教育についてちょっと考える

 なぜ教師になりたいか (0204)
 教育の目的 (0204)
 「平成11年版学習指導要領」の解読(020808)
 歴史教育の目的(021013)
 
教育基本法改正について

 教員採用試験2002 in 新潟

 あの人はこんなことを言っている(教育編)

 リンク

文科省報道 我らが文科省の報道です。
ベネッセ最新教育時事 ベネッセは公務員・教育公務員を目指す人々を対象として「キャリアアップゼミ」を展開していますが、その一環で最新時事情報を公開するようになりました。





 なぜ教師になりたいか

T 「教」teachingの部分

相手の立場を考慮し、自分なりに工夫して説明した時、分かってもらえると嬉しい。

U 「育」educationの部分

生徒と生活・進路延いては人生について相談し、成長する一助になれたら嬉しい。自分自身も生徒から成長する刺激を与えてもらえたら嬉しい。また、教える過程自体が自分にとって成長の機会となる。

V 教育の重大性

個人が育っていく過程では様々な環境が刺激となっていくが、その中で最も重要な環境を形成しているのが学校である。そして、国家を形成するのはさまざまな個人である。したがって、個の幸福、国家の幸福を左右する重大な任務が教育である。確かに一教師がどれほどの子どもを教育できるか、という反論はあろうが、もしかしたら、自分の教え子が重要な集団におけるリーダーになるかもしれない。そうでなくても、草の根において幸福が波紋
すればそれまた同等に有意義



★ 教育の目的


T 個人的見地⇒個人の幸福

● 自主的精神(1)の育成

@個人の価値(1)…なぜ価値があるのか?永遠の探求。個々が存在して幸せを感じていることに意味。
A自由の認識…公共福祉範囲の自由。自由の幅広さ、厳しさ。選択の必要性、選択肢の形成の必要。束縛からの開放。
B幸福の認識…歴史世界の中での自分の位置の幸福さを認識する。
C教養…教養をつけていくことによる生きる楽しさの増大。 

U 
国家的見地⇒国家の幸福

● 平和的な国家及び社会の形成者(教育基本法第1条)の育成

@郷土愛…普遍的・個性的文化の創造(前)
A真理と正義(1)の認識…くだいていうと「ルール」
B批判能力…真理と正義を考え直す
C勤労と責任(1)


● 社交性の育成…
他者との関わりあいによる成長。自分の働きかけによる他者の幸福に、幸福を見出す。

V 
国際的見地

● 世界の平和・人類の福祉(前)⇒世界の幸福

@異文化の認識…異文化の共存を探る。
A幸福の格差…どこまで援助できる?
★ちょっと詳しく考える (工事中)



★ 「学習指導要領」の解読

要点:ゆとりの中で、個性を重視した特色ある教育を展開し、「生きる力」をつける。

T 
ゆとり

@完全学校週5日制
A卒業単位数74(前80)


U 個性

@必修教科・科目の必要最低単位数31(前は、普通科38、総合学科・専門学科35)
A選択必修を基本

V 特色ある教育

@1単位時間の弾力化
A総合的な学習の時間(3〜6単位)
B学校設定教科・科目
(20単位まで卒業単位に認定)

W 生きる力

@知:「創造的問題解決能力」…自ら意欲を持ち、問題を発見し、考え、判断し、表現する能力
A徳:「豊な人間性」…頼もしさ=自らに厳しく(自立・責任)・他者にはやさしく(人権尊重・社会連帯・国際理解)
B体:「体育・健康」

※文部省初中局担当審議官銭谷眞美「高等学校学習指導要領改訂の要点」『月刊高等教育』99/5参考


★ 歴史教育の目的

キーワード:共感教訓自覚国際理解

T 
共感

歴史上において、異なる立場の人々が自分が信じる道を持って互いに交わり、時には争ってきた。
それがある時にはすばらしい結果をもたらし、ある時は悲惨な結果をもたらしてきた。
そこに自分の身をおいてみて人々の真摯な態度に共感するとともにどうしてそういった結果がもたらされたのかを考える。
それによって自分のあり方について瞑想する。

共感が第1の目標である。
共感できるようになれば歴史教育の7割の目的は達成されたとものと考えていいだろう。
あとの3割の目的は共感さえできるようになれば自ずと学べるようになるからである。
つまり、共感は第1の目標であると同時に以下の目標の手段でもある。


U 
自覚

自分はどこから来て、どこへ行こうとしているのかを考えるとともに、
歴史の大きな流れの中にいることを自覚し、どう生きるべきか(=道徳)を考える。
そして浸る…

V 
教訓

歴史上に展開されてきた政治・経済・社会・思想のシステムを「教訓」として捉え、
現在のシステムとの相違点、共通点を発見することによって、現在を見る目を養う。

W 
国際理解

外国の国民、民族の歴史を理解することによって相互理解を深め、共生する。