気取られないように心を病んでいるふりをする主人公を、
イーサン・ホークは上手く演じていた、ような気がする。

2003,4,21 「我が家の楽園」(テレビ)
38年、米。好きなことをして暮らしている人が集まる家。その家の主の言葉に耳が痛くなる思いがする。
その仕事をしていて楽しいのか?どうして好きなことをしないんだ?
彼の家では、けっして裕福ではないけれど花火職人や踊り子や作家たちが心豊かに生活している。
時間を忘れて熱中できる大好きな何か、を私も見つけたい!

2003,3,12 「第七天国」(テレビ)★★
27年、米。素直に心に染みるラブストーリー。ラストには涙涙。ディアンヌの可憐さといったら天使のよう。
チコが口癖のように言う「俺は特別な男だ」という言葉、初めはとんだ自惚れやだと辟易したけれど、
最後にはそれは大切なことだと思えるようになる。姉のいいなりに生きて自分の意志を持たなかったディアンヌ、
その不幸の始まりは自分の心の持ち様だった。「私は特別な人間だ」と誇りを持って生きていたい。
チコが第七天国へディアンヌを初めて連れてきたシーンは、どうやって撮ったのだろう?
1階から7階までセットを作って下からずーっと撮影したのかな。凝っていて素敵。

2003,3.10 「ぼくのバラ色の人生」(テレビ)★★★
97年、仏。女の子になりたい男の子と家族の物語。想像していたよりシリアスだったけれど、面白かった。
主人公のリュドヴィックが愛して止まないテレビ番組の世界が独特で、
ふわふわしたピンク色の世界に住む美しい女性が踊ったり手招きをしたりしている。
現実と折り合いがつかないとき、リュドヴィックはその世界に逃避して身をゆだねる。その世界がほんと素敵。
リュドヴィックに感情移入してみていた私は、両親の行動があまりに残酷で腹を立てたのだけれど、
もしも私に男の子がいて、その子が女装したり化粧したり男友達と結婚式ごっこをしたりキスしたりしたら・・・
やはりショックだろう。でもそういう世界を子供から取り上げて、男らしく強制しようとするだろうか。うーん。
リュドヴィックの災難は、男の子っぽい少女とその家族と出会ったことで、とりあえず一段落した。
これから彼が成長しても、彼の世界を捻じ曲げようとする人間が現れなければいいのに、と思う。

2003,3,9 「アナライズミー」(テレビ)
99年、米。もっと笑えるかと思っていたら、ボスが抱えてるストレス性の発作がまさに私が抱えている発作と同じもので、
他人事と思えなくなって弱気になってしまったよ。それはさておいて。
もしもマフィアのボスが友達になってしまったら・・・という世界を垣間見て、すっごい迷惑!!と思った。
ビリー・クリスタルは好きじゃないのだけど、こういう役が最高に上手。

2003,3,5 「Dearフレンズ」(テレビ)★★
95年、米。幼馴染の女ともだち4人が久しぶりに集まり昔話に花を咲かす。私は女がワイワイしてるのが大好き。
物語はどちらかというと子供時代が中心になっている。子供の頃、ある死亡事故を解明しようと降霊儀式を墓地で開いたり、
占い師を訪ねたりという子供らしい?エピソードに、私も身に覚えがあって共感した。
12歳くらいの女の子はそういう怪しくて怖いものが大好きだから。
そして子供ながらに悩みを抱えていた彼女達の成長した姿を見て、ジ〜ンとしてしまったのでした。
大人になってもやっぱり悩みや問題を抱えていて、それに向き合ったり逃避したりしている彼女達に、
自分を重ねてしまったからだろうか。見終わったあとホクホクした気分になった。

2003,3,4 「マルコヴィッチの穴」(テレビ)
99年、米。ジョン・マルコヴィッチの頭の中に入る穴と、2/1階という発想勝負の映画。ラストの急展開は正直引いた。
キャメロン・ディアスがボサボサ頭で夫の浮気相手に惚れ込んでしまうという役を演じていて、心の中で拍手を贈った。

2003,2,28 「名犬ウォン・トン・トン」(テレビ)
76年、米。犬が出ていること往年の大スターがでていることに惹かれて見たけれど、
無知な私は往年の大スターを1人も発見できず、コメディなのに笑い所が分からず取り残されて寂しかった。

2003,2,13 「リトルマンテイト」(テレビ)
91年、米。ジョディ・フォスターの初監督作品であることは前から知っていて「いつか見たい」と思っていたけれど、
見終わった後に何も心に残らなかった。それでも楽しんで2時間過ごしたんだから良いと思う。
天才児を集めた学校は現実にあるのだろうか。AKIRAに出てきた例の施設を思い出して怖くなったのは私だけだろう。
母子が住んでるアパートが天井が高くインテリアも個性的で、そんなところに見入っていた。

2003,2,6 「シングルファーザー」(テレビ)???
見たはずなのに、どんな映画だったかちっとも思い出せない・・・見たという記録だけのこしておく。

2003,1,31 「ジムキャリーはMrダマー」(テレビ)
うぅ、私はちっとも笑えなかった。ジムキャリーの表情が鼻についてイヤ・・・

2003.1.22 「アメリカンバッファロー」(テレビ)★★
96年、米。タイトルだけは前から知っていたのだけれど、いざ見てみたら想像とはまったく違うものだった。
価値のある白銅コインを安く売ってしまった骨董屋の主人は、コインを取り戻すため泥棒を働くこと思いつき、
目を掛けている黒人少年ボビーと計画を練る。そこ現れた古い友達(?)のティーチが金の匂いに気づき、
ボビーを外し自分を仲間に入れるように口説き始める。この2人のやり取りがこの物語のほぼ全て。
ダスティン・ホフマン演じるティーチが口が達者で理屈っぽく金に目の無いイヤな男で、
骨董屋主人のボビーへの信頼をぐらつかせるために、あれこれと毒を吐き、まんまと困惑させてしまう。
見ているこっちは本当にいらつくの!!・・・でもこれで私はダスティン・ホフマンが好きになったよ。
心に残るのは骨董屋主がボビー少年へ言った「敵と味方を見極めろ」という言葉。自分に言い聞かせていたのだろう。

2003.1.19 「MONDO」(テレビ)★★★
95年、仏。朝露やザクロや虫やトカゲ、自然は美しい!そういう映像を眺めているだけでも満足。
不思議な少年モンドの生活が流れる。木の実を取ったり、子沢山の親子の後をついてつまみ食いをしたり、
パンを一切れ分けてもらったり、郵便やさんに「僕に手紙は?」と尋ねてみたり、
釣り人に字を教えてもらったり、一人暮らしの老婆に泊めてもらったり。
ホームレス友達の老人ダディの横にモンドが座れば、小銭を恵んでくれる人が増えた。
ダディにとってモンドは必要で、誰かに必要とされることがモンドには必要だった。
そのダディが施設に収容されたところから物語は流れを変える。ダディを探して歩くうちモンドも倒れ収容されてしまい、
モンドが消えたことで、モンドに恵んでいた人々は、必要としてくれる存在を失い悲しみに暮れた。
と、私は解釈してとても満足したのだけれど、ラストがどうしても理解できなままで悔しい。
モンドが大きな丸い石に書いて老婆に残した言葉「いつまでもたくさん」・・・どういうことだろぉ。

2003.1.15 「シンプルプラン」(テレビ)★★
98年、米。サム・ライミ監督。「やめて〜」と思う方向へ進んでいく展開に目が離せない。
心の弱い男ハンク。殺人などしそうに無い誠実そうなハンクが実は殺人はするは嘘はペラペラつくは。
強欲な妻サラ。指図はすれども手は下さず人生を変える努力もしない。大金をネコババし
人をころしても平常心で生活を続ける二人の異常さ。それが怖い。
孤独なダメ兄ジェイコブ。誰も彼の心のうちを理解できない。父の牧場を買い戻し、家庭を持つという夢。
追い詰められ自首しようとするジェイコブのまっとうさ。歯車が狂っていく。
金に目がくらんだ人間がどう変貌するか、ではなくて、自分の身丈に合ったシンプルな人生こそ最良のもの、
というメッセージを私は受け取った。

2003.1.6 「ウエディング・シンガー」(テレビ)★★
98年、米。アメリカの結婚式にはウエディングシンガーというのがつきものなのかしら。まず文化の違いに「ほほー」と思う。
なんともマンガチックな展開のラブコメディなのに、ドリュー・バリモアの可愛らしさと、
アダム・サンドラーのいい人ぶりに、素直に見入ってラストは感動して泣いていた私。
だけど・・・若い頃荒れまくっていたドリュー・バリモアが、世間知らずで純粋で可愛らしい女の子を、
自然に無理なく演じられることが不思議でつい我に返ってしまい、楽しみそびれたような気がする。 

2003,1,5 「さよならゲーム」(テレビ)
88年、米。マイナーリーグチームの若いピッチャー(ティム・ロビンス)を期限付きの恋人にし、
一人前に育て上げる女をスーザン・サランドンが演じている。(この2人はこの映画で出会って結ばれたの?)
1度は大リーグでプレイしたことがあるものの今はピークをすぎたキャッチャー(ケビン・コスナー)が、
若い選手に追い越され世代交代していく様子に哀愁を感じる。それにしても、魅惑の女性を演じるサランドンが、
この撮影当時42歳で、どーしてそんなにモテモテなのか・・・とっても好きなんだけど釈然としない。
J2チームを応援する者として、マイナーリーグという舞台にちーっと親近感を覚えた。


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