ドラちゃん
小さい頃から繰り返し見る夢があります。
何度も何度も。。。
もう何千回見てるかわかりません。
結末はいつも一緒で、とても悲しい夢なんです。

ドラえもんが近所に住んでいるんです。
おいらとドラえもんはとても仲良しで、
おいらの部屋にはいつでもおしゃべりできるように、
ドラえもん専用の電話がおいてあるんですよ。
いつも二人で仲良く散歩に行ったり、一緒にテレビゲームをして遊んだり、
こわいビデオをキャーキャーいいながら見たりするんです。

すごいリアルなんですよ。
二人で買い物に行くのは近所の店だし、
親からも「もうすぐドラちゃん来るんでしょ? 部屋ぐらい片付けておきなさい。」
とか言われちゃうし。
おいらも「ドラえもんが遊びに来るんだから綺麗にしとかなきゃな。」なんて思ったりして。

ある日、いつものようにドラえもんからの連絡を待っているんだけど、
その日に限ってなかなか電話がかかってこないのです。
「ドラえもんも今日は忙しいんだなぁ。つまんいなぁ。」なんて思いながら、
夜になっても電話がかかってこないので心配になって電話してみるんです。

しばらくベルを鳴らしていると、やっとドラえもんがでるんです。
でもなんかいつもと雰囲気が違って言葉少なで暗いんですよ。
そして出し抜けに「@@ごめんね。。。」って言うの。
(@@はおいらの名前ね。)
おいらもハッとして「ドラえもんがどっかへ行っちゃう!」って思って、
受話器に向って「ドラえもん行っちゃやだぁ〜っ!」と絶叫して号泣なのです。

いつもそこで目がさめるんだよね。

この「ドラえもん行っちゃやだぁ〜っ!」を大勢の寝てる場所でやってしまい、
大爆笑。さらにバっと起きた顔は涙でぐちゃぐちゃで更に爆笑の渦となり、
いまだに言われ続けられています。

笑っちゃう? 呆れちゃう? でも本人はほんとにすっごく悲しいんだよ。
もう今は見ないけどね。

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