かつきチャレンジ ぷち お別れ号

  ***今回号の内容***
  「ぷち」創刊時、まだ歩けなかった勝己。
今では、ドタドタと走り回っています。
また、お話?もできるようになりました。
とうとう2歳の誕生日を迎えた勝己のお間抜けぶりをお届けします。

ぷち,1   「大食漢」勝己
   
 最近、お昼寝が復活した勝己。しかし起きているときは一日中、口を動かしている。
口を動かしているといっても、おしゃべりをしているわけでは決してない。
何かを食べているのである。
ある時はパン、またある時はバナナ。全て血となり肉となる。
もちろん、食事は3食しっかり与えているのであるが、足りないらしい。
おなかをこわさないかなぁと心配になるくらいである。また、食べ合わせも変?!である。
例えば、ラーメンと牛乳。なんだか、食べていないこちらまで下痢になりそうである。
それを、当たり前のように食べる勝己。その後、母親のカレーうどんを2〜3口、 納豆巻を1本ペロリと平らげたことも、付け加えておかねばなるまい。
 
最近のお気に入りは、『チキンライス』と『干しぶどう』である。以前の『納豆』以上 である。朝、目を覚ますと「ママ〜」ではなく、「し〜ぶぅ」【勝己語:ほしぶどう】 と言ってやってくる。母親より、干しぶどうが大事らしい。
ある夜は、『干しぶどう』を取りに、母親の後を必死に追いかけ転倒、打ち所が悪く くちびると歯ぐきを切り、血みどろになりながらも、「し〜ぶぅ」と泣き叫んでいた。
結局、『干しぶどう』にはありつけず、泣き寝入りしたのであるが…。
また、昼食は『チキンライス』を食べるものだと思っている。ここにも勝己なりのこだ わりがあって、『チキンライス』の上には、何かしら旗が立ててないとダメらしい。
一時、食が細いときに、少しでも食べてくれれば…と旗を立てたのが大変気に入ったら しく、それ以来、旗が立ててあるのは当然のこととなってしまった。
 
それだけではない。父親より先に起床する勝己。目を離したすきに、テーブルの上に 並べてある父親用の朝食を食べているのである。父親が起きたときに、きれいな形で 残っているのは、ブラックコーヒーだけである…。
 
外食をしても同じである。家で食べるより強烈である。
『お子様ランチ』を全て平らげ、『フルーツパフェ』まで食べている。もしや3歳の 頃には、定食や丼ものを大衆食堂で食べるようになるのか…といささか心配である。



ぷち,2   ひとりでできるビデオ操作
   
午後、夕食の支度のために母親が勝己の元を去るときが来る。その時、勝己はビデオを 見ている。『しまじろう』や『プラレール』のビデオが主である。
最初はビデオが終わる度、母親を呼んでいた勝己だが、最近は自分でビデオ操作をする ようになった。ビデオデッキを壊したり、ビデオテープを引っ張ったりするのでは…と いった心配をよそに、完璧と言ってよいくらい上手にこなしている。
しかし、本当に几帳面そのものである。ここで、順序を追って説明してみよう。
 
 
  1. まず、前日見ていたビデオをデッキから取り出す。
  2. そのビデオテープのケースを棚から取り出し、ビデオテープを入れる。
    (なかなか入らないのだが、慌てない)
  3. 棚にビデオテープを戻す。
  4. 見たいビデオテープをケースごと棚から取り出す。
    (選ぶのに、またもや時間をかけるが慌てない)
  5. ケースを棚に戻す。
  6. ここでやっとビデオテープをデッキに差し込む。
    (一度、両手で差し込むように教えたら、忠実に守っているようだ)
  7. 『しまじろう』のビデオの場合、同じ月の絵本を出してくる。
  8. テレビとは対角の部屋の隅っこに陣取り、ビデオ鑑賞をする。
  9. ビデオが終了すると、自動巻戻しを待てない為、リモコンで停止・巻戻し操作を行う。
  10. 1〜9を繰り返し、行う。
  最近は、寝そべってビデオをみていることが多い。「座ってみれば〜」と促すと、 その時は正座をするのだが、すぐにまた、寝そべっている。正座で見ろ!とは言わないが 寝そべってビデオを見るなんて、誰の真似?…これから気をつけなければ(母親・考)  



ぷち,3   「かつきワールド」
   
2〜3歳頃は、『ごっこ遊び』が好きらしい。近所の勝己のお友達を見ていても、みんな 自分の世界の中で、『ごっこ遊び』に興じている。
勝己も、『かつきワールド』を築きつつある。自分の持っているおもちゃの中で、 アンパンマンやしまじろう、キティちゃんやばつ丸に食事を食べさせ、お風呂に入れて いる。いつも母親と一緒に自分がしていることを、今度は自分が母親になってやっている 姿は、結構ほほえましいものである。
特に勝己は、お風呂ごっこが好きである。ブロックや空き箱で作ったお風呂の中に、人形 を入れ、順序よく進めていく。まずは、服を脱ぐところから始まる。次に顔を洗う。
湯舟に入る前に、お湯の温度を確かめ、「あっちっち」と言って水を入れ、かきまぜる。
そして入浴剤まで入れている。(芸が細かい。)かけ湯をし、ようやく湯舟に入る。
シャンプーをし、最近お気に入りのリンスまでしている。身体を洗い、湯舟に入り、 一曲歌う。その後、身体を拭き、服を着て、お茶を飲む。…簡単に説明すると、このよ うな手順である。これを飽きるまで、もしくはブロックで作ったお風呂が壊れるまで 何度も繰り返している。
毎日のように、イタズラをしては母親に怒られている入浴。でも、勝己にとって 一日の中でとても楽しい時間なのであろう。そう思うと、今まで以上に入浴時間を 大切にしたい。また、もっといろんな場面が『かつきワールド』に登場するように… と思わないではいられない。



編集後記(おさるの反省)
   
やっと、春になった。毎年、花粉症で悩まされるとは言え、やはり、私は春が一番好き である。専業主婦になってからというもの、以前ほど、「心機一転、頑張るぞ!」と いった気合いは、いまいち入らないのだが、なんだかワクワクし、新しいことを してみたいと思うのである。(なかなか実行できないのだが。) しなければならないことは、山のようにあるのだが、する気になれず、 してみたいことをする時間がなかなか作れないというのは、いささか問題である。
結局、あれもこれも…と思っているうちに、月日は流れていくのである。
まぁ、私も3月に1つ、年をとり、勝己も元気に2歳になった。「元気が一番!」と 思ってはいるのだが、どうしても勝己には、いろんな期待をしてしまう。勝己にとって 重荷にならない程度の期待をし、自分は「のほほん、のほほん」と暮らしていければ… と、勝手なことを考えている。
 
この号で、「ぷち」も終わりである。勝己のお間抜けぶりを、毎号書いているうちに、 1年が過ぎてしまった。育児日記を付けるのが面倒だった私が、誰のためでもない、 自分の記録にと思い、書き始めた「ぷち」である。こんな形になるとは、夢にも思わ なかったのであるが、まぁ、満足のいくものになったと思っている。(自己満足)
また、いつか勝己も読んでくれれば、と期待しつつ…。
 
1999.3.30(TUE)
発行:矢野さおり
saoric@ma2.justnet.ne.jp