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随時加筆、修正等を行っているかもしれません。(^-^;;)


アトピー?

 私は今、とあるところで毎日研究をしております。専門は免疫学。身分は学生。27歳にして未だに給料も貰わず(貰えず?)奨学金という名の借金で生活しつつ、月〜土曜まで朝から夜中の1時2時まで、研究室でうごめいています。大学に入ったときはこの道へ進むなんて考えてもみなかったなあ。

 1990年4月、私は期待と不安を胸に(ベタ過ぎ ^-^;)四国の田舎から東京へ出てきました。 東京で色々びっくりしたことも多かったですが、その一つが「アトピー性皮膚炎」という病気を知ったことでした。
 私の田舎は愛媛県の南の方にある宇和町というところです。田んぼが町のかなりを占め、人口も一万七千人ぐらい?ののどかな田舎町です。そこで高校卒業まで生活してきたのですが、高校までの同級生、先輩後輩、先生等の中に一人としてアトピーの人はいませんでした。(実際、その単語も聞いたことがなかったです)
 東京に来てその疾患にかかっている人が多くいることを知り、びっくりしたと共になぜ私は今までこの病気のことを知らなかったのだろう、私の田舎ではこの病気の人は見たことないなあ(その当時、9年前です。今は・・・どうなんでしょう?)と不思議に思ったものでした。

 そして大学2年の秋頃、私もアトピー性皮膚炎にかかってしまいました。主な箇所は背中とお尻。顔とか首とかには出ませんでした。普段見えないところだったので私がアトピーだと周りの人はほとんど知らなかったと思います。が、毎日大変でした。結局大学4年までそのままで(病院へ行っても大したことはしてもらえず)、進路の選択の時を迎え、そこで一代決心をしたのです。

「いったい私の体はどうなってるんだ。免疫ってやつのせいなのか?自分の体で何が起こってるのか知りたい!」

その後は、大学院浪人をし、工学部出身の身でありながら医科学の世界へ飛び込み、右も左も分からない中で何とか修士をとり、現在、免疫学の研究室で研究をしているのです。
 病気の方は、大学4年を終わって安アパートに引っ越しをしたら治ってしまいました。どうやら絨毯の部屋(ダニ?)が良くなかったらしいです。やはりアレルゲンを取り除くのが一番のようですが・・・、多くの方はそういう訳にもいかないんですね。

 今現在は免疫といってもアトピーとは直接は関係無い(と、思われる)研究をしていますが、いつか、環境が免疫に及ぼす影響とか、そういうことも研究できたらいいなあと思っています。


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