◆多夢の日記より 7月17日 土曜日


我家のベランダ植物小群








たわわに実を結ぶフルーツトマト












頑張るスイカ
今日は仕事が休みだ。
少し遅めに起きベッドに横たわったままカーテンを開けた。(本当はふとん)
すでに日は高い。部屋の中に激しく注がれた夏の日差しが目を射る。
と同時にラベンダーの優しい香りが鼻孔をくすぐる。
ベランダには様々な植物がある。
最近のガーデニングブームにあやかった訳ではないのだが、ラベンダーをはじめ、ペパーミント、バジルといった香草が並んでいる。
それらに混ざってトマト、スイカ、などの野菜類が所狭しと実をつけている。
むしろ野菜が主で、その間に香草が身を寄せ合っているというのが正しいのかもしれない。
そのような意味で、ガーデニングという洒落た呼び方でなく、むしろ家庭菜園というべきであろう。
トマトは現在5株。名前は忘れたが、一番大きな身を結ぶという種類が4にフルーツトマトが1という割合である。
フルーツトマトは実は小ぶりだが、ミニトマトと違って、皮が厚く、しかも甘いのが特色である。まさにフルーツという呼称が相応しい。
実はこれらのトマト群は女房の趣味である。女房はトマトが大好きなのだ。
誰か美味しいトマトがあったら女房にプレゼントして頂きたい。でもお返しは何も出来ないのであしからず・・・。
では私のは何かといえば小玉スイカ1株が私の分である。
健気にも小さな実を一つ結んでいる。
それに比べて女房のトマトはブドウと見間違えるほど、たわわに実っている。
これからも我家の力関係がわかるというものであろう。

目の前の愛しいスイカを眺めながら新聞を開いた。
まず、スポーツ欄に目を通した。
私がスポーツ欄を真っ先に読むのは、決まってジャイアンツが勝った時である。
特に阪神に勝った時は尚更である。私はジャイアンツファンなのだ。
この事実をインターネットで告白するのはタブーかもしれない。危険かもしれない。
酒の席で政治の話をしてはいけないのと同じかもしれない。
でもどうしても言いたい。今年こそ優勝して欲しい!!
(阪神の熱狂的ファンの貴方。この部分だけは読まなかったことにして下さいね。もうお付き合いをやめたなどとも言わないで下さいね。少なくても女房はジャイアンツファンではないので・・・。)

1時間ほど新聞の隅々まで目を通してから、むっくりと起き上がった。
起き上がるやいなや、パソコンの前に座ってメールの確認をした。10件程届いている。最近は様々な案内が多い。必要な分を開いて返事を書く。
時計を見ると既に10時だ。女房は朝早くに起きて何やらテキパキと行っている。
女房が朝食兼昼食を持ってきた。
私が好きなのはシナモントースト。
一度コーヒー館で食べてから病みつきになった。シナモンとバターの香りが相俟って、しかもとても香ばしい。
飲物はもっぱらコーヒー。決まってトラジャコーヒーである。
トラジャコーヒーというのはキーコーヒーが販売しているブランドとのことだ。
アラビカ種の一種でインドネシアで栽培されている。
癖がないのが特徴だ。程よい苦みのあるマイルドな味だ。
実は何を隠そう私は学生時代からのトラジャコーヒーファンなのだ。
学生時代は四畳半の小さな下宿で、毎日自分で豆を挽いて、ドリップで楽しんでいた。
コーヒーを飲みながらのひとときが至福の時である。

さて、今日は午後から出かける。
出かけるといっても大した用事ではない。プリンターのインクが切れたので買いに行くだけなのだ。いつもの駅前のパソコン館に行く。
パソコン館に着くと、まず向かうコーナーがある。
パソコン館が最近店内改装されて電気コーナーが併設された。
実はこのコーナーの一角でマッサージチェアの無料体験ができるのだ。
最近はマッサージチェアも種類様々で、異なる種類のが5〜6台並んでいる。
私は店員の目を気にしながら座ってスイッチを入れた。
ウィ〜ンと鳴ってローラーが動いた。
「ヒエ〜ッ・・背中が伸びる〜。」私の背中が反り返った。どうやら背中を伸ばす仕掛けらしい。ちょっとキツイけど気持ちいい。
5〜6分もいると少しまどろんできた。
突然隣のチェアにどやどやと集団がやってきた。見ると小学生らしかった。
「なんだ。こいつら!」
小学生らしき一団は順番にチェアに座ってマッサージを受けている。
よく周りを見渡すと座っているのは10代と思える女の子と子供達だけである。
ついにマッサージの世界でもターゲットは子供になってしまったのか!
時代を象徴しているようで、驚くとともに何となく悲しい。

マッサージも30分程でコースが終わり、目的のインクを買い帰路につくことにした。
さて、今日は久しぶりに夕食でも作ろうか。