初授業
大学に入って最初の授業、記憶では確かロシア語だった。大学で必ず取
る必要がある「第二外国語」で、英語以外の言語を履修するのも始めて。
しかし私スニーカーは、英語が大の苦手科目なのだ。受験からどうしよう
もなかった英語で、大学でも苦しむのは目に見えている。それだけに、第
二外国語での選択は「間違いのない」ようにしたかったのだ。
選べる言語は、仏・独・中・露。どの言語も、もちろん学習したことは
ない(中国語と漢文は別物だよね、履修者の皆様?)。しかし選択に失敗
すると、他の科目にまで悪影響が出かねない。といっても、難易度などの
手がかりはない。個人的には、三国志とか読んだことがあるから中、使い
みちがなんとなくありそうな仏、と考えていた。しかしそれが正しいのか、
まったくわからない。
ここで考えたのは、情報を仕入れること。以前お世話になったS大生で、
在学中の人に電話をすることにした。お世話になったサークル(「りんだ」
って名前でした。)はもうないそうだが、当時の人と電話でコンタクトが
出来た。そのアドバイスは・・・、
中・・・やってる人は結構楽しそうだった。多分一番人気。
仏・・・難しく、労力がかかる。それほど薦めない。
露・・・単位が出やすいので有名。楽したいならお勧め。
独・・・教官の当たりはずれが大きい。絶対に薦めない。
とのこと。実はこれ、入学してから「的確なアドバイスだね」と言われ
たくらい精度の高い情報だったのだが、そんなことは知る由もない。しか
しお世話になった人の生の情報だけに、全面的に信頼することにした。
(実はそういう裏があったのです、さんどるふさん・なごさん(^^))
よって、中・露・仏の順で希望に決定(第3希望まで記入)。これで提
出した。結果は第二希望、ロシア語。後でわかったのだが、一番人気が中
国語で、中・露の順で書いた人はロシア語に回されていたそうだ。
いざ教室に入ってみると、それなりに混雑していた。単位が出やすいと
いう定評がある(笑)ので、再履修組がたくさん集まっていたのだ。この
人数は、そのうちにどんどん減ることになるのだが。
最初の講義はオリエンテーション。人気の話も出たし、他にはロシア語
の特徴についての話もでた。ロシア語(キリル文字)は、日本語の仮名の
ように、文字と発音が一致する(例えばаは「あ」、Иは「い」という感
じ)。アルファベットの数は多い(33文字)が、覚えるとパターンは決
まっている。
教科書の購入の話は出るが、辞書の購入はなし。これは文法がややこし
いので、何も知らずに辞書が使えないからだそうだ。ロシア語の活用は、
決まり物で純粋に多い。高校時代の、古典文法を想像してもらえると助か
るのですが。
一回目の授業、最後に履修カードを提出する。別に何も気にせずにカー
ドを出した。しかし毎回毎回その順番通りに指名したため、大きな影響を
あたえるものだったのだ。もちろん、そんなこと誰も想像できなかったの
だが。