◆松原湖畔にて午後


美しい松原湖畔






大きな白鳥が二羽・・・ん?






トイレもしゃれています。






雲に霞む八ヶ岳






美しい白樺林

松原湖畔にて午後・・・♪♪
これは私が好きだったメロディーの一節。
この歌でいう松原湖はどこにあるのかしら?と常々思っていました。
先日は、松原智恵子をテレビで見かけました。(これは関係ないか)
本当に変わらないのですね。昔のままの美しさを保っていたその姿に感動しました。
歌か、はたまた松原智恵子さんが原因かわかりませんが、居ても立ってもいられなくなり、とにかく出かけました。
地図と睨めっこして・・え〜と・・アッあった!
この場所は長野県か?確かに小海線沿いに慎ましやかにありました。
JR小海線。この線は長野県の小諸と山梨県小淵沢を結ぶ高原鉄道で、八ヶ岳山麓を走り、日本で一番高所にある駅として知られる野辺山駅もあります。
この風光明媚な風景を楽しむためだけに乗車する人も多いと聞きます。
 私達一向(といっても妻と二人)は国道254号を北上していました。
埼玉県の神川町を抜け、車は群馬県に入りました。
製紙工場で知られた富岡市を過ぎると、険しい山が目に付くようになります。
所々にある畑には、丈が短く太いネギが顔をだしています。
そう、ここは下仁田ネギの本場下仁田町です。
途中農作物直売所に立寄ると新鮮な下仁田ネギが沢山飾って(?)ありました。
この下仁田からは登り坂が続きます。
一時間ほど車を走らせると佐久市に到着し、254号に別れを告げ、国道141号へと進路を変え、いよいよ高原鉄道・・いや国道です。
 道を進むにつれ周りの風景が高原らしい雰囲気に包まれていきます。
左手には千曲川と小海線が平行して走り、遠くに金峰山を主峰とする秩父山地の山々が望めます。
後方には浅間山が奇麗な山肌を見せています。
自然とメロディーが口から溢れ出てきます。
・・・・・ラッラッラッラッララ高原列車は・・・・・行くよ〜!
・・松原湖は右折・・標識が見えてきました。

      陽光注ぐ松原湖畔


信号を右折すると道が急勾配になります。
案内を見ますと、この道は松原湖畔を通り、八ヶ岳山麓沿いの麦草峠へと続く道です。
麦草峠は標高2,300mの高地の峠で、それを越えると諏訪は目と鼻の先ですが、冬季は閉鎖されるとのことです。
 松原湖は高原の湖で標高1,124mとの表示がありました。
湖の周辺には民宿やしゃれたホテル、ペンションが立ち並んでいます。
私達は町営の駐車場に車を止め歩き出しました。
駐車場はゴミ一つ落ちてなく、トイレもステンドグラス風の窓をつけた洒落た造りで、とても清潔で、松原湖の景観を守ろうとする小海町の意気込みを感じました。
頬をつたわる風はヒンヤリと冷たく、間近に迫った冬を予感させます。
1〜2分程歩くとキャンプ場入口に出ました。
やや古いバンガローが湖畔の小高い所に立ち並んでいます。
案内に従ってキャンプ場の中を通り湖畔に降り立つと、そこかしこに石製のテーブルがあります。
私達はそこに座りお弁当を食べ景色を楽しむことにしました。
湖面は真っ青な空を反映してか、美しいコバルトブルーに染まっています。陽光がふり注ぐと更に色が増し、湖面がピカピカと美しく輝きます。
気がつくと美しい湖面に鴨の群れが静かに泳いでいました。
ここは釣り客も多いらしく、特に湖面の氷に穴を開けてのワカサギ釣りは冬の風物詩とのことです。
ただ11月初旬から、湖面が凍結しワカサギ解禁になるまでは禁漁期間とのことで、釣り人を見かけることはできませんでした。
私も釣りキチを自認しているくちなので、ぜひ一度ワカサギ釣りの時期に、もう一度来てみたいと思います。
突然キャーッと子供の甲高い声が聞えてきました。
声がした方を振り向くと、子供たちが湖沿いの小高い所をこちらに向かって歩いてきました。その道をよく見ると「湖畔遊歩道」と書いてあります。
ヘェーッ遊歩道があるんだ。
私達は早速歩いてみることにしました。
実際歩いてみると、道というのは名ばかりで、所々が崩れていて土砂が湖に落ち込んでいます。何でこれが道なんだ!
殺気の(字を間違えた)さっきの子供のキャーの意味がわかりました。
私達中年探検隊(いつのまにか探検隊になる)は戻るに戻れず、先に進むしかありませんでした。
湖に落ちないように木の根っこにつかまって、やっとの思いで抜けでることができました。
そこは稲荷神社で、すぐ先はボート乗り場になっています。

 松原湖周辺には多くのアミューズメント施設があります。
勿論ボート乗りもいいのですが、少し足を伸ばすと様々な施設があります。
紹介すると、各種コンサートが開催される音楽堂「ヤルウ¨ィホール」や松原湖高原美術館などの芸術施設、小海リエックス・スキーバレーや松原湖高原スケートセンターなどのスポーツ施設、それに、なんといっても・・・・・・・・・雄大な自然作品『八ヶ岳連峰』を忘れることはできません。        
11/29/1998