悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか!

2016  01  02  03  04  05  06  07  08  09  10  11  12
2017  01  02  03  04   05  06  07  08  09  10  11  12
2018  01  02  03  04  05  06  07  08  09  10    

2017.04.30:

イナダットラーが自衛隊に米艦隊の警護を命じた。
戦争法による集団的自衛権の発動を可能にしたためである。明らかに憲法違反の行動であるが、戦争法を無理矢理「法律」として通したがために生じた矛盾である。アベットラー以下好戦主義者たちは「戦争ごっこ」で北朝鮮を刺激し、やがて自衛隊員の命を危険にさらして喜ぶのだろう。
外交努力をまったくやらず、ひたすらアメリカのやることにすべて「イエス」と言ってきたことによって、万が一米朝間で戦闘が起こったら間違いなく日本は攻撃を受ける。北朝鮮から見ればアメリカと日本は一体のものだから大義名分は成り立つのである。
攻撃されれば自衛隊も北朝鮮を攻撃するだろう。こうやって憲法9条にある「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」という条文は見事に踏みにじられるのである。

2017.04.29:

北朝鮮がまたミサイルを発射した。
発射数分後に爆発して北朝鮮の陸地に落下したとの話が出ているが、国連を軸にこれまでのいくつもの警告を無視してミサイルを何発もぶっ放す神経は完全に常識を無視した国際社会への侮辱である。
現時点でアメリカからの軍事行動は見られないが、トランプは中国の願いを踏みにじったとして"Bad!"とツイッターで締めくくっている。
トランプは他にも北朝鮮と外交関係を持っている国に対して断絶をよびかけているが、三代目はアメリカのみを目標にした挑発を繰り返すだけで、自ら事態を打開をする気はまったくないようだ。
核実験はまだ準備中のようだが、専門家はいつでもやれる状態にあってタイミングを計っているだけとのこと。
核実験のリスクがどれだけあるのか、3代目は理解しているのかいないのか計りかねるが、やれば本当に全世界を敵に回すことを知るべきだ。

2017.04.28:

アメリカが今になって戦争と話し合いの硬軟両面作戦を取ろうとしているように見えるが、真意は何だろう?
同時に中国を促して北朝鮮を説得(恫喝?)させようとしている話もある。
一方、今度はロシアが北朝鮮との国境に軍隊を結集させていると伝えられている。これは戦争になったときの北朝鮮からの難民を追い返す目的なのか、はたまた戦争のときの北朝鮮への援軍なのか、これまた不明である。
戦争にならないのがいいに決まっているが、緊張感がいつまで続くのか、大変心配である。

2017.04.27:

最近のサッカーの試合でナチス親衛隊(SS)の旗を振ったファンがいたが、今度はよりによって韓国チームとの試合で旭日旗を振るという出来事があった。
いずれも排除されたが、私に言わせれば「日本の恥!!」である。
日本の歴史教育の貧弱さから来る無知がなせるわざかも知れないが、ならぬことはならぬ、でしかない。
SSはユダヤ人虐殺の実行部隊として数々の蛮行を行い、ドイツでは時効がない犯罪者として死ぬまで追求される存在である。
一方の旭日旗であるが、1870年から旧日本軍の旗として制定され、以後アジアの人からは侵略のシンボルとみなされた。戦後も自衛隊で使われているが、海外からの印象は良くない。
こういう背景があるからこそ、サッカー連盟では禁止されているのである。
禁止されているのを知らなかったということは言い訳にならない。無神経さが他人を傷つける可能性があることは常に存在する。無神経さの代表としては、過日欅坂46の衣装がナチスの軍服に似ているとして問題になったことがある。
民族差別・排斥の動きとして、以前からヨーロッパのネオナチの存在があったが、直近ではトランプのイスラム差別やルペンの難民排除に対して、多くの人々が「ノー」を突きつけている。日本でも在日韓国人に対するヘイトスピーチが問題になった。古くは自民党の閣僚が靖国神社を参拝する度に中韓から批判がでるが、これを「日本の国内問題に口を出すな」とする一部の日本人がいたが、これなどは国際感覚ゼロの典型である。
国際化の中で、日本人はもっと歴史の教訓を勉強すべきである。

2017.04.26:

今村復興相が辞任したが、二度にわたる暴言について今度は二階幹事長がマスコミを攻撃した。いわく「マスコミは余すところなく記録を取って、一行でも悪いところがあったらすぐ首を取れと」。
ここには暴言失言を当然視してはばからない姿勢がある。安倍内閣ではこれまで数々の暴言が閣僚から出ているが、それらはつい口がすべった程度の話ではない、被災地に対する思いやりの欠如が反映しているのである。それを揚げ足取りだと批判しているところに、今の政府自民党の認識の低さが見事に反映している。
「東北でよかった」という例で言えば、復興予算が、首都圏ならば莫大なものになるが東北だからこれだけで済んだ、という金額の多寡の視点でだけで語っていることに問題がある。
つまり政府の都合による上から目線では、復興に苦労している被災地のことは最初から目に入っていないということになるのである。
そこのところの根本的問題が認識できない今村も二階も救いようのないうつけ者である。

2017.04.25:

今しがた入ったニュース。
自主避難者を「自己責任」と呼んで物議をかもした今村復興相だが、今度は震災について「東北でよかった」と被災者を侮辱する発言。すぐに撤回と謝罪を行ったが時既に遅し、大臣辞任に追い込まれた。
ついでに言うなら議員も辞職すべきだ。国民のために奉仕すべき議員、しかも復興相という被災地を支援するための政府の組織を指揮するトップが被災者を攻撃、侮辱しているのだから、これはもう国民を代表する資格すらないとみなして差し支えないだろう。
フランスの大統領選挙の結果を巡って、現職のオランド大統領以下、要人がこぞって反ルペンののろしを上げた。異口同音にフランスに差別や暴力を持ち込むなと訴えている。
このあたりは2度の大戦を経験をしたヨーロッパならではの切実感がこもっている。しかもフランスはナチスに支配され、苦しめられた歴史を持つ。貧困の解決も大切だが、それを移民排斥の方向でやろうとすればどういう結果を招くか、そのことを皮膚感覚で知っているのである。その意味で民族差別の経験を持たないトランプに対して拒否反応を示すのは至極当然のことである。

2017.04.24:

フランスの大統領選挙、1回目の投票で無党派のマクロンと極右ルペンが残って決戦投票となった。
何となくアメリカのクリントン対トランプのような対決に似ている感じがする。
このところ、欧米の国では極右排外主義の台頭が立つが、底辺には格差社会で貧困層の増大、それに拍車をかけているのが難民の流入で貧困層が難民によって仕事を奪われるという恐怖感が加わっている。
本来であれば貧困層の所得がアップし、難民には政府からの援助で互いに仕事を奪い合うという構図にはならないはずである。ところが最近はひとにぎりの富裕層に富が集中して下に回らないということが起こっているために、貧困層の不満が難民に向けられるのである。ここを極右が利用しているのはいうまでもない。
トマ・ピケティの著書「21世紀の資本論」で格差の増大の解明を行っているが、古くはマルクスが「資本論」で資本主義が持つ富の偏在と格差の増大を予想している。
私が今感じているのは、特に日本の場合国際的な価格競争の中で韓国や中国からの安い輸入品を使うだけでなく、国内の労働力の買い叩き、すなわち非正規雇用の拡大で人件費を下げることで企業の利益を増やすという手口が横行していることである。
現在日本では外国人労働者や難民の受け入れがまだ少ないために欧米のような貧困層と移民・難民の反目は起こっていないが、もし企業が大量の安い外国人労働者を雇ったら、同じことが起こるのではないか。
外国人労働者の受け入れを絶対に認めないという立場ではないが、賃金・労働条件を日本人と同じにしないといずれ大変なことが起こると考えている。

2017.04.23:

我が家が政府の労働力調査のサンプルになっていて、この月末で調査が終わる。
実は調査の開始は去年からやっていて、昨年の3、4月と今年の3、4月の合計4回、各1週間の勤務時間や日数などを調査票に記入するのである。これで完全失業率などを推計するとのこと。
今までマスコミの電話アンケートなどの調査対象になったことなどなかったのでびっくりしたが、別に大したことを聞くわけでもないので正直に返した。調査票の配布と回収は総務省の委託を受けた県の職員が訪問する。いくつかの家庭を戸別訪問するので結構忙しいようだ。
調査対象のサンプリングはコンピューターによる乱数発生である。その昔は六角形の鉛筆に数字を書いて転がしたとの話を耳にしたことがあるが、真偽は定かではない。
調査結果はいずれ総務省のHPで公開されるが、見に行こうという気はない。

2017.04.22:

友人HPの会議で、私は堪忍袋の緒が切れて爆弾を落とした。
以前から後継者として予定している人間に技術的なアドバイスをしてきたが、自宅サーバーの構築の途中で行き詰ったまま数ヶ月放置されてきた。それで私は何度もオンサイト(自宅出張)サポートあるいはオフサイト(メールなどによる遠隔アドバイス)サポートを提案したのだが、これも回答はなし。
とういうことで、今年末までに立ち上げなければサポートを打ち切る最後通告を出したのである。
実際問題、私は今年末で今の会社との雇用関係は切れる。その後についてはまだ決めていないが、HP会議のメンバーとしても一旦卒業となるのである。
体力も落ちてきたし、脳味噌もいずれ疲弊していくのは避けられない。そういう状態にあることに目をふさぎ、優柔不断の態度を続けるのならば、もはや私の手には負いかねる事態になるのである。
後継者には実態を直視し、限られた時間の中で精一杯の努力をしてもらいたいが、理解と行動が伴わなければ、残念ながらHPは閉鎖せねばならない。

2017.04.21:

最近変に感じるのはやたら政府が北朝鮮からの攻撃に市民が対処する方法を宣伝していることである。
北朝鮮はいきなり何をするかわからない相手であることはわかるが、危機感をあおる意図は何だろうか?
私が考えるに、少なくとも防衛省で検討されているミサイル基地への先制攻撃と結びついているのではないか。「殺られる前に殺れ」という論理である。だがこれは非常に危険であるし、アベットラーがいよいよ本気で専守防衛からはみ出して自ら戦争を仕掛けるつもりである証拠ではないかと考えている。
攻撃の警報が出たら頑丈な建物の中や地下に逃げろというのは通常兵器の話で間違ってはいない。だが核弾頭を積んでいたら何の役にも立たない。
そのことは昔のイギリスのアニメ映画「風が吹くとき」(When the Wind Blows)に概略が出ている。広島・長崎の時代は大きな建物も地下街もなかったが、だからといってそれらが風に乗って運ばれる死の灰に対してはほとんど無効であることは疑いない。
だから、核兵器の被害は、どこであろうとも悲惨な結果を生むのである。もし核兵器が落とされたのが北朝鮮であろうとも、死の灰は風に乗って日本にやってくる。福島原発の事故は見事にそれを証明した。わずかな線量でも避難を余儀なくされ、6年を過ぎても帰宅できない人が多く出ているのである。
核戦争のオプションを含んだ北朝鮮への攻撃を前提として危機感をあおるよりも、戦争をいかにして避けるようにするかを最優先にすべきではないのか。北朝鮮は色々過激な言葉で勝手なことを言うが、国連を中心に北朝鮮への制裁を強めることが重要である。その際、指摘しておきたいのは国連決議に対する常任理事国の拒否権はもはや時代遅れで、国際的な結束力を弱める役割しかないことである。

2017.04.20:

映画「ハドソン川の奇跡」(原題:SULLY)を見る機会があった。
ご存知のように飛行機のエンジンが両方共に破損して推力がなくなり、ハドソン川に不時着水して乗員乗客全員が救出された話である。
物語の途中で出てくる専門用語のほとんどは理解できた。「古びた本棚」のコーナーで紹介した"Airport International"を読んだからである。
専門用語もさることながら、エンジントラブル発生直後ににベテラン機長が瞬時にして近くの空港に緊急着陸することをあきらめ、ハドソン川に着水するあの判断力はさすがと思った。
ベテランの判断力は侮れない。最近乗用車に自動緊急ブレーキが装備されるようになったが、CMに注意書きがあるようにスピードが出ているときには役に立たない。まだまだの技術である。
それに対してベテランの技は鋭い。例えばウチの工場の職人で、「機械のこの部分の設計は弱い」と指摘していたら本当に運転中に壊れたという話がある。
私も湾岸戦争直後でこんな経験をした。
当時国連決議でイラクに対する経済制裁がされていた頃、うちの会社が入れた機械の補修部品の商談もすべて中断していた。そんな時、トルコの商社から部品の引き合いが来て私のところに見積依頼が来た。
だが私は工場名が書いてないのでまずピンと来た。そして製造ラインの中の機器番号を見てさらにおかしいと思った。それでイラクの工場に納めた機械の図面を探し出して調べたのである。その結果、機器番号が合致すると共に、機器名、部品番号などもすべてイラクに納めたものと一致したのである。
私はすぐに営業に電話をして丁重にお断りをせよと指示した。
このような「動物的勘」とも呼ぶべき感覚がベテランになると研ぎ澄まされてくるのである。
件の機長は速度計、高度計、速度計、周囲の景色などを総合的かつ瞬時に計算して最適な解を導いたのである。
私は航空機のパイロットではないからそういう芸当はできない。しかし物事を総括して最適な決断をする能力を磨くことは大切だと思った。

2017.04.19:

共謀罪が審議入りしたが、この問題を書くと長くなるので別の機会に書く。
今日、ちょっと気になったのが途中入社の社員。
最近営業で次々に中途採用しているのだが、私とやりとりをしていて感じるのは貿易の知識とか英語の表現レベルが低いこと。中には海外取引の経験がゼロというのもいた。
総じて感じるのはろくな教育もせずにいきなり私の相手をさせること。新入社員なら初歩的なことを教えてから一線に出すものだが、中途組は「即戦力」(またこのうんざりする言葉だ!)のつもりで私の相手をさせるものだから話にならない。
典型は数年前に発生した、銀行に送って代わりに代金を貰うべき船積書類をいきなり客先に送ったという事件。問題を起こした中途採用の営業マンは私に船荷証券の再発行を船会社に依頼してくれというトンデモナイ依頼をしてきたことから問題が発覚したのだが、上司がちゃんと教えていない、本人も一人前のつもりだから上司に聞かない、という救いようのない状態なのである。
中途採用するなら経験のある高齢者がベスト、というのが私の考え方である。未経験の若者を雇ったら、上司の代わりに私が教育係をするという極めていびつな関係が生じるのである。これでは私に怒鳴られる本人もかわいそうだし、私自身もいやになる。一度営業の上司に私がキツ〜イ嫌味を言ったことがあるが、本人は何一つ言い訳をしなかった。
繰り返しになるが、中途採用なら経験のある(畑違いの経験は役に立たない)高齢者、さもなくば新入社員と同じく教育を受けさせた若者、そのどちらかにすべきである。

2017.04.18:

北朝鮮問題に便乗して自衛隊が色々なことを検討している。
例えば日本にミサイルが飛んできた場合の防御方法、韓国に取り残された邦人の救出作戦などである。
手の付けられないほどの暴言を吐く三代目のことだから、何が起こっても不思議はないから、前もって最悪の事態を想定して準備しておくことに反対はしない。しかし戦争法が成立する以前は北朝鮮が攻めてくるという仮定であれこれ準備することはできなかった。
だが今は違う。南スーダンでの派兵失敗も教訓にしながら、北朝鮮をダシにあらゆる事態に備えた軍事的検討を大手を振ってすることができる。
米副大統領が来日して、北朝鮮に対して「あらゆる選択肢」を明言し、アベットラーはすべてOKともろ手を挙げて賛成した。この「あらゆる選択肢」に核戦争が含まれることは、口にはしないが両者共に承知していることは疑いない。これが唯一の戦争被爆国の言うことか。三代目の狂気が予想されるとはいえ、核戦争は絶対に避けるべきものである。そのために日本政府はあらゆる手段を使って核兵器の使用をやめるよう米朝に訴えなければならない。だがトランプのみならずアベットラーも核兵器使用のお墨付きを与えたのである。
これでは本当に核兵器が落とされるかもしれない。そのことを考えると背筋がぞっとする。

2017.04.17:

北朝鮮問題は少し脇に置く。
今日のニュースで注目したのはスーパー「いなげや」の過労死。
今日弁護士が公表したところでは、さいたま労基署が「「いなげや」の過労死した社員を労災と認定したとのこと。労基署が認定した残業時間は、最大で月96時間、6カ月平均は最大で75時間53分だったが、会社の記録はずさんなため、実際は過労死ラインの月100時間を超えていたと断定したのである。
このずさんな勤務時間と言うのは、会社からの指示でタイムカードを押す時間の前後も働かせていたこと。しかし労基署の調査では作業シートや店舗のセキュリティ記録から、実際との差が見つかった。
遺族はこれから会社に示談で1億5000万円の損害賠償を求めるという。決裂すれば訴訟に発展することは間違いない。
弁護士が発表に合わせてコメントしているのは、政府の「働き方改革」ではサービス残業が増えてしまうこと。いくら罰則付きの残業規制が導入されても、労働時間管理をしっかりやってないと効果がない。タイムカードの打刻を意図的に変更させることが防げなくては意味がないのである。
付け加えて言うが、電通の場合は悪名高き労働時間の「自己申告」が原因だが、いずれの場合も勝手に改ざんできないシステムの構築と、第3者がチェックできるような情報公開が不可欠である。

2017.04.16:

昨日に書いたように、金日成生誕記念日ではなく、今朝になってミサイルを発射した。但し失敗したようである。
失敗したから発射の事実は伏せたまま。都合の悪いことは隠すのが常だから別に驚く話ではない。日米韓も表面上は動かず。
北朝鮮は失敗してもまた何度も繰り返すだろう。移動式発射台をを使って事前に感知されないことに味を占めたからである。三代目にはアメリカに対する恐怖心があるだけで外交交渉で解決するという選択肢はまったくないのである。
昨日中国からピョンヤンへの便には「ジャーナリストか政府関係者くらいしか乗らないだろうから」と書いたが、誤りだったようだ。
中国の旅行会社による北朝鮮への観光を中止したとの報道があった。中国からの観光客による北朝鮮の収入は少なくないようで、石炭の輸入禁止に続いて北朝鮮への警告が含まれているとの見方がある。
もっともこれで三代目の目が醒めるとは思えないが、じわじわと締め上げることによって次第に制裁の効果があがることに期待したい。

2017.04.15:

ピョンヤンでは金日成の生誕記念日で沸いていたが、表面上核実験とかミサイル発射は行われなかったようである。
だからといって火種は消えたわけではない。過去には何らかの記念日に「祝砲」をぶっ放すことが多かったが、それを意図的にずらせることもありうる。
中国国際航空がピョンヤン行きの便を停止した。理由は定かではないが、運行しているのは北朝鮮の高麗航空だけになる。
機体はたぶん旧ソ連製のイリューシンだろう。私も一度シベリア鉄道の旅のために大阪―ウラジオストック(現在は廃止)便に乗ったが、やたらボロく、空調は具合が悪くて吹き出し口から水がポタポタ落ちてくるという代物だった。
北京−ピョンヤン便はそうでなくてもジャーナリストか政府関係者くらいしか乗らないだろうから、中国としてもこれまでは義理で飛ばしていたものの赤字路線からの撤退はやむをえない事情があったのだろう。そういう意味で今回はチャンスである。
トランプも三代目も一歩も引かないようだが、どこかで落しどころを決めないと緊張が続けば前線の兵士は疲れてくる。水面下の交渉があるかどうかはわからないが、アフガニスタンで「最強」爆弾を使ったりして戦争の火種を撒き散らすのは、民間人を含めた犠牲が増えるだけの不毛の行為でしかない。

2017.04.14:

熊本地震から1年、どうやら復興は阪神の頃より遅れているようだ。
自治体の職員が足らないのも大きいが、人員確保を含めて復興予算が減らされているのではないかと感じる。例えば一部損壊の人たちには国から1円も出ないというのである。
東日本大震災の時には消費税増税が障害になったが、熊本の場合は根本的なところで財布の紐を絞っているためとしか考えられない。
昨年は由布院に行ってわずかな金を落としてきたが、今年は熊本に行こうかとも考えている。しかし遠いし、被災地域に温泉はほとんどない。阿蘇地域にはいくらか温泉宿があるが、交通の便が悪くて私のように車の免許を持たない人間にはアクセスの方法がないのである。
−−−−−−−−−−−−−
北朝鮮の情勢は非常に危険な状態にある。
トランプ政権は北朝鮮が核実験をやったら先制攻撃も辞さないと公言している。例によって国連決議によるお墨付きを得ようという動きもない。イラク戦争とまったく同じパターンである。在日米軍も戦争準備を始めた。
これでもし戦争に突入してしまったらアメリカはどう責任を取るのだろう。戦争になれば南北朝鮮も巻き込まれることのなるから、昔の朝鮮戦争の二の舞になることは必至である。そうなったら朝鮮半島が焦土と化し、経済は壊滅的になる。そうなるとアジアの経済と関連のある世界の経済にも打撃を与えることになる。日本ももちろんである。多くの人命も失われるだろう。そうなったとき、アメリカは戦争終結の努力をするのか。
今のトランプでは期待できまい。イラク戦争の時と同じく、荒廃した朝鮮半島にした責任を北朝鮮になすりつけて逃げ帰るのだろう。トランプはそういう男である。

2017.04.13:

久しぶりにシステムの話。
以前「のぞみプロジェクト」に参加していた話のコーナーを作っていたが、今は「リニアプロジェクト」になっている。「リニアプロジェクト」については当初参加していたが、転勤をきっかけに開発メンバーを卒業した。
さて、その最新システムでひとつのデータが宙ぶらりんになってアクセスできなくなる事件が起きた。
現象は、設計のKがデータを作成して私のところに手配をかけるよう流してきた。しかし取り込んだデータは「使用中」となっていてアクセスできないのである。
この事件は数年前にもあって、私は情シスに電話をしてデータ使用中フラグを外すよう依頼した。
原因はKの異常な操作にあった。
彼はデータをリリースした後、リリースメニューからメインメニューに遷移させずにシステムを切断したのである。すると上に書いた現象が起こる。
私はシステム運用担当Sに2度とこのようなことが起こらないようシステムの改修を頼んだ。
Sは若手のIT専門家で、私が「のぞみプロジェクト」の経験を話をしたら素直に聞いてくれた。これからは彼のような若手の時代であるが、ITエンジニアをつぶすような過重労働をさせることは避けてほしいものだ。

2017.04.12:

昨日の強度不足の話、メーカーとウチの品証担当者が品物を見て「補強でいきましょう」ということになった、最小限の被害ですみそうである。
さて、今日は浅田真央が記者会見で正式引退を表明した。
考えたら彼女はウチの息子と同い年である。「向こうは一流で、こちらは出来損ないの三流」などと言うつもりはない。そんな比較は無意味である。私と同い年で、その世界の一流はおり、その人間と私のような一介のサラリーマンを比べても「だから何?」という結論になるだけである。
それにしても彼女は若い。スケートをやっていた年月よりもこれからの人生のほうがはるかに長い。彼女も言っているように、今までの経験を糧に・・・という姿勢が重要である。
ウチの息子は先日「来年には一人暮らしを始めたい」と言った。
それが原因かはわからないが、自分の部屋を掃除したり、自分の服を洗濯したりしている。
その意気やよし!

2017.04.11:

最近仕事で怒りっぽくなったのが自分でもわかる。歳を取ったせいもあるが、ウチの会社を始め、下請先でも作りそこないが多発しているためである。原因は若手が育つ前にベテランが大量に辞めていくこと。しかもまずいことに、若手は背伸びさせらた上に、本人も「即戦力」のつもりがとんでもないことをやってしまう。
先日もこんなことがあった。
あるメーカーが納入したもので強度不足が発見された。それを手直しでいくか、作り直しでいくかは品証の判断が要る。しかしその前にメーカーを呼んで自分たちの見解を出させようとした。その時、メーカーの営業マンはミスの重大さに気づかず、「来週に現認のため訪問したい」とか、もし再製作になったら納期はいくらかと聞いたら「納入したときと同じく○ヶ月です」と言った。
さすがに私はカチンときて怒鳴ってしまった。
「製作ミスをやったのはお前のところだろ。申し訳ないと思うのなら何はさておき緊急で対応するのが筋だろ。緊張感が足らん!!」
この若い営業マン、製作ミスと聞いた途端にマズイ!と感じる経験と感性が育っていないのである。普段は足しげく御用聞きに来るのだが、緊急事態への対応はもうひとつ。しかも今回だけではないのである。
振り返って、ウチの会社も客先に納品漏れを指摘されて私があわてることになった。
原因は設計が図面で2個製作の指示数量を1個と書いてしまったこと。それで私は設計に訂正図面を書かせ、私はメーカーに「悪いけどこの間の品物をもう1個作って。納期は最短。できれば1ヶ月でお願い」と電話をした。同時に客先には謝罪と緊急手配をしましたと営業を通じて伝えるようにしたのである。
この例のように、私は問題の質を見分けてすぐに対応できるが、若手はどうしても遅いし、時として間違った対応をしてしまう。それにイライラして思わず怒鳴る、というのが歳を取った私の行動の根源にあるようだ。

2017.04.10:

再び米軍によるシリア攻撃を論じる。
ニュースにも出ていたが、今回の攻撃を正当化する法的根拠は存在しない。それは湾岸戦争、イラク戦争と比較すればわかる。
湾岸戦争のときはイラクによるクウェート侵攻に対して安保理での制裁決議があった。但し武力制裁はOKとはしていなかったし、フランスなどがもう少し待ってからとしていたので、先走ったことは否めないが、それでもアメリカの攻撃への強硬な反対はほとんど見られなかった。
イラク戦争については7日に書いたように、虚偽の理由で攻撃したし、もちろん安保理決議もなかった。
今回は先に書いたようにアメリカの英雄気取りの行動に加え、米高官が語っているように北朝鮮に対する見せしめが含まれている。まるでヤクザである。
中国は今回のシリア攻撃にはコメントしていない。つまり黙認である。自分では北朝鮮に直接手出しはしないが、アメリカを使って警告を出したのである。手口としてはきわめて狡猾。
話を元に戻すが、アメリカのシリア攻撃を正当化する法的根拠はない。
このような独善で、どれだけの犠牲者が出たかを省みる発想はトランプを含めてこれまでの米政権にはまったくない。典型はベトナム戦争。
そのことについて、私は当時上映された「グリーンベレー」という映画を思い出す。主役は故ジョンウェイン。この名前を聞いてストーリーを想像できる人は高齢者ばかりだろう。とにかくジョンウェインはタカ派で有名だったから。
映画の内容はアメリカの北ベトナム攻撃で、米軍の特殊部隊「グリーンベレー」の活躍を描いたものである。
最後のシーンは家族をなくした子供にジョンウェインが「我々は君たちのために戦っている」と語りかけるものだった。
おわかりのようにアメリカ流の独善、世界の警察官としての「活躍」を吹聴することで満足するのである。
実際はアメリカが仕掛ける戦争で何が起こったのか、それは諸兄がご存知の通りである。

2017.04.09:

アベットラーとトランプが今朝早く電話会談を行った。アベットラーの言によれば、日本はアメリカのシリア攻撃を絶賛した。早い話がアメリカにやりたい放題をけしかけた。
同時にそれは北朝鮮に対してもアメリカのやりたい放題を許すという意味もこめられている。
実際、アメリカは空母を西太平洋に移動すると公表した。通常軍隊の移動は、マスコミへの「ささやき」から広まるものだが、今回はアメリカ政府自身が公表している。明らかに北朝鮮に対するアピールである。
アベットラーは徹底してアメリカに擦り寄ることで、北朝鮮の挑発に対抗しようとしているが、アメリカは日本を踏み台にするだけで、実際は中国への働きかけを中心に動くだろう。米中会談の結果は伏せておき、水面下で色々動きながら、スピーカーの役割は日本にさせて北朝鮮の反応を見ているのである。
サルにでもわかるこんな論理を、アベットラーはひたすらトランプにひざまずくことに喜びを感じているようだ。とても一国の指導者とは思えない行動である。

2017.04.08:

今日はほとんど雨で、近所の公園の桜は満開だったが誰も来ず。明日も天気はしっくりしないようだから、花見を予定していた人は残念がっているだろう。
懸念していたことが起こりそうである。
昨日書いたアメリカによる北朝鮮への核攻撃の準備がされようとしている。報道によれば、アメリカの米国家安全保障会議(NSC)が核兵器を在韓米軍に再配備することをトランプ大統領に提案したという。
1950年頃から在韓米軍には核兵器があったが、冷戦崩壊で一旦引き上げていた。それを再び持ち込むのである。
これでにわかに核戦争の危険が高まった。北朝鮮に対するけん制程度ではすまない。トランプだったらやりかねないからである。
人類は広島・長崎の惨劇以降実戦での核兵器を使っていない。これまで幾度か核ミサイルのスイッチを押す寸前まで至ったことがあるが、辛うじて踏みとどまってきた。しかしトランプなら躊躇しない可能性が極めて高い。
核兵器はスリーマイル、チェルノブイリ、福島の比ではない大量の放射性物質をばら撒く。直接放射能を浴びる多数の犠牲者のみならず、以後、数十年、数百年以上にわたって後遺症が残る悲惨な結果を生む。
それだけは絶対に避けなければいけない。それにしても日本は核兵器禁止条約の会議に出席しないという、被爆国としてあるまじき行為を行った。これではトランプを励ますことはあっても、諌めることすらできない。

2017.04.07:

今村復興相は結局「自己責任」発言を撤回した。最初は居直ったが、万事休す、これ以上の固執はあきらめたのだろう。だがここまで混乱を招いたのだから辞任すべき。しかしアベットラーはまだ辞任させない。そういう意味では彼も同罪である。
さて、とんでもない話が今朝飛び交った。アメリカがシリア政府軍の空軍基地をミサイル攻撃したのである。化学兵器使用疑惑が理由である。
このニュースはイラク戦争を思い出させる。
当時、イラクは大量破壊兵器を持っているとしてブッシュ大統領は攻撃を命じ、フセイン大統領を処刑した。その後大量破壊兵器所有は誤りと認めたが、結局はイラクを混乱させて終わった。その負の遺産は「イスラム国」を生み出し、シリアは三つ巴の戦闘になってしまった。しかも米ロによる介入も加わって泥沼化しているところへ、化学兵器使用を口実のトランプによるミサイル攻撃で、混乱はさらに激しくなるだろう。
化学兵器(おそらくサリン)の使用は誰であろうと明確な国際法違反である。犯人は処罰されるべきである。だからといって早々と犯人を「特定」し、攻撃することは明らかな勇み足。ブッシュが犯した誤りをトランプが再びやるのは愚の骨頂である。
そういう意味でトランプは単細胞である、この点は大統領選挙前から指摘されていた。
次は北朝鮮問題。
米中首脳会談を前にアベットラーはトランプに電話をして、「あらゆる手段で日本を守る」との言質を得たとはしゃいでいる。しかしこれは危険である。「あらゆる手段」には核兵器使用を含むことは明白である。
そうでなくてもトランプは核の先制使用を明言しており、北朝鮮が実際に軍事行動を起こさなくても、その兆候だけで先制攻撃をしかねない状況である。アベットラーはアメリカのシリア攻撃を全面支持するとも言っており、いわば北朝鮮を挑発するに等しい行為である。
もしアベットラーがこの程度のことを理解できないとあれば、彼は日本をも戦争に巻き込む反国民的人間であると断じざるを得ない。

2017.04.06:

今村復興相の「自己責任」発言にはあきれるほかない。誰が好き好んで自主避難するものか。そこのところの根本を認識できないのは大臣失格である。即刻辞任は当然である。
ところが任命責任のあるアベットラーは辞任を拒否した。こういうところに今のアベットラー軍団の驕りと居直りが如実に現れている。これまでイナダットラーを始め、多くの閣僚の失態が出ているが、絶対に辞任させないのである。
ここには自民党の数の力で強行突破すればいい、議論なんか不要という民主主義破壊の思想がある。
これまで戦争法を始め、数多くの悪法を通し、次は共謀罪も無理矢理通すつもりらしい。
どうやら次の選挙では野党共闘に負けるのが確実だから、それまでに悪法を全部通過させ、あわよくば改憲までをも成立させたいとの思惑で動いているように見える。通してしまえば後は野となれ山となれ、国民が苦しむ姿はどうでもいい、自分たちは豪邸で余生を過ごすだけとの考えらしい。
これはどこかの国に似てはいまいか?
自分はたらふく食って太り、ミサイルを何発も発射して喜び、反対に飢え死にする国民がいてもそれを救う金は出さない、その姿と瓜二つである。

2017.04.05:

森友問題で新しい動きがあった。
大阪府豊中市議らが告発していた、国有地を近畿財務局が極端に安く売ったことについて、大阪地検は告発状を受理し、捜査が始まることになった。
近畿財務局の誰が行ったかの個人名は特定していないが、背任容疑での告発である。
今後の地検の捜査で事件として立件・起訴するかを決めることになる。捜査では当然関係者の事情聴取が行われるが、刑事事件だから偽証したら偽証罪に問われるし、裁判になったら偽証した事実は量刑に反映するだろう。だから取調べを受けた人間はものすごいプレッシャーを受けることになる。
一方、物証に関してはあまり芳しくないだろう。本当かどうかはわからないが、国会で当時の記録を「捨てた」としているからである。「証拠隠滅」の罪も問えなくはないが、自白だけでは裁判で「あれは嘘だった」と証言すればすべては水の泡になる。ということで、起訴に持っていくには苦労の連続をせねばなるまい。
あと、小学校の建築工事を施工した藤原工業が、工事費約4億円が未払いだとして大阪地裁に訴えを出した。未払いはこれを含めて総額16国円以上と見られている。籠池はすでに塚本幼稚園や自宅などを仮差し押さえされており、どうやって支払うのか、助け舟もなくなった今、どうするのだろう?

2017.04.04:

ここしばらくなかった、客先に納入した品物の不足が発見された。
昨年納入した品物を客先が検品していたら、「足らないのですぐに入れてくれ」との連絡があった。調べると確かに手配していない。原因は以下の通り。
当初の見積では、多数の品物のうちの電車の車輪のようなものを1台ということになっていた。その後、実際に注文しようかという話のときに、客先が「これだけは2台にしたい」という要求があったので倍の金額にして見積書の改正を出した。
そして注文書が来て実際の手配の時にミスが発生した。設計が図面を書いたとき、当初の見積と同じく1台分製作の図面を書いて私に送ったのである。
私はそのあたりのいきさつも、客先の注文書が変わったことも知らされていなかったので、図面どおりに1台分で手配書を書き、工場に作らせたのである。私もだまされていた。
そして1台のまま船積みした。ここで商社も間違いに気づかなかった。客先注文書とパッキングリストを比較すれば1台しかないことに気づいてもよかった。しかし見事に見逃されたのである。
そもそもミスが起こるときというのは、このようにチェックの関所をことごとくすり抜けるために起こることが多い。
交通事故、列車事故、航空機の事故、不思議なことにいずれもチェックの関所を何箇所もすり抜けるのである。最近は人間の行動によるミスを防ぐ「フールプルーフ」というシステムそのものがミスを遮断する考え方が広まっているが、それでも100%完璧ではないのである。
人間がまったく介在しなければ・・・という完全自動運転も考えられるが、機械も誤作動することがあるので非現実的である。
結局現状ではシステムと人間の組み合わせでミスを最小化するしかないようである。

2017.04.03:

昨日書いた教育勅語の話だが、今日もスガッペルスが「教育基本法に反しない限り教材としては許される」との発言をした。またイナダットラーが国会で教育勅語を礼賛したことに対する民進党からの質問趣意書に対して、同じ回答をした。要するに内閣として公式に認めたのである。これは明らかに政府が歴史修正主義の旗印を鮮明にしたことになる。
アベットラー内閣は完全に極右集団に変質したと見てよい。これまでの自民党の保守主義からも逸脱している。
教育勅語を礼賛する連中は、「夫婦仲良く」とか「父母に孝行を」とかの一般的な徳目だけを抜き出して論ずる。しかしこれまでも指摘したように、勅語の本質は天皇のために命を捧げよということである。
戦前の小学校では教育勅語を暗誦させられ、大人になって軍隊に入れば「軍人勅諭」で「天皇のために死ね、捕虜になるな」とこれまた徹底して叩き込まれたのである。その結果、他国の軍からは「死にたがる日本兵」として奇異の目で見られることになった。早い話が人間性を失った存在としか映らなかったのである。
戦後憲法の下で、歴史に逆行することを教えることが子供たちにとってどれだけ有害か、戦前、戦中を過ごした人たちは身をもって経験している。
今のアベットラー軍団はすべて戦後生まれでありながら、どこでどう間違えたのか教育勅語を崇め奉る脳みそに変質してしまったのである。

2017.04.02:

教科書検定の話で憂慮の声が出ている。
話題の焦点は道徳の教科書。文科省のコメントで、教科書会社が最初パン屋を登場させていたものを「日本の伝統ではない」と和菓子屋に書き換えさせたという。
日本でのパンの製造は既に江戸末期から始まっており、明治からは本格的なアンパンの販売も始まってやがて庶民の口にも入るようになったものである。日本独特の菓子パンも定着しており、日本の伝統としてもおかしくない。名前はポルトガル語由来のため日本の伝統から外れているようにも見えるが、そういうことを言い出したら、中国から入ってきたうどんなども伝統ではなくなる。要するに明確な線引きなど不可能なのである。
一方で中学の武道の教科に銃剣道が入れられたが、文科省の言う「古来の伝統」などではなく、明治から始まった鉄砲の先に短剣をつけて訓練するようになった軍隊由来のものである。他にも教育勅語を教材として否定しないなど、文科省が戦前回帰のアベットラーの意向を「忖度」して先取りしているのではないかと危惧の声が出ているのである。

2017.04.01:

4月に入った。これで1年の1/4が過ぎた。
世間では桜の開花のニュースが流れているが、我が家の近所の桜はまだである。
土曜日にもかかわらず、一部の企業や学校では今日に式典を行ったところがあるという。もちろん大半は4月3日の月曜日。今年もまた通勤電車で初めて公共交通を利用する乗客がうろうろする姿を見ることになる。以前も書いたことがあるが、親のマイカーでしか移動したことのない若者が初めての経験で戸惑うことが増えているのである。
初体験の戸惑いは通勤だけではない。最近の新入社員はPCのキーボードを触ったことがないというのが大半だという。スマホしか知らないためである。だから入社前にあわてて練習するとか、新入社員教育で時間を割いて操作を教えるところもあるそうだ。まるで20年くらい前のマウスになれていない中年と同じである。