一般的なインストール
普通は起動ディスクから立ち上げてWindows98(95)のCDからセットアップします。。
ここで使う起動ディスクは、Windows95で機種によっては「マイコンピューター→コントロールパネル→アプリケーションの追加と削除→起動ディスクタブ」で作成する基本的な起動ディスクに、CD装置を認識できるような自動処理用の特別なファイルを追加しておかないといけないものがあります。
また、最近の一部の機種ではリカバリー CDでWindowsの他、アプリケーションソフトまでインストールし直されて、ほとんど自動で買った時の状態になるものもあります。
CD装置を使わないWindowsのインストール
変な苦労はすっ飛ばし(^^)v
起動ディスクにCD装置を動かすための特別なファイルを追加しておかないといけないものがあるのに忘れていたり、、ノート型の場合、本体にCD装置が付いていなくて、高価な純正品の外付けCD装置でないとうまく作動しない場合があります。
インストール作業で最初につまづくのがこのCD装置をどうするかという問題です。
面倒なCD装置の設定をすっ飛ばしてしまういい方法はないかな?。。。
それは、、、
ハードディスクにWindowsのCDの内容をすべてコピーし、そこからセットアップしてしまえばいいのでした(^^)v。
この方法だと「マイコンピューター→コントロールパネル→アプリケーションの追加と削除→起動ディスクタブ」で作成する、基本的な起動ディスクだけでOKです。
そして、あとからWindowsの追加機能をインストールする場合もWindowsのCDを使わずに、ハードディスクにコピーしたWindowsのCDファイルから作業ができます。
パーテーションはどの位にしておけばいいの?
ではここで、WindowsのCDをハードディスクにコピーするとしたら容量はどのくらい必要になるのかを調べてみましたら。。。
Windows95初期バージョンでOEM版の非NEC98用のCDは・・・・・・・276MB
Windows98初期バージョンでOEM版の非NEC98用のCDは・・・・・・・352MB
Windows98SecondEditionでOEM版の非NEC98用のCDは・・・・・・・360MB
以上の2つは、ハードディスクのファイルシステムはFAT16、252MB〜509MBの間の容量でパーテーションを切ったドライブにコピーした場合の結果です。
Windows98初期バージョンのUpgrade版(パッケージ売り)のCDは・・・・・・・・・・526MB
Windows98 Second EditionのUpgrade版(パッケージ売り)のCDは・・・・・・・547MB でした。
以上の2つは、ハードディスクのファイルシステムはFAT16、510MB〜1019MBの間の容量でパーテーションを切ったドライブにコピーした場合の結果です。
FAT16では同じ内容をコピーしても、パーテーションの切り方によっては、容量の数値が変わります。
ある一定の刻みでパーテーションが大きくなると、クラスタサイズが大きく非効率になっていくので、必要容量は多くなっていきます。
ということで、、WindowsのCD専用ドライブ(今回はEドライブ)は、必要容量より少しだけ大きく設定してパーテーションを切りましょう
なお、OEM版とは、パソコンをを買ったとき、それに付属してくるWindowsのことです。Windows95はバージョンが数種類あって、OSR1、OSR2、OSR2.1、OSR2.5などがあります。
コピーするにはちょっと小細工が・・・
パーテーションを切ってフォーマットの済んだ新しいハードディスクをプライマリのスレーブ(第一の副)か、セカンダリのスレーブ(第二の副)につなぎます。なお、セカンダリのマスター(第二の主)には通常CD装置つながっていますので、そのままにしておきます。
| ハードディスクを増設ができないノート型のときはどうするの?・・・。 デスクトップ機があるときはそちらを借りて「2.5インチ→3.5インチのケーブルアダプター」を介してプライマリのスレーブ(第一の副)か、セカンダリのスレーブ(第二の副)に接続し、デスクトップ機のCD装置を利用します。 ノート型しかないときの新しいハードディスクはPCカード接続の増設用アダプターで接続します。 CD装置がない場合はどこかから借りてくるしかありません(;。;)。LANで接続されているなら、他の機械のCD装置を「共有する」にして利用できます。 |
通常どおりWindowsを立ち上げ、WindowsのCDをシフトキーを押しながら装置に入れます(シフトキーを押しながらにするとオートランで勝手にCDが起動するのを防げます)。
エクスプローラを開いてファイルのコピーに進みます。
ここで、ちょっと気をつけないといけないこと!・・・。![]() 表示→オプション(フォルダオプション)→表示タブで、ファイルの表示での「すべてのファイルを表示する」にチェックをつけかえて、「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックははずして、OKを押しておきましょう。 ![]() そうしておかないと隠しファイルのコピーもれが出る恐れがあるからです。 |

左側のWindowsのCDの入ったCD装置(ここではFドライブ)をクリックして選択し、「編集→すべて選択」をします。
右側のすべてが青くなってたらそれをドラッグ&ドロップでハードディスクのWindowsのCD用ドライブ(ここではEドライブ)にコピーします。
完了まで数分かかりますがしばらく待ち、終わればWindowsのCDを抜いてWindowsを終了し電源を切ります。
今度は元のハードディスクに接続してあるケーブルのプライマリのマスター(第一の主)を、WindowsCDのコピーが完了した新しいハードディスクを接続し直し、フロッピーの起動ディスクをセットしてから電源スイッチを入れます
フロッピーから動き出し前準備が完了してA:¥>が出ます。
ここで、A:¥>c:と入力してENTERを押すとC:¥>になります。
同じようにd:と入力してENTERを押すとD:¥>に、e:と入力してENTERを押すとE:¥>になります。
WindowsのCDをコピーしたドライブにして(今回はEドライブなのでE:¥>)「setup」と入力してENTERを押します。
もしENTERを押したあと「実行可能な最大プログラムサイズは最低451584バイト必要です」という表示が出て止まってしまう時は、「setup」のあとにスペースひとつと「/C」(setup /c)と入力してENTERを押します。
「Enterキーを押すと続行します」と出ますのでENTERを押します。
ScanDiskが開始され、ドライブのチェックが終わると「x」を押します。
するとWindowsのセットアップが始まります。
うまくいかなかったことの反省(^^ゞ
WindowsのCDの内容は、どれかのドライブにフォルダーを作って、そこにコピーしてもいいような気がして試してみたのですが、うまくインストールできませんでした(;。;)

で、一つのパーテーション(今回はEドライブ)をWindowsのCD専用にしてコピーします。
そして、再起動をしてからエクスプローラで見てみると、EドライブがなぜかCDとして認識されています( ̄。 ̄)。
Upgrade版での小細工
Windows98Upgrade版(パッケージ売り)には起動ディスクのフロッピーが付いていません。したがって、インストールするには文字通りWindows95からUpgradeするか、他のWindows98用起動ディスクを借りてくる必要があります。
元のハードディスクをはずし、新しいハードディスク付け替えてインストールする場合で、Windows98用起動ディスクがない場合は、一旦Windows95をインストールし、それからWindows98へUpgradeします。このとき、裏で動いているプログラムを終了しておかないといけないなど、いくつかの前作業が必要になりますが、DiskX ToolsというソフトのおまけにWindows98アップグ レードサポートツールがついていて、これを使うと簡単・確実なUpgradeができます。
起動ディスクがあって、新しいハードディスクだけを接続してWindows98Upgrade版をインストールする場合は、セットアップの途中で以前のバージョンのWindows(Windows95フォルダー)の場所を確認してきます。
CD装置が使えない状態のときは、Windows95のCDを指定できませんので、その代わりを準備しておきます。
つまり、新しいハードディスクのWindowsCD専用ドライブではないドライブに、Windows95のCDからWINDOWS95のフォルダーを丸ごとコピーしておきます。そうすると、「元のはどこにあるの?、元のWindowsのCDを入れてね」と言われたときに、「ここだよ」とそのコピーしたフォルダーを指定するとOKになります。
現在の設定をすべて引き継ぐ、お引越しインストール
| 現在のCドライブの内容などを新しいハードディスクにすべてコピーすると現在の設定を新しいハードディスク引き継ぐことができるのですが、Windowsが動いている状態では「稼働中の自分自身のファイル」のコピーができません。実際にやってみるとエラーが出ました(^^;)。 そのために一旦、仮のWindowsをインストールして、そちらに作業をさせようというものです。 MS-DOSでコマンドを打ち込めばできるらしいのですが、何やら呪文を唱えているようでよくわかりません(^^ゞ。 お引越しソフトも出ているらしいのですが、応用がきかないだろうし。お金もいるし。。。 で、このやり方がいちばん手っ取り早いかな? |
作業手順・・・
元のハードディスクが、いくつかのパーテーションに分かれていたら、新しいハードディスクはそれと同じ数以上にパーテーションを切っておきます。
新しいハードディスクをプライマリのマスター(第一の主)に接続し、現在と同じバージョンのWindowsのセットアップをはじめます。
途中でインストールするフォルダーを聞いてくる場面では、通常は「C:¥Windows」のところを「C:¥Wintemp」など、違う名前に変更してインストールを進めます。多少警告が出ますが無視します(笑)。
画面の設定など多少不完全なままでも、とりあえずWindowsが立ち上がるようになりましたらそこで、一旦Windowsを終了して電源を切ります。
元のハードディスクをプライマリのスレーブ(第一の副)か、セカンダリのマスター(第二の主)またはスレーブ(第二の副)につなぎ、電源ケーブルも接続します。この時、ジャンパーピンの確認を忘れずに!。面倒ならば、とりあえずは使わない、通常セカンダリのマスター(第二の主)につながっているCD装置のケーブルをはずして、元のハードディスクにつないでもいいでしょう。
Windowsを立ち上げてエクスプローラを開き、元のハードディスクの元Cドライブのすべてのファイルを新しいハードディスクのCドライブにコピーします。その他に元Dドライブや元Eドライブがあるなら、そちらも同じようにすべてのファイルを新しいハードディスクのDドライブやEドライブにコピーします。
これで、一度Windowsを終了してもう一度立ち上げると、元の設定でWindowsが立ち上がってきます。
エクスプローラを開き、もう必要なくなった「C:¥Wintemp」をフォルダーごと削除して完了です。
CD-ROM装置のケーブルをはずして元のハードディスクにつないでいたら、電源を切ったあとで元に戻しておきます。
なお、元のハードディスクはそのままの状態で残っていますので、もし、不具合があれば新しいハードディスクのケーブルをはずして元のハードディスクに接続し直せば、また元に戻ります。
| 元のハードディスクから新しいハードディスクへ現在の設定をそのまま引き継げるのは、Windowsのバージョンが同じ(現在が買った時のままなら付属のWindowsCDでインストールする)ときだけです。 現在と違うバージョンのWindowsにしようとして、この手順の作業をすると壊れますので気をつけてください。 |
おしまい
−参考図書−
自分でできるウィンドウズの再インストール D
ART
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