ふみだい
おいらは小さい頃、札幌に住んでいました。
あるマンションの「8階」に住んでいたんです。
小さい頃ってのは、遊びたい盛りです。
チャンスさえあれば外に遊びに行きたいといつも思っています。
そこで問題になるのがエレベーターの乗り降りです。
降りるぶんには「1階」を押せばいいので背伸びをすればとどきます。
でも帰りが困るのです。
なんせ「8階」ですから、ピョンピョンはねて頑張ってもとどきません。
うんよくエレベーターに人が来るのを待って「8階」を押してもらうしか、
家に帰る方法がないのです。
(階段があるんじゃない?なんて言わないでくださいね。子供の足には8階
分の階段なんて永遠にひとしいんですから(^^;)
そこで登場したのが「ふみだい」です。
お父さんがあまりにもおいらをかわいそう?もしかしておばか?(^^;に思え
てか「ふみだい」を作ってくれたのです。
これで、もうおおえばりで外に遊びに行けます。
家と外との行き来も思いのままです。
おいらは得意になって、他の住民が来るのを待ってエレベーターボーイをし
してました(^^;
そんな思い出の「ふみだい」
去年なにげなく近くを通る機会があったので、よってみるとあるではないで
すか、あの「ふみだい」が。
もうとっくに捨てられてると思っていたのに。。。
きっと今でもあのマンションに住んでいる、小さい子のために活躍している
んでしょう。
できるなら、いつまでも使われてほしいな。。。おいらの「ふみだい」

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