出席
大学では、学部の科目以外に「全学共通科目」という全ての学部
が受けなければいけない科目があります。今回履修した経済学の科
目もその一つ。受ける科目の一覧を見て、社会関係は対応できる分
野に入る私は経済学を選択したのでした。特に意識はしてなかった
のですが、ハイテク学部の教官でもありました。
比較的広い教室に、たくさんの人がどんどんと入ってきました。
これまで受けてきたほかの科目よりも、人数は非常に多いです。し
かしまだ1年生だった私には、「人気のある教官、ない教官」とい
う概念はありませんでした。「へー(^^)」っていう感じで見て
いるだけでした。
授業の説明が始まります。一回目の授業なのですが、すでに、試
験の話を始めます。なんでも「自分が関心を持っている経済の事に
ついてまとめよ」という問題を出し、持ちこみは可ということ。こ
れ、「事前に用意しておけば、『レポートの原稿を用意して引き写
し』する事も可」って事なんですね。また「授業の配布プリントか
らの問題」もあるのですが、それは後から集める事も可能のようで。
ようするに、授業にまじめに出なくても大丈夫って事です。
後で分かったのは、この教官は「全学で楽に単位が出る事で有名
な教官」でした。だから、極端に受講者が多かったのです。なにし
ろ同じ大学の教育学部の人(高校時代の同級生)が「○っていう、
単位がよく出る教官がハイテク学部にいるんでしょ?」って言うく
らいですから。
しかしその学生が、全員受けると思ったら大間違い。大学の授業
は、大抵は「授業の回数が増えるのに反比例して、受講生の数も減
る」のが普通です。それが「出なくていい授業」なら、結果は書く
までもないでしょう(^^)。これ、「一人減り二人減り・・・」
なんてもんじゃないところが凄いのです。
この授業もご多分にもれず、目に見えて出席者が減っていきまし
た。しかし何事もなかったように、自分のペースで授業を進めてい
くのだから、凄いものです。
大学の教官、ちょっとやそっとのことで驚いていたらいけないよ
うです。教官が一生懸命やっていたらそれに合わせる必要があるし、
逆にやる気がなかったら、それを利用して生きていく事がポイント
のようです。