悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

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2016.12.31:

新年まであと数時間。
例年通り、紅白歌合戦を見て、行く年来る年を見ながら新年を迎える。
個人的には足が芳しくないのが完治しないまま年を越す。しかしもっと大変なのは熊本地震で仮設に住んだままの人、糸魚川大火で焼け出された人などがいる。
人それぞれながらも、時は誰の上にも等しく刻まれ、新年を迎える。

どうぞ皆様、よいお年をお迎えください。

2016.12.30:

今年もあと1日と数時間。いつもの煮しめを作って迎春準備はほぼ終了。
それにしても息子はバイトに忙しく、明日の年越しそばはパス。私一人で寂しく食うことになった。
さて、昨日のイナダットラーが靖国神社を参拝した問題で中韓政府は早速猛抗議。靖国神社は「国のために戦った戦士を祀る」というが、実際は侵略戦争を美化する存在。もはや国際的には決着済みの、日本が行った戦争を「国を守る」ものと強弁するのは無理な話。いつまでもこじつけの論理を振りかざしても理解は得られない。また歴史の時計を逆回しして、憲法を改悪しようとするアベットラー軍団の目論見は、日本国民からも見放されている。特に9条を変える必要はないとする声は多数を占めている。

2016.12.29:

今日は仕事納めで定時後に一杯。
何故かアルコールが回ってちょっとふらついている。
今日イナダットラー(以後そう呼ばせていただく)が靖国神社に参拝して物議をかもしているが、その話は明日にでも書く。

2016.12.28:

アベットラーが真珠湾を訪問し、何やら美辞麗句を述べたようだが、彼一流の本質の部分を隠した発言が目立ったように思う。
ひとつは戦争への反省である。戦争は繰り返してはならないとの一般論は述べるが、真珠湾攻撃を起こした原因、日本の侵略戦争への反省はまったくなかった。もし本気で反省しているならば南京への訪問もあってしかるべきだろう。
もうひとつは戦後のアメリカから日本への援助である。アベットラーはアメリカの援助を持ち上げ、さらには日米軍事同盟を天まで持ち上げ礼賛している。
これも既に底は割れている。私の小学校の給食は毎日食パンと脱脂粉乳が出ていたが、これらはアメリカで余ったものを回しただけで、日本人を米食からアメリカ産小麦に変えて売り込もうという意図があったことは周知の事実である。アベットラーはこれも隠した。
さらに、援助というならば日本は中国にも感謝すべきだろう。中国の残留孤児を育ててくれたのは他ならぬ中国の養父母だった。
アベットラーは中国に行って、南京虐殺の地に行って頭を下げ、さらに旧満州の養父母を訪ねて感謝の言葉を述べるべきだろう。
今回のアベットラーの真珠湾訪問は、はからずも彼の侵略戦争への無反省を象徴するものになった。

2016.12.27:

厚生労働省の公表によると、昨年4月から今年3月までの1年間の指導を受けた100万円以上の未払いがあったのは1348社、総額約100億円だったのこと。
労基署が調査・摘発したのは氷山の一角だから、実際はこの一桁上以上だと思う。
本当にこの国はどうかしている。アベットラーはこの問題を隠蔽するために残業代ゼロ法案を用意している。もはや我々は反乱を起こすべき時期に来ているのではないか。

2016.12.26:

今年物故された人で、印象深いのは映画監督のアンジェイ・ワイダ。
この日記でも書いたことがあると思うが、ワイダ監督の「カチンの森」を見たからなおさらだと思うが、ポーランド生まれの彼は気骨の人であったようだ。
「カチンの森」は最近明らかになった旧ソ連が第二次大戦中にポーランドで行った虐殺事件で、ワイダ監督の父が犠牲になっている。
そういうこともあってか、彼は東欧の画一的な社会主義に満足せず、映画作品でも、またポーランドの民主化運動にも参加した。
日本ではあまり知られていない彼だが、激動のヨーロッパを生き抜いてきた人間として歴史に名を残すべき人物として語られてもおかしくないと思う。
日本にいるととかくアメリカという窓からしか世界を見ない傾向が強いが、小国がひしめき合っているヨーロッパについて、個人的にはベルリンの壁を見てきた経験が影響しているとはいえ、日本人はもっとヨーロッパのことを知ってしかるべきと思う。

2016.12.25:

ちょっと英語の和訳のことで気になることがあるので書く。
「アナと雪の女王」という映画の主題歌について、日本語のタイトルは「ありのままで」となっているが、どうしてもこれが納得できないのである。
英語は"Let it go"であるが、これは物事の動的表現、変化することを前提としたものであり、歌詞全体を貫くものも「心の赴くままに」という自己の意志を貫くというニュアンスが強いものである。「在りのままで」という日本語の本来の概念、すなわち物事の存在をその姿のままで肯定する静的表現とはまったく逆なのである。
このことはビートルズの名曲"Let it be"と比較するとよくわかる。
この曲の歌詞の一番は聖母マリアが"Let it be"とささやくとなっているものだが、これは聖書に出てくる、マリアが天使から子供を身ごもったと告げられたときに、「神がそうお望みならそうなりますように」と答えたことに由来する。つまり事実をありのままに受け入れるという態度なのである。
それに反して"Let it go"は自らの意志を通すこと。
そこをきちんと理解せずに歌の音節に合わせただけというような訳し方には首を傾げざるを得ない。
そうでなくても映画のタイトルそのものにも問題がある。"Frozen ground"(凍てついた大地)が何故「アナと雪の女王」に変わるのか、意訳するにしても原題とは似ても似つかないものにしてしまうのか理解に苦しむ。
何となく、売れるためにはどういう日本語をあてるのがいいかという視点が強すぎるのではないだろうか。

2016.12.24:

仕事納めが29日なので、早めの掃除をした。面倒くさいのが台所の水周りの掃除。普段ずぼらをしているためにガスコンロとその周辺は油でコテコテ。
疲れたがまあ何とかこなし、買物もそこそこ終わって今日は終了。
これで、年賀状、年越しそば用にしん、ミニ鏡餅、雑煮用白味噌、黒豆、高野豆腐がそろった。

2016.12.23:

ベルリンテロの犯人がイタリアで射殺された。不審人物を警察が尋問したら発砲したので射殺したとのこと。本人であることは諮問で確認されているらしい。
これで少なくとも再犯は防げたが、今後もテロへの警戒が世界中で続く。悲しい世の中だ。
さて、今年のブラック企業大賞が「電通」と決まった。過労自殺や不払い労働の摘発で労基署が立ち入り調査したなど、これだけマスコミをにぎわせたのだから当然の結果である。
もちろん隠れたブラック企業は今も多数存在する。
最近もハローワークに求人募集をした会社が最低賃金以下を提示していた。見抜けなかったハローワークもずさんだが、法律に疎い、気にもしていない、労働者に嘘をつくとかのケースがあまりに多すぎる。
ちなみに不法労働の典型で「月給には残業代も含まれる」というのがあるが、裁量労働制などで労使が協定してない限りこれは完全な×である。
労働基準法32条では週40時間と定められているが、これを超える場合は36条による協定を労基署に届けなければならない。かつ40時間を超える分については37条にあるとおり割増賃金を払う必要がある。
もし雇用時の労働条件の説明で、労働時間と賃金について嘘を言い、後から労働者から問い詰められて「月給には残業代も含まれる」と言ったとすれば、これは悪質な不法労働行為とみなされるのである。
とにかくブラック企業は労基法のあらゆる側面で違法な労働をさせるのが特徴であり、労働者の無知に付け込むのである。ましてや「残業代を付けたら経営が成り立たない」などというのは論外で、そういうのは「企業」という名前に値しないし、また存在すべきでない。

2016.12.22:

ベルリンのカイザー・ヴィルヘルム記念教会のそばで開かれていた青空市場にイスラム過激派と見られるトラックが突っ込んで死傷者を出した。
私にとっては、ドイツ駐在中にベルリン出張があるときはいつもこの近所のホテルに泊まっていた。
壁崩壊以前は教会の周辺は繁華街であった。近くの動物園前駅は西ドイツから来る列車のターミナルだったからたくさんの人が往来していた。壁がなくなって以後、ベルリンを発着する長距離列車は改築された中央駅に移ってしまい、動物園前駅は東京・有楽町駅のように各駅停車しか止まらなくなった。
それでも2003年に訪れたときは繁華街の雰囲気はまだ健全であったし、2016年の今も残っているのだろう。なのに平和なベルリンでのテロはあまりに悲惨である。
カイザー・ヴィルヘルム記念教会はベルリン空襲で破壊された教会の一部をそのまま残してあり、戦争の愚かさを象徴するモニュメントとして保存されている。観光客も多い。それは原爆ドームにも通じる。
だからここでのテロは好戦主義者による一般市民殺戮の戦争であり、戦争反対を唱える人たちへの許しがたい挑戦状であると、私の目には映る。

2016.12.21:

薬の効果でやや熱は下がった。但し咳はあまり止まらない。だからまた鼻水が気管へ流れてしまう。ということで病状は一進一退。
仕事の方は今日、輸入した大型の機械部品を客先に納入して終了。何しろ図体がでかいので港から工場までのわずか1キロの距離をゆっくりトレーラーに載せて走るのである。もちろん道路は2車線とも占有するのでパトカーの監視つきである。
これがこの年末最後の一大イベント。後は27日納入の国内案件で今年1年を締めくくる。
ウチの会社は毎年29日が仕事納め。いつも年末の2日で迎春(ちょっと大げさ)準備はあわただしい。

2016.12.20:

風邪を引いた。咳と微熱である。
元は鼻水で、大量に気管へ流れ込んで炎症を起こし、咳が出る。当然熱も出る。
今夜は風邪薬を飲んで早く寝る。

2016.12.19:

急に気温が上がって、昨日穿いたパッチは再び脱いだ。少なくとも木曜日くらいまでは平年より高めとの予報である。
13日に墜落したオスプレイ、今日から再び飛行を始めた。政府はアメリカの言い分どおりに「空中給油中の事故。給油訓練は当分やらない」とだけ通告してはそれでおしまい。それ以上の詳しい説明はなかったことで、沖縄知事以下県民は激怒している。要するに県民の言い分を一顧だにしないからである。
近いうちに防衛大臣が沖縄に出向いて「説明」するというが、米軍の通告を棒読みするだけだろうから、これまた県民の気持ちを逆なでするだけの役割しかしないだろう。
県民の意志を徹底して無視し、ひたすらアメリカの言い分だけを伝えるスピーカー、それだけのことしかしない政府というのは国民の代弁者として失格である。いずれ沖縄だけでなく、オスプレイの配備が予定されている自治体からも手痛いしっぺ返しを食うだろう。

2016.12.17:

今日は通院の日。
特段変わったところはないが、ここ数日の寒さで太腿がピリピリするのでその事を主治医に話したが、さもありなんという顔をしていた。
寒いので明日からパッチのつもりだが、天気予報は明後日から気温が高くなるとの予報。そうなるとせっかくのパッチが無駄になりそうだ。
ああ悩ましい!!

2016.12.16:

昨日私が予想したとおり、領土問題は先送りされた。
ちょうどアベットラーはトップセールスの役割も担っているから、旧ソ連から結びつきの強い三井物産には格別の商談をプレゼントした。
それにしても領土問題にはまったく触れずじまい。両首脳が在任中に解決するというのはいいが、どんな解決をするかはまだ何もない。つまり何の約束もないのである。
それで経済(金儲け)の話だけ先行して。。。というのは虫のいい話で、プーチンに足元を見られているアベットラーは、対等平等の外交はまったくできないのである。

2016.12.15:

滅茶苦茶の国会が終わった。
悪法を次々に通したわけだが、この中で目立ったのがハシズム維新の党。ここはついに牙をむき出しにして自公政権を徹底して後押しした。政権に入っていないにもかかわらずここまで擦り寄ったのは、後に連立に加わった時に備えて恩を売ると同時に彼らの、アベットラーよりもさらに極右的な野望を実現したいのかもしれない。
加えてそこには池田大作亡き後の公明党の凋落を補完するという役割を意識しているとも考えられる。
さて、アベットラーはプーチンと仲良し会談をやりたいようだ。しかし領土問題はそう簡単ではないだろう。
何よりも問題を複雑にしているのは、戦後日本がサンフランシスコ講和条約で千島列島を放棄したのだが、条約には旧ソ連が加わっていなかったことと、スターリンがドサクサ紛れに歯舞色丹を無理矢理領有したこと。スターリンは北海道の北部も欲しかったらしいが、それはアメリカに蹴られた。
ここで日本政府は後になって「4島返還」などという条約に書いてないことを言い出し、もっと複雑になった。「千島」の定義は国際的にも国後択捉を含むのが常識だから、日本政府は「北方領土」という新語を作って「千島には両島を含まない」とした。しかし少なくとも歯舞色丹は古来から日本の領土だからこれは正当な主張だが、残る2島は本質的に条約の改定抜きでは語れない。
ところが条約の話を持ち出すためにはアメリカに「お伺い」をせねばならず、これには日本政府は「お上」に逆らえない。要するに八方ふさがりなのである。そのことを触れないまま「北方領土を返せ」と主張してもロシアは受け付けないだろう。プーチンはそこを見抜いているから経済問題で日本を揺さぶるのである。

2016.12.14:

オスプレイが沖縄の東海岸の先で落ちた。
このことを米軍は「不時着」と伝え、防衛省も「不時着」と発表し、多くのマスコミもそれにならって「不時着」とした。
しかし沖縄の新聞だけは途中から「墜落」と書いた。素人目に見てもぐちゃぐちゃになった機体は「墜落」と判断するのが妥当だろう。
いずれにせよ政府も抗議したし、アメリカ大使も当分の間飛行中止と反応した。ごく当たり前の成り行きである。
ところが沖縄の米軍は反応がかなり違う。
沖縄県の副知事が抗議に行ったら、海兵隊トップはすこぶる不満だったようで、「住宅地に落ちなかったのだから、感謝すべきだ」と言ったという。
副知事は「謝罪は全くなかった。本当に植民地意識丸出しだなと感じた」と述べたとのこと。アメリカ政府の高官レベルでは、まずいという雰囲気になったようだが、現場サイドは今もってこのレベル。米軍による犯罪が減らないわけだ。

2016.12.13:

悪法が次々と「可決」させられる。今日も年金改悪法、カジノ解禁法が通る見込みである。
アベットラーは国民を犠牲にしながら、大企業向けの儲け話にはトップセールスもやりながらせっせと推進する。これほどひどいのは、郵政民営化を強行した小泉以上である。
しかも自民内部でも彼をいさめる人間はいない。独自の資金ルートを持たない派閥は政党助成金の配分では執行部派閥の言うことを聞かざるを得ないからである。
これに対して国民はもっと怒るべきだろう。各種世論アンケートでは批判的でも、実際にデモや集会、選挙に結びつかないのではなめられるばかりである。
さて、法律ではないが最近ウチの会社でも一般社員にまで触手が伸びてきているのが「確定拠出年金」という名前の投資話。
年金とはいいつつも実態は賃金の一部を投資会社にまかせ、その結果は60歳を過ぎてから年金の名目で支払うというものである。投資した結果、元本割れもあり、それは「自己責任」とされる。
会社はこの投資話を積極的に応援している。それは投資した金の分だけ年収が低くなる仕組みのため、これまでの基礎年金・厚生年金の掛金も減って、労使折半である厚生年金の会社負担が減るからである。もちろん投資会社からも喜ばれる。
だが投資話には要注意。一旦加入したら抜けられないし、何よりも先に書いたように元本割れの可能性も否定できないからである。
しかもこの「確定拠出年金」の制度、来年には公務員、専業主婦にも適用範囲を広げるというから、国民全員をバクチ経済につぎ込ませて株価を吊り上げようという意図もある。
アベットラーの口車に乗せられ、ある日突然リーマンショックに見舞われたら庶民の貴重な所得がパーになるのは避けたいところだ。

2016.12.12:

今朝はこの冬一番の冷え込み。起床したらあまりに寒いのでファンヒーターを出そうかと思ったが、明朝はまた寒さが和らぐというのでやめた。
そろそろパッチの季節であるが、これも一旦穿き出したら春までやめられなくなる。
よってこちらも本当に足が冷え込んでこむら返りがひどくなるまでお預けにした。
とは言うものの、年寄りがいつまでもやせ我慢してはいけないのだが、頭の中はまだまだ若いつもりでいるから踏ん切りが悪い。
こういうところは誰かに背中を押されるとあきらめる気分になるものだが、ウチの息子はそういう役割のできるキャラではない(笑)

2016.12.11:

朴大統領の弾劾決議が成立して、舞台は弾劾裁判所に移った。
しかし国民の多くは即時辞任を望んでいるようである。
当初私は彼女が国会の手続きを見守ってから潔く辞任するものと思っていた。だが実際は違い、判決が出るまでの6ヶ月、職務は停止されてもそのまま大統領の名前だけを残したいようである。だがこれは往生際が悪いと考えざるを得ない。
そこまで居直る理由は何だろう。地元に住んでない人間にはちょっと理解しかねている。
いずれにせよこれから先のことを注視したい。
ところで北朝鮮は物騒なことを考えているようである。三代目が軍隊のソウル大統領府を襲撃する訓練を視察したというのだ。
昔南北ベトナムが分裂して米ソの代理戦争を行っていたが、結局アメリカの傀儡政権は支持を失い、南の国内にはベトコンというゲリラ組織が次第に拡大して市民の中にも北の支持者が大量に育ち、結局は南の政権が崩壊して北の共産主義政府が南北全体を統治することになった。
だが朝鮮半島の情勢はそれとはまったく異なり、一時期の東西ドイツのような完全な分断国家になっている。国連にも別々に加盟している。
だが、今のところは南からピョンヤンへ積極的に攻めようという動きはないが、北からは大統領府を攻撃目標にすることをあからさまに表明しているのは何故だろう。しかも過去に延坪島への襲撃とか非武装地帯での地雷爆発とか実際にやっている。逆に南から北への攻撃「訓練」をやってきたのも事実だが、それに対する「報復」というのも大人気ない。
こういう場合、注目すべきはそれぞれの国民がどちらの体制を望んでいるかである。国民が相手側の体制を望んでいない限りクーデターは成功しない。これはベトナムとかドイツで証明されたはずである。軍事力で相手を物理的に破壊はできるが、人の心は破壊できない。

2016.12.10:

今度は友人HPの忘年会。
それぞれの職場の話題などを話し合った。
その中で私は6日に書いた旧約聖書の話をしたが、全員アダムの原罪と労働の話はまったく知らなかった。キリスト教の信者でもおそらく働くことは苦役であるとわかっている人はいないだろう。平均的日本人の感覚では秀吉の時代から続く滅私奉公が叩き込まれているからである。
ちょっとだけ補足しておくと、英語のlaborという言葉は単に労働という意味で理解されているが、実は苦役の意味も含まれている。その理由は上に述べたアダムの原罪から来ている。
太古の昔から人類は自然に働きかけて食料を得てきた。人類だけでなくすべての生物はそうしてきたが、人類は収穫し、料理をすることで消化吸収をよくすることを覚えた。
その点については聖書は教えてくれていないが、やがて人が人を支配し、他人の労働の成果物を我が物にする社会になったことを神が知ったらどう言うだろうか。

2016.12.09:

今夜は職場の忘年会。それほど飲んではいないが、少し疲れ気味。というのもまたぞろ営業のKがまたとんでもないことをやらかしたからである。
明日は明日とて友人HPの忘年会なのでその話は明後日に書く。

2016.12.08:

今日は日米開戦の日。
今話題になっているのは、ご存知の通りアベットラーの真珠湾訪問。
賛否両論が飛び交うが、そもそも彼は何をしに行くのだろう。スガッペルスは謝罪ではないといっているが、それ以上のことは曖昧。そもそもアベットラーが慰霊に行くのであれば、それはまったく不可解というか彼には最もふさわしくない行為だからである。
戦前回帰の思想を持ち、憲法を変えてまで戦争をしたいのだから。しかも自衛隊を南スーダンに派遣して、これも殺し殺される立場に隊員を追い込むことに何のためらいもないのである。だから彼がいくら「戦争のない社会」ということを口にしても空疎に聞こえるだけ。
真の平和というならば、少なくとも国連の核兵器禁止条約に賛成と言うべきである。

2016.12.07:

年末で仕事が込んできた。今週から来週にかけて輸出が4件ある。他に国内も数件。
あとは年末までに国内が3件パラパラと残るだけである。
それにしても営業の出来損ないKの仕事にはうんざりする。今回の船積みも、書類を作るのに信用状との一字一句まで照合せずにやったものだから唖然とした。
船積みまで時間がないので私が全部手入れをすることになったが、時簡に追われて私もあせってしまい、できた書類のミスを乙仲の担当者に指摘される羽目になった。
Kに対してはタイミングを見つけて怒鳴りまくってやろうと思うが、船積書類がすべて完成する金曜日までは黙ってリカバーするしかなさそうである。

2016.12.06:

欧米の人間と付き合っているとキリスト教の考え方を垣間見るのだが、特に労働についての解釈はつくづく考えさせられるものがある。
彼らは会社のためにせっせと働くことを良しとしない。「ワーカホリック」といわれる勤勉なドイツ人でさえもそうである。
そもそも労働とは何か、その根底には旧約聖書のアダムの存在がある。
あまりにも有名な話、アダムとイブがエデンの園で禁断の実(りんごとは聖書には書いていない)を食べて神の怒りに触れたとき、神がアダムに与えた罰は「額に汗して働け」ということであった。
以後、エデンの園を追われて食べ物がない世界に放り出されてアダムは土を耕し、家畜を育てる毎日に追われることになった。だから労働は人間にとってアダムが犯した罪(これを原罪と呼ぶ)を償う苦役なのである。
だから欧米の人間はエデンの園に住むことが人間のそもそもの姿なのであって、働くことは苦しみであると先祖代々伝えられてきたのである。

2016.12.05:

トランプが当選したあたりからだが、大手マスコミは口をそろえてポピュリズム(大衆迎合主義)という言葉を使うようになった。
この言葉には大衆を知的レベルの低い人間とみなす、さげすんだニュアンスが含まれる。逆に言えば「お前らは何も知らないのだからエラい人間に従え」ということであり、そんな大衆の思いを取り上げる指導者が出てくるのは疑問だ、という批判が根底にある。
私自身、トランプは色々問題があると考える。だがアメリカ国民が彼を大統領に選んだことにとやかく言うつもりはこれっぽちもない。彼を選んだことを誇りに思うのか、失敗したと思うのか、それはアメリカ国民の問題であり責任は国民が持つからである。
vox populi, vox Deiという言葉をご存知だろうか。ラテン語で「民の声は天の声」を意味する。朝日新聞のコラム「天声人語」の元になった言葉といえばわかりやすいだろう。
一時期アメリカで「俺たちが99%だ!」という集会やデモが多発したことをご存知だろうか。1%の人間が99%の富を握る、そうした格差社会に対するアンチテーゼである。だからエリートで99%の声をあまり重視しなかったクリントンよりも、過激な言葉でブチ上げるトランプに傾いたのである。
グローバリズムで痛めつけられている世界の大衆の声を誰が取り上げるのか、また選ばれた指導者が本当に大衆の願いを反映した政治を行うのか、その結果はまだこれからだし、大衆も注視しているのである。

2016.12.03:

12月だからクリスマス商戦たけなわだが、実際は既に11月から始まっている。年末年始の百貨店、スーパーなどの早期開店もそうだが、年々エスカレートするばかり。
個人消費が伸びない、あるいはマイナスのため、売り上げを確保しようとするあの手この手を打たざるを得ない。しかも競争に負けるわけには行かない。
とはいっても客足は伸びないから、百貨店などでは正月2日からの営業をやめることも考えているようである。売り上げが伸びないのに、1日余計に店を開けても人件費や照明・エアコン運転などの経費がかかることに疑問を感じ始めたということだろう。
そのことは24時間営業にも言えるだろう。よそでやっているからウチも、という論理でエスカレートしても売り上げ増に結びつかないのであれば意味はない。
長時間労働を防ぐ意味も含めて、24時間営業は見直すべきだろう。

2016.12.02:

国内のトボけた話は先月25日に書いたが、今日もまたぞろ信じられない質問が来た。
ひとつは船の到着時間。船が港に着くのはまだ3週間くらい先なのだが、なんと午前10時頃までに着岸しろとの要求である。当然断った。船会社に要望だけは伝えるが保証は一切しないとも書いた。
これは船の基本的問題だが、飛行機でも同様、すべての権限は船長にあり、いつ到着するか、はたまた悪天候の中で着岸するかしないかは港湾局がなんと言おうとすべて船長が決める。他人が口を挟む余地は一切ない。その代わり事故を起こしたら全責任は船長がかぶる、そういう世界なのである。
もうひとつは船積書類を今すぐもってこいというもの。どこの船を持ってくるか決まってもいないのだから出せるわけがない。もちろん梱包もまったくできていないから重量はわかりようがない。とにかく、これまでの話を聞いていると、客先の貨物受け取り担当者(顔を合わしたことがある)は船積みの素人だし、英語も読めないから、その後で糸を引いている大ボケの人間がいるようである。しかもその人間は先走ってものを言うキャラのようで、一番たちの悪い人種である。

2016.12.01:

とうとう今年も12月。カレンダーも残り1枚で軽くなった。
街路樹も本格的に葉を落とし始めて軽くなっていく。
アベットラーは国会の会期を延長してまで悪法を次々と強行採決で通すことに専念している。TPP、年金切り下げ、次はカジノ。逆にCOP21の批准は遅れてCOP22にはオブザーバーでしか参加できないという情けない状態である。今回目立ったのは維新の会が悪法成立に積極的に手を貸していること。ハシズム党の本当の姿が見えてきた。
それにしてもTPPについてはアベットラーの暴走が止まらない。あくまでトランプを説得するつもりでいる。アメリカとの2国間交渉もしないという。可能性のないことにひたすら突き進む、暴走自動車がトランプの壁に激突して大破するのは目に見えている。しかも悪いことに自民党内では「殿、ご乱心」と羽交い絞めにする人間もいない。だとすれば進退極まったときは過去のように入院するのだろうか?