悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

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2017  01  02  03  04  05  06  07  08  09  10  11  12
2018  01  02  03  04  05  06  07  08  09  10    

2016.10.31:

今朝は家に携帯電話を置き忘れて出社した。
この頃記憶が飛ぶ現象が少しづつ目立つようになってきた。典型は人名で、電話の会話中に誰かの名前を言わないといけないのだがとっさに出ない。もちろんそれ以外にも起こる。
先月のこと、家庭ごみを出す日になって家を出る時にゴミ袋を持っていくのだが、どうしたわけか家を出て100mほど歩いたときに「あれ?ごみを出していない」と思い出し、あわてて息子に電話して「ごみを出すのを忘れたから出しておいて」と告げたら、「もう出してるよ、玄関に袋が残ってないから」と答えが返ってきた。
要するにゴミ袋を持って出たのを記憶していないのである。
それとこれは頻度が高いのだが、血糖値を測るために針を刺す指をローテンションで毎回変えているのだが、時としてどの順番まで来たかを忘れる。メモをしておけばよいのだが、一日3回針を刺すのでメモしている手間が面倒で、記憶だけに頼っている。そのために忘れることが多い。特に朝は前日の夕食前がどの指だったかを覚えていないことが極めて多い。間に睡眠が入るからやむをえないのだが、記憶していない頻度が年とともに高くなるのである。
今日もまた「加齢」というキーワードが出てしまった。

2016.10.30:

もう何年も使っていた17インチモニタを19.5インチに更新した。最近電源スイッチの反応が悪くなってきたからである。
しかし安物だったせいもあってか、ドライバディスクを入れて自動的にドライバを検知するのでなく、自分でドライバを選択するものであった。そのことから私自身も混乱してしまってモニターのドライバを入れた後にディスプレイアダプタが変な動きをしたので一旦これを削除しにかかった。
その結果、元はインテルのVGAアダプタだったものがWindowsお仕着せの標準アダプタになったまま戻らなくなった。しかもPCを買ったときに付属していたマザーボードのドライバをインストールしても戻らない。
最後の手段としてインテルのホームページからドライバ更新ソフトを入れることでようやく元のVGAアダプタに戻すことができた。その上でモニターのドライバを入れ直して回復した。
ところで19.5インチの解像度は1600X900が標準。しかし老眼の混じった近眼の私には小さくてとても見えない。1280X720がやっと。それでも少々つらいが、これ以上解像度を下げると画面からはみ出してしまうウィンドウが出てくるからやむをえない。
ここでも「加齢による」という言葉が頭をよぎる。

2016.10.28:

ニューヨーク時間の27日、国連総会第1委員会で、核兵器禁止条約の交渉開始決議を採択した。
賛成123カ国、反対38カ国(日米ロ英仏など)、棄権16カ国(中国など)だった。北朝鮮は賛成した。
お分かりのように日本は明確に反対した。理由は多数決で決めたこと、そして「安全保障を考慮しながら核軍縮を進めていくという記述が(決議案には)ない」としている。この「安全保障を考慮しながら」というのは核の傘にしがみついているからである。アベットラーは「核兵器廃絶」を口にするが、実際の行動はあくまで核の傘優先であり、本気ではないということである。
唯一の被爆国として率先して賛成すべきなのに、あまりに情けない対応である。当然被爆者は怒っている。賛成した国からも驚きの声が上がっている。
折りしもアベットラーは改憲に前のめりになって憲法9条を破棄しようとしているが、同時に核兵器を持つことも視野に入れているとも考えられる。「相手が持っているからこちらも持つべき」という軍拡の論理で核兵器を持ち続けることに対し、123カ国が「ノー」を突きつけたことを直視すべきである。

2016.10.27:

中国の税関の話で数年前にこんなことがあった。
国債宅急便で小さな機械部品を中国に送ったのだが、その時に中国での関税と付加価値税(増値税)をこちらで負担する条件だったので、ちゃんと支払った。ところがである。
半年ほど経ったある日、宅急便業者から「中国税関が査定を見直した結果、税金が不足することがわかったので払ってくれ」との連絡があった。何じゃこりゃ。
一旦は輸入許可したのだから、それを時間が過ぎてから勝手にひっくり返すのは納得できない。それで宅急便業者を通じて突っぱねた。しかも理由がわからない。税関からの請求書(中国語)を見たが、修正の理由すら書いていない。まったくもって不可解、不愉快な話である。
こちらとしても運賃の支払いは終わって帳簿を締めたから支払いの予算はない。結局押し問答の末に支払い拒否のまま押し通したのである。
日本の税関の場合、年に一度くらいウチのような大企業に査察が入ることがあるのだが、それは輸入申告額に不正はないかを調査するためであって、関税の税率(額)は調べない。それは乙仲の通関士と税関の間の問題だからである。

2016.10.26:

久しぶりに中国への輸出の話をやっている。
たいした金額ではないが、この1年くらい遠ざかっていたので懐かしい。それにつけても思い出すのは昨年の天津港での大爆発。今は落ち着いているようだが、多くの犠牲者を出した悲惨な事故だった。
今年に入って調査報告書が出たようで、原因はコンテナに入っていたニトロセルロース(火薬や接着剤の原料)の自然発火で、近くにあった硝酸アンモニウム(肥料、火薬の原料)が誘爆したようである。これで共産党幹部を含む123人を処分するよう政府の調査委員会が求めた。
この事故で大量の乗用車が焼けたが、全損と認定された一部の中国製クライスラーが闇市場に出回った。会社としては「故障しても責任は取れないので買うな」とお触れを出したそうだが、効果は薄いという。
しかし私として納得がいかないのは危険物の輸入がうるさくなったこと。原因は中国国内で不法に保管されていた危険物なのに、輸入品に話をすり替えているのはお門違いもはなはだしい。こういうところに今の中国の身勝手な(それも下っ端役人の)論理が見える。南沙諸島の問題のように、政府が国際社会の批判を無視して唯我独尊を貫く姿勢が、下にも伝染しているらしい。

2016.10.25:

プロ野球ドラフトで、高校生が事前に「4位以下では指名をしないでくれ」と伝えていたものを、日ハムが無理矢理6位に指名したことが議論になっている。
私の意見は、日ハムの態度をおかしいと思っている。
高校卒業の18歳にも職業選択の自由はある、というのが根拠である。
そうでなくても高校生には廃止されたが逆指名の権利がないなど、子供扱いが見られるし、FA宣言などでも選手の希望を制限するなど、非民主的傾向がスポーツ界、わけてもプロ野球にはある。
「後でどう変わるかわからないからとりあえず入っておけ」という意見もあるようだが、先に書いたように本人が決めるべきことに横槍を入れるべきでない。プロ野球に入って良くなるか、悪くなるかはわからない。だから本人に任せる、結果は本人がとる、まさにこれこそ正当な「自己責任」ではないのか。
今プロ野球に必要なのはアメリカと同じ「完全ウェイバー方式」ではないのか。これは下位チームから順位指名できる方式で、日本では2位指名以下でしか採用していない。これによってチームの実力の均衡が図られる。
ほかにもFA件の選手の権利の拡大などがあるが、長くなるのでやめる。

2016.10.24:

PKOで自衛隊の交代派遣を前に仙台での訓練が報道陣に公開されたが、肝心の駆けつけ警護に関わる部分は非公開。「敵に手の内を明かさない」ということにようだが、撃ち合いになるときの訓練を見せたくないのだろう。政府にとって本当の「敵」は派遣に反対する日本国民なのであって、「戦闘でない、衝突だ」と言いくるめる論理の矛盾が露呈することを恐れているのである。
今回派遣されるのは青森の部隊。隊員の家族にとっては眠れない日々が続くことになる。政府は派遣部隊の交代の期限である今月末までに駆けつけ警護の任務を与えるかどうか決めなければならない。アベットラーなどの閣僚を除く政府関係者も眠れないだろう。他人の命の安全に関わる問題だから、いい加減な決定はできないのである。
しかしもっと過酷なのは現地で指揮をする司令官であり、さらに死と向かわねばならない戦闘員である。
今のところ南スーダンのジュバ市内は平穏らしいが、地方では戦闘が続いており、いつまた首都での戦闘が始まるかわからない。対立する2つの勢力の間の反目は解消されておらず、しかもPKO部隊は嫌われているのである。だから間に割って入ろうとするとPKO部隊が攻撃され、それに反撃をすればPKO自身が戦闘の当事者になってしまうのである、
そんなところに自衛隊が行っても得るところはない。自衛隊員を危険にさらすだけである。憲法に基づいて武力を使えないことを説明し、人道支援に人も金もつぎ込むことを主にすればいい。

2016.10.23:

電通の女性社員の自殺問題、残業が100時間を超えていたこととあわせ、残業時間をつけさせなかった可能性が取りざたされている。
つまり社内ルールで70時間の制限はあるものの、実際は過小申告をしており、ビルのゲートにある通過記録は70時間よりももっと長いことが確認されたという。ここには厚労省通達の抜け穴が利用されている。
通達ではタイムカードなどによる出退勤の記録を義務付けながら、自己申告による方法も許している。だがこの申告の客観性を確かめる方法は上司などに任されているため、何のことはない、コストアップを嫌う会社側の意のままに社員側は過少申告せざるを得ない立場に追い込まれるのである。
この方法はウチの会社でも同じである。
出退勤の記録はLotus Notesの起動停止になっており、停止後E−mailなどで仕事をすれば実際の労働時間よりも短くつけることが可能になっているのである。
これをビルのゲートのログとかPCそのものの起動停止に切り替えれば問題は起こらない。しかし会社側は社員を信用していない。つまり「仕事もしていないのに勝手に会社に残っている」と。
誰が好き好んで会社に残っているものか。個人にはそれぞれの生活があり、食事もすれば寝る時間も要るし、家族との団欒も必要である。それを無視した論理は常識を超えている。
電通の場合、もし意図的な残業時間カットを命じたことが明らかになれば刑事告発の対象になる。

2016.10.22:

今日は通院。なぜか待合室は患者がたくさんいた。盆休み前後ならばわかるが、今日は何があったのか理解不能。まさか病院関係者に聞くわけもいかず、不明のまま。
内科、整形外科ともに主治医との話に特別変わったことはなし。但し会社の定期健診で胃にポリープが見つかったことを話したら、「それは良性」と即答が返ってきた。後はいつもの薬の処方を書いておしまい。

2016.10.21:

午後の鳥取の地震にはびっくりした。
会社でも、気象庁の緊急地震速報と連動していると思われる緊急放送があり、「大きなゆれが来ます」とのアナウンスがあった。
神戸では震度3。
実は緊急放送の前に既に小さな揺れは始まっていた。すぐにカウントダウンが始まり、「ゼロ」と同時に横揺れが来たのである。但し、私がいる事務所は最近新築したもので免震構造になっていて、ゆっくりした揺れが続いた。なんとなく頭がふらついているような感じである。

さて、今日書きたかったことは米大統領選挙。
トランプはやけくそになって暴言をエスカレートさせ、まともな論争からは外れてしまっているようだ。中でも選挙結果を受け入れることを拒否したこと、クリントン候補のことを「嫌な女(nasty woman)」と呼んだことは致命的である。
特にアメリカ国民にとって選挙結果を認めないことは民主主義の否定と強く受け取られたようで、日本でもまず見られない発言である。例外としては1986年2月のフィリピン大統領選挙で、マルコスが不正によって「当選」したことに対立候補のコラソン・アキノ氏が選挙結果を認めず、これに同調した国民がマルコス退陣を求め、結局マルコスは国外逃亡したことくらいだろう。
一方の「嫌な女」発言だが、当然のことながら女性陣の猛反発を食った。この点でもトランプは後戻りの効かない不信を国民に与えた。
ということで、クリントン候補が勝利することはほぼ間違いない保証をトランプは与えた。とはいえ、3回目の討論会の直後でもトランプの支持率は39%もあることに、何故だろうと私は思ってしまう。

2016.10.20:

沖縄のヘリパッド建設現場で、抗議をしていた住民に対して大阪から派遣されていた機動隊員が「土人」という言葉を浴びせたことが波紋を呼んでいる。
「土人」という言葉は「未開地域の原始的な生活をしている住民を侮蔑していった語」(goo辞書の2)という意味で使われたことは明らかで、沖縄県民に対して使うべきものではないことは明らかである。
機動隊員は無意識であろうとも抗議の沖縄県民を見下しての発言であるから、弁解の余地はない。警察も政府も不適切と認めた。
しかし唯一、大阪府の松井知事はツイッターで、発言は許されないとしながらも「出張ご苦労様」と書いたのである。
そもそも「土人」発言と出張の問題とは質が違う。そのことは翁長沖縄県知事も指摘している。なのに同列に並べて書いているということは問題の隊員を擁護しているものと解釈されても仕方がないのである。よってこれまた批判が出ている。
この松井という男、ハシズムの盟友として、ハシズムが市長になった後を受けて知事になった男だから同じ穴のムジナの発想の持ち主である。従って権力に逆らう輩に「お上のやることにとやこう言う不埒者」という反動的発言が出てもおかしくない。「維新の会」というのはそういう連中が集まる「ネオナチズム」集団であると言えよう。
トランプ同様、過激な発言で人気を取るこの集団は、こういうところで牙をむくのが特徴である。

2016.10.19:

隣に座っているY子(一時休んでいたが、すぐに復帰した)が「来た、来た」と喜んでいるので聞いて見たら、船荷証券(B/L)の原本を封筒から取り出していた。
我々のような手配師はB/Lの原本を手にせず、船会社あるいは乙仲から直接営業または日本側の窓口となっている商社に直接送らせるのが常識だからである。他の書類とともに銀行に送って代金を請求するのは営業の仕事である。B/Lを伝言ゲームのように中継するのは紛失の危険が伴うので避ける。なぜならB/Lは手形や小切手同様の有価証券だからである。
Y子はそれを知らずに船会社から回収して、他の一般書類と一緒にまとめて営業に送っていたのである。そこで私は少し教育をした。
まず、B/Lを隅から隅まで眺めさせ、収入印紙または支払済の印を見つけさせた。日本で発行されたB/Lには印紙税法によって収入印紙が必ず張られている。先に説明したように有価証券とみなされるからである。金額は書いていないが、買主の国で代金が回収できない場合、B/Lは競売にかけられる効力を持つからである。
ということで、次回からは自分で回収しないようY子に指示した。彼女はまだまだ初心者である。

2016.10.18:

新潟県知事選挙で野党連合(民進党は自主投票)の候補が当選した。
前知事の原発再稼動反対の意志を受け継ぐとしたことが勝因である。自民党は業界締め付けだけでいけると思っていたようだが、県民は原発問題を重視した。
福島の惨状だけでなく、新潟でも柏崎刈羽原発が地震でダメージを受けたことを県民は記憶している。私自身も覚えているが、何らかの原因で変圧器から油が漏れて火がつき、それを消火するスプリンクラーが水配管の破損で作動しなかったためにそのまま燃え続けた。調査したら原発敷地内の地盤があちこち割れていて、地震対策が不十分であったことが露呈したのである。
そうでなくても鹿児島では川内原発を停止させるために努力すると公約した知事が当選したのである。全国的にも各種の世論調査で再稼動反対が多数を占める。この国民の声を聞かない自公は次第に支持を失って当然である。それを象徴するように、新潟では7月の参院選で野党連合が勝利して自公は連敗である。
TPPしかり、自衛隊派兵しかり、偽造領収証しかり、アベットラー軍団は支持率を低下させている。
ちなみに株の問題でもアベノミクスの悪弊が出てきている。
最近株価は17000円に届かない日が続いている。その裏には一日の売買代金が2兆円を超えない事情がある。つまり日本の株に外資を中心に手を出さなくなってきているのである。政府がGPIFとかETFを使って株価操作をするので、投資をする魅力がなくなっているのではないか、という声も聞こえる。
原発の話から株の話に飛んだが、日本をダメにする自公政権の本質が国民に見えてきたのだろう。

2016.10.17:

決算も終わったので、ここしばらくは国内、輸出ともにひとつずつ虫つぶしをする毎日が続く。
そんな中、ある機械の消耗品(1トン以上ある)が2個緊急にほしいというので、1個は在庫から、もう1個は新品を製作ということで注文をもらった。
早速手配を始め、在庫はいつでも出せるからいつ欲しいのかと先週末に客先に聞いたが、帰ってきた答えは「来週まで出張でいないから回答は戻ってから」。
まあ呆れるというか、本当は急ぎでもなんでもないということが垣間見える返事である。
この類の話として、営業が早く見積を出せと矢のような催促をしてきて、下請けも巻き込んで急いで出したら、結局注文は出なかったという話がある。
こういうことが起こる最大の原因は、客先の年度予算で、社内の締め切りぎりぎりになってからあわてて申請を出そうとするためにメーカーの尻を叩くことである。そして社内の査定の結果、申請は認められなかった、となるわけである。
こういうとき、ウチの営業は客先の本音をちゃんと聞かずに社内の尻を叩くことだけに集中してしまう。機嫌取りだけに注力する「お客様は神様」の悪しき典型である。

2016.10.16:

悲しい出来事だが、電通の若い社員が過労自殺した。そのことに「自殺するのは情けない」とネットに書いた愚かな男の話は12日に書いた。
今日は元の過労自殺問題に言及する。
自殺に至る背景にはもちろん過労があるが、加えてパワハラやいじめが加わり、うつ状態になって精神的に追い込まれていったことが見て取れる。こういう、これまでも過労自殺を出している電通の職場に、金曜労基署の査察が入った。
そういう意味で電通はブラック企業と変わらない体質が存在していると断定していいだろう。電通には「鬼十則」と呼ばれる訓示が存在しているのである。その一節には、
 取り組んだら「放すな」、殺されても放すな、目的完遂までは
とある。早い話「死ぬまで働け」という命令である。そして実際に死者が複数出たのである。
もうこんな職場環境は廃止しないと、犠牲になる労働者が増えるばかり。12日に書いたように法律による規制が不可欠なことは明らかである。

2016.10.15:

今日は親友Oとの飲み会。
話題の中心はやはり人生のたそがれに関する話。また仕事での経験で、我々ならば瞬時に解決ができることをどう引き継ぐかが悩ましいことなどを話し合った。
それにしても私は最近一気に体の不具合が次々出てきていて驚いている。先日の蜂窩織炎は別にして、今度は不自然な脈拍がでてきて、血圧計がエラーになることが頻発していること、また先日の会社の定期健診では胃にポリープが発見された。
体力・筋力が次第に落ちていくのは承知していたが、65歳にもならないうちに、一気にあちこちの不具合が見つかるのは正直辟易する。
息子のこともあるが、人生の後始末も十分できないままにこの世を去るのはごめんこうむりたい。

2016.10.14:

豊洲新市場の問題、かなり焦点が絞られてきた感じがする。
私が特に感じるのは、都幹部と大手ゼネコンが結託して盛土の話を無視し、工事価格を吊り上げたという構図である。そしてそのことがばれないように歴代の関係者が嘘を付き通してきた、というストーリーだと腑に落ちる。
当時の石原知事はそのこと知りつつも見て見ぬふりをした、ということもこれで理解できる。彼が事件発覚の最初に都幹部のことを「伏魔殿」と呼んだのは、抵抗できなかったと考えたことを裏付けている。だから自身の責任問題に及びそうになったら「記憶にない」と逃げた。
この「記憶にない」というのは便利な言葉で、昔のロッキード事件を思い起こさせる。
疑惑の人物が国会の証人喚問で「記憶にございません」を連発した。
上の私の想定にはもちろん証拠はない。しかし小池知事が幹部に調査を命じてもあやふやな結果しか出さず、再調査を命じたら今度は「のり弁」と呼ばれるくらいの黒塗りだらけの書類が出てくるのだから、徹底してごまかそうという意図があからさまに見える。逆に言えばそれほど黒い目的を持って盛土を拒否していたということになる。さすがに小池知事も手を焼いているようである。もし徹底して原因究明をやろうとするなら、百条委の設置が不可欠である。
市場長の更迭だけでなく、ぜひ小池知事VS都幹部の仁義なき戦いをやってもらいたい。知事の後には必ず都民が付くはずである。

2016.10.13:

先日、オバマ大統領がミャンマーに対する経済制裁を解除するよう財務省に命じた。
この話を書くのは、私がミャンマーの企業とウチの会社との商売に1枚かんでいるからである。
何でアメリカの制裁が日本に響くかというと、従来の財務省の制裁は本質的に「スーパー301条」にような他国の企業に干渉する内容を含んでいるからである。例えばミャンマー制裁に「違反」する企業はアメリカ企業との取引やアメリカでの活動を禁止し、罰金を課すからである。こういう理屈が通用してしまうのは、どこの国でもアメリカとの取引が存在するからである。
最近、アメリカの制裁の適用が特にシビアになっていて、先日の取引でも突然、ヨーロッパからミャンマー向けの船積みについて船会社が「制裁対象企業向けの船荷証券が発行できない」と通告してきたからである。
仕方がないので貨物を一旦日本に輸入して、それを再度ミャンマー向けに輸出することになった。日本政府としては従来からミャンマーとの関係が深かったからアメリカの制裁に同調してこなかったからである。
しかしそれも最近は怪しくなってきて、銀行筋から色々制限を設けてきていた。どうやら日本の大企業がミャンマーの麻薬取引の黒幕の関連企業と取引していたことが財務省の目に止まったらしい。
そういう難癖が次第に日本の企業にも広がり始めた矢先、突如としてミャンマー制裁がなくなった。先月オバマ大統領とアウンサンスーチー女史との会談で制裁解除を約束したためである。
しかし、そうでなくてもミャンマーの民主化が進んで制裁が一部緩和されてきていたのだが、財務省は相変わらず頑なな態度をとり続けていたためにアメリカ国内でも批判が出ていた。昨年にはアメリカの経済団体が財務省に「いつまでも制裁を続けて、俺たちの商売を妨害するつもりか」と申し入れ書を送りつけたために、アメリカ政府も動き出し、ついにオバマ大統領が財務省に制裁停止の指令を出したのである。
北朝鮮に対しての制裁が強まる中、ミャンマーは選挙による民主化が進んで、EUに続いてアメリカも制裁解除を行うことになった。

2016.10.12:

アベットラーに負けず劣らず、度肝を抜く発言をする輩がいた。
東芝→ニトリ→大学教授と渡り歩いてきた男が、先日電通の若い女性社員が過労自殺したことについて、「残業100時間で過労死は情けない」とネットに投稿した。
当然炎上したし、大学は謝罪した。処分も検討しているとのこと。
おそらくニトリでは社員をこき使っていたのだろう、「つらい長時間労働を乗り切らないと会社が危なくなる自分の過去の経験のみで判断した」と弁明しているようだが、これも問題である。
長時間労働をしないと会社がつぶれるというのなら、それは人が少ないからで、人を増やしてつぶれるような会社ならつぶれたほうがいい。会社は生き残って社員が死ぬのは本末転倒である。
日本にはこのようなブラック企業を是とする経営者が多すぎる。しかも大企業以下多数を占めている。だから過労死、過労自殺が多いのだ。
いつまでもなくならない長時間残業を防ぐには法律で縛るしかない。わけても悪名高き労基法36条は廃止すべきだ。
私も建設現場の追い込み作業で1ヶ月だけ残業120時間をやったことがあるが、小便の色が黒っぽく変わった。もちろん1ヶ月だけだが、何ヶ月もやったら体調も、そして精神もおかしくなる。なのに過労死は本人の責任とする「自己責任」論を主張する輩は厳しく糾弾されるべきである。

2016.10.11:

いつも会社でネットでのニュースを見ているが、今日は思わずのけぞりそうになった。
参議院予算委員会の南スーダンへの自衛隊派遣についての質疑で、7月の政府軍と反政府軍との武力衝突で数百人が死亡した戦闘を、稲田スーパー右翼とアベットラーは口をそろえて「戦闘ではない、衝突だ」と強弁したのである。
PKO派遣の政府の原則として戦闘地域には派遣しないという原則なのだが、一方で戦争法で駆けつけ警護を可能にしているために、その矛盾を取り繕う目的で言い逃れをしようとした結果の発言なのだろう。
しかしこのような詭弁でごまかそうという手法そのものが、自分たちを窮地に追い込む結果になることをまったく理解していないようである。
「衝突」という発言に対して、早速Twitterなどでは強烈な批判が飛んでいる。私が注目したのは、このような言葉の遊びは戦前と同じだとしていること。
確かに戦前の軍部は「戦争」を「事変」、「全滅」を「玉砕」、「撤退」を「転進」と言い換えて国民を欺いた。今回の稲田・アベットラーの発言もまさしく同根である。両名とも戦前回帰の思想の持ち主だから同じことが起こっても不思議はないのだが、国民にとってこれほど危険な発言はない。
南スーダンに派遣される自衛隊員を欺き、国民を戦争に巻き込もうとする動きは絶対に阻止すべきである。

2016.10.10:

蜂窩織炎は薬の効果でほぼ治った。「ほぼ」と書いたのは炎症が少し広がってその部分の回復がやや遅れているためである。だが手の動きに支障はまったくない。
今日は昨日よりもまた気温が下がって、夜には涼しいくらいになったのでそれまで開けていた窓を閉めた。
室内の温度も25度を切っている。これほど急激な下がり方とは思わなかった。

2016.10.09:

昨夜の雨が上がって、急に気温が低くなった。午前中買い物に出かけたが、汗もほとんど出ない。昼食にもこの夏以降初めての暖かいうどんを作ったが、これも汗は出ない。
やっと秋らしくなった。

2016.10.08:

昨日は職場の人事異動による「歓迎会」。一人は中国駐在からの帰国。もうひとりは他部門からの異動。
この異動の人間、その昔私と机を並べたこともある。だが人物評はもうひとつ芳しくない。やはり付き合ったことのある人間から聞いたが、「付き合いたくない人物」とのこと。どうやら前の職場から疎まれて放り出された感じがする。
総合的に判断すると、合理的な考え方ができない、不誠実な性格のようだ。
さて、手の具合はかなり改善。痛みは消え、腫れはわずかに残っている程度である。医者の診断は正しかったようだ。

2016.10.06:

今日はとんでもない痛みに苦しむことになった。
今朝9時頃から突然右手中指の根元が痛み出し、次第にひどくなってきた。
痛みは次第にひどくなり、関節部分もわずかに赤く腫れてきた。午後2時頃にはズキズキした痛みがさらに激しくなり、我慢ができなくなったので会社の診療所に駆け込んだ。
当直医は「見たことない」(産業医だから仕方がないが)と言いつつも、痛み止めで有名なロキソニンの貼り薬を処方して「会社帰りに整形外科に行くこと」と宣言した。
だがロキソニンの効果はまったくなく、痛みは増すばかり。さすがに仕事にならなくなったので上司に「早く帰る」と告げて退社。その後整形外科医(いつも脊柱管狭窄症で通っているところは本日休診)を訪ねた。結果、
病名:蜂窩織炎(ほうかしきえん)=皮膚の奥深くで炎症が起きる一種の感染症
本来なら皮膚科だが、指の関節部だったために整形外科に行ってしまった。それでも経験があるのだろう、5日分の抗生物質とゼリー状のロキソニンを処方された。
右手なので夕食は弁当。食後に薬を飲んだが、目に見える効果はまだ表れていない。
この日記を書くときもマウスとキーボードの操作はぎこちないままである。

2016.10.05:

神戸では夜に少しだけ風が強い時間帯があっただけ。それはともかく、韓国南部では台風がかすめて死者2名、行方不明1名が出ている。
決算が終わったら今月は国内、輸出ともに納品が極端に減った。代わりに受注が少しづつ入り始めた。但し納期は来年。
最近中国とか韓国から品物を輸入して国内の客に売る話が増えた。もちろん客には輸入品であることは伝えてある。韓国、中国が多い理由は「安い」の一言。
品質は微妙に日本製よりも緻密さに欠けるが、実用上は差し支えない品物に限定している。
昔中国から鉄骨製品を輸入して客に納めたことがあるが、「これは中古品か」と言われるくらいさびがひどかった。加工前の鋼材を野ざらしにしたものを使っていて、さびが食い込んでいるために塗装していてもすぐにさびが浮くのである。日本だったらさびが食い込んでいるものは仮設用にしか使わず、恒久的に使う製品には絶対に使わない。
そのあたりの経験に基づく感覚は、日本のメーカーならではの品質管理の中に生きている。

2016.10.04:

これもまた台風の影響かもしれないが、10月に入っても最低気温20度台、最高気温は30度前後がずっと続いている。よって会社に行くときのYシャツはずっと半袖のまま。
靴下も薄手だし、一体どうなっているのか。
それでも日照時間だけは次第に短くなってきた。天候に関係なく地球の公転だけは狂うことなく進むからである。
もっとも最近は地球の自転速度が微妙に速くなり、またセシウム原子時計との差の調整もあって、時々うるう秒を作る必要が生じている。次のうるう秒は来年の1月1日。この日は1秒だけ長くなる。
人間の体で感じることのできるものではないが、時間とはそういうものらしい。

2016.10.03:

台風18号が近づいている。現在沖縄では猛烈な風雨に襲われていて、特別警報も出ている。またもや台風の巨大化である。
明日はいったん北に抜けるが、その後は偏西風に乗って進路を東に切り、速度を上げて日本海を縦断するとの予報。
ここしばらくは台風シーズンで襲撃を受ける地域は大変である。私個人としては輸出の関係で船のスケジュールが狂うことが気になる。幸い今回の台風では影響はないが、来週には船積みの予定があるので次の台風が来ないか若干心配。
10月に入っても気温は高い。だから余計に台風が気になる。

2016.10.02:

今朝の「サンデーモーニング」で弱者排除の犯罪が目立つことに憂慮していた。
障害者施設で多数の人を殺して当然とする犯人の言動もそうだが、先日起こった横浜の病院での老人の連続殺人も同様のことを私は感じる。
番組で指摘していたが、働いて生産活動に寄与できる人間だけに価値を認め、それ以外の人間は世の中からいなくなってもかまわないという論理は非常に危険である。もちろんそれはナチズムにつながる。
私も人から聞いたことがあるが、医者までが「病院は再び働ける人を治療するためのもの」と公言する人もいるという。
しかも最近の調査では、そのような弱者排除の論理を当然とする人が日本では特に多いとのこと。危険な兆候である。
弱者を切り捨てることを正当化し、しかもその命を奪って当然という論理は許しがたい。またその根底にある貧弱な社会福祉と極端な競争社会、これらをなくさないと解決の方向には向かわない。

2016.10.01:

今日から「130万円の壁」が「106万円の壁」に引き下げられた。社会保険料の負担が必要になる所得の制限値である。
息子はこれを機に私の扶養家族から外れて、勤務先の健保組合・厚生年金に切り替えるという。
これと並んで最近注目を浴びているのは所得税の配偶者控除が認められるかどうかの「103万円の壁」。
政府自民党は「103万円の壁」を撤廃しようともくろんでいる。パート・アルバイトの所得が103万円以下になるよう専業主婦が苦労しているものをはずして、「女性の働く意欲をそいでいるものを排除すべき」との屁理屈である。しかし本音は増税。子育てなどで労働時間が増やせない人がいることを無視した論理である。
女性の進出というならば「106万円の壁」も「103万円の壁」も一気に200万円くらいに引き上げれば問題はほぼ解決する。しかしこれは減税になるから政府自民党は徹底抗戦する。マスコミも取り上げない。
いずれの話も、アベットラーの弱いものいじめ、格差拡大路線の典型である。