OL.1 「OPEN WATER DIVERへの道

テレビで色んな海の中を見る度に羨ましいなぁ・・・とは思っていたのだけど
まさか自分が海に潜るなんて大胆不敵なことは夢のまた夢だと思ってた。
そう・・・去年の夏までは。
それが、どうしたことか友達が突然
「旅行行こう?」と誘い出したのだ。
ま、長い付合いで温泉に行く行くと言いながら延ばしに延ばしてたので
「うん、いいよ!何処にする?」
「あのさぁ・・・グァム」
「へ?なんで選りにもよってグァムなん?」
なんと、2泊4日の強行軍でダイビングの免許を取得するツアーがあるというのだ。
(゜゜;)エエッ、今更免許取ってもなぁ〜と嫌がる私の説得工作に彼女は奔走した。
そのうちに私もその気になってきて・・・。
平成10年11月22日 関西空港からグァムへと旅立ったのだった。



深夜の・・・明け方のグァム空港は蒸し暑かった。
どうにかこうにかホテルに辿り着いたのが4時前。
8時集合の為、即効で眠るも思いっきりの寝不足は覚悟の上。

第1日目!

やっぱり緊張してるのもあったのだろうけど7時50分には同ホテル内の
ダイビングの事務所へ。
・・・ところが・・・なんだかツアーで体験ダイビングだとかいうのが
あるらしく私たちはその事務所内でビデオで勉強することになった。
こうなると緊張の糸も切れやすくなり、眠気が優先されるのは
致し方ないことだ。(爆)
それでも、どうにか5本くらいのビデオ観るだけで午前中は過ぎていった。
(どれくらい寝たのかは記憶にはないけどね)
ランチの後、帰って来るはずのインストラクターは帰ってこなくなったので
私たちは手持ちぶさたのまま待たされることになりそうだった。
そこで・・・ぶらりと海に行ってみた。
さすがにここは南の島・・・。
青い空・白い雲・透明な海!!!目も冴えるようなコントラストの中
「あ〜やっぱり、来て良かったぁぁぁ〜」と思ったものだ。
南の島気分を満喫すること1時間で、ホテルに戻ると
ようやくインストラクターも帰って来た。

早速移動することになり慌てながら色んな器材を車に運び
いざ・・・海へ!
o(^ー^)oワクワクどきどきしながら車で走ること20分。
その車中でインストラクターが言うには・・・
「思いっきりのスパルタで行こうね。その方が早く覚えれるよ」
もう、冗談ばっかり言って〜などと笑っていられたのは
まだ何も知らなかったからだ。



「海に潜る・・・.。o○」

ついたところは ”Out House Beach”というところだった。
遠くの方にタンカーのようなモノが見えるような・・・。
まぁ、よいよい!練習なんてこんなもんよ〜と突っ立ってたら
いきなりジャケットの着脱の説明が始まってしまった。
なんとも手際のよい説明で、気がつけばBCジャケットを着ていた。(笑)
「はい、じゃあタンク担いで」
「はぁい・・・\(〇_o)/ギョギョ重い・・・」
「うん?上がらない?じゃあ1人が持ち上げてあげて」
このタンクは20`なんだけど、座り込んでから担ぐのはかなり重い。
よたよたとしながら、海に入ると今度はフィンをつけるのに
ふらふらになりながら悪戦苦闘。

ようやく海に入るとまずはシュノーケリングから・・・(だったと思う)これにも鉄則があって咥えたらまず初めに息を「フッ」と強めに吐かないと海水を飲み込んでしまうことがある。BCジャケットに空気を入れて浮力をつけておいて泳ぐのだけど、これはかなり楽しめた。

他には、浮いている状態で腰の重りを脱着したり、BCジャケットも脱着。ボンベがついているのでちょっとコツがいったと記憶してます。
後はいよいよレギュレーターの扱いやコンパス、酸素の残量などを調べていよいよ海中へ.。o○

水深3メートルの浅瀬とはいえ、潜るごとに海水の温度が冷たくなっていくように感じた。
一番気がかりだった耳抜きも思ったよりはスムーズに出来て一安心。(^-^)ニコ
プールで潜水したことはあったけれどついに海に潜ってるんだ〜〜〜と思うと感激もひとしおかと単純に思っていたけれど、それは今までに体験した事のない不思議な感覚だった。
― 音のない世界 ―
聞こえるのは自分の息を吸う音と吐いた息が泡になる音だけ・・・
視界は良好なのだけど、突然すべてから隔絶されたような孤独感を感じた。
ゼスチャーでのコミュニケーションははかれるけれど、音が聞こえないということはこんなに不安なものなのかと初めて思った。
それと同時に無重力がこんなに気持ちがいいんだという楽しい気持ちも味わった。

ここまでなら、楽しい体験が出来たなぁ〜で終わるところだけど
ライセンス取得コースとなるとそんな甘いものではなく・・・。(-_-;)



「水深10m・・・未知の世界」

いよいよここからが本番です。

スパルタ君の指示に従って、ゆっくりと海中へ・・・。.。o○
耳抜きを忘れずに、ちょっと緊張気味に潜っていく。
自分の感覚よりもずっと深く潜ってしまったような気がしてドキドキものだった。
「ブクブク・・シュー」と聞こえるのは自分の呼吸のための音だけ・・・。
迷子にならないようにと必死にスパルタ君の姿を追っていた。
(きっとものすごい形相をしていたものと想像できます。(爆))

海底にたどり着くとすぐに指示どおりに課題をこなしていった。(以下、記憶に残っている分だけ書いておきます(^-^;)

3mですべてこなしていたので簡単!なんて思っていたのが甘かった。

まずは、爪先を支点にして呼吸に合わせて浮いたり沈んだりするもので、これは肺の中の空気で浮く、沈むが出来るので努力はいらないもの。(爆)−楽勝−
次に、自分のレギュレーターが壊れたり、残存酸素量が欠乏した時に人の酸素ボンベから酸素を供給するためにおこなうもの。
(レギュレーターには「オクトパス」と呼ばれるもう一つの補助用レギュレーターがついていて、もちろん自分のレギュレーターが壊れた時にも使うものだけど、この時は自分のが壊れて借りるという設定の元で課題になってた。)
自分のレギュレーターを口からはずし、オクトパスを借りるのだが、これは一応貸してもらう人にサインを送り確認を取る。
そして、OKサインが出てから借りるのだが・・・。
自分の口からレギュレーターをはずすということは、息が出来ない状態になるわけで・・・
思いっきり息を吸ってから意を決してはずし、人のオクトパスを奪うように取って残ってる最後の空気を「フッ」と吐いてから息を吸うのだ。これは、異常に焦る。怖い。−要経験−

次は、「マスククリア」
マスクの中にわざわざ海水を入れて、それを鼻から息を出してマスクの中から出すというもの。
髪の毛1本たりともマスクに挟まっているとそこから水が入ってくるので、そういう場合にマスク内の水を出す。これは、
コツさえつかめば苦労せずにできた。−割と楽勝ー

そして「マスク脱着」
その名の通りマスクを海中ではずし、またつけるというもの。
マスクが曇ってしまって前が良く見えない時に行う。
これは、目を開けたまま作業をするのだが、海中では視界は殆どないのではずした瞬間ちょっとしたパニック状態に陥ります。そしてそのおかげでぐっと噬んでいなければならないレギュレーターが、外れそうになりますますパニクリます。(爆)−めちゃ怖い−

(他に2,3あったと思うのだけど記憶がないようなので割愛させてもらいます)m(__)m

以上、その日は何の問題もなく課題はクリアしていったのでした。(^−^)ニコ




「ライセンス取得までの色々・・・( ;_;)」

海から上がると既に宵闇の中・・・。にもかかわらず、スパルタ君は「帰ってから少し勉強残ってるしね(^−^)ニコ」とほざいたのだった。(´ー`) フッ
というわけで、ようやく開放されたのは8時頃でそれから晩御飯を食べに行き、今日の成果を語るためにビールで乾杯をしたので、もう10時を回る頃には眠かった。
・・・眠いから帰りたかったのに、異様に元気な我が友は
「飲みに行こうよ〜〜〜」と言うのだった
彼女曰く「異国情緒を感じるところでお酒を飲みたい」とのこと・・・。(爆)
仕方がないので、海辺のバーへ行って飲んでしまったのだった。やめとけば良かったのに・・・ね。

そして、朝は来た。

その日はクリントン大統領が初めてグァムを訪問とかで午前11時には道路封鎖ということで・・・私たちは、早々に海へ