
心身症については日常にたとえると、”いらいらすると胃が痛くなる”っていうのがわかりやすいと思うんだけど。胃が痛いからって即潰瘍だとは言えないけど、こういうのがひどくなってくると、心身症だと言えると思う。
ストレスを感じない人がこれになりやすいんだけど、その理由はストレスの発散をしていないことにあると思う。感じないから発散するという考えがないんだよ。そんでもってあるとき爆発して身体的な症状となって出てくる。ストレスを感じないから身体的症状の治療しかしない。薬とかで一時的にはよくなっても治療をやめるとまたひどくなる。心当たりのある人は1度精神科にかかってみるといいと思う。
感情障害は病気としての認識が日本では特に不足していると思う。心の病気ってのは自分が弱いからだなんて思われてる。欧米諸国では心の病気は誰にでも起こりえるものとして認識されてて、学校にも専門のカウンセラーが居てたりするんだよね。心の病気は切ったり貼ったりで治るものじゃないから、もうちょっと何とかならないかなって思うんだけど。自分ではどうしようもないんだ、この病は。鬱状態のときは自分なんてこの世に必要ないって思ってるし、躁状態のときはこの世は自分中心に回ってるって思ってるし・・・。
社会的ダメージが大きいのは躁病の方。もちろん、鬱病もダメージがあるよ。やる気出ないし、感情ってものがなくなるから。でも、躁病の方は、変に攻撃的になって人を傷つけたり、ギャンブルに走ったり、性的にも抑制が利かなくなって暴走するから、問題行動が多くなる。常軌を逸してしまうから、「周囲の理解」って言う時限の話じゃなくなってくる。最初はとても陽気なんだけど・・・。
でも、本人は病院には行きたがらない。鬱病は人と接するのが嫌だし、躁病は自信過剰になってるし。本当は首根っこひっ捕まえてでも病院に連れて行くのがいいんだけど・・・。
さっきまで暗かったと思えば、今度は陽気になる。陽気だと思えば、自分の殻に閉じこもる躁鬱病は、とても扱いにくいよね。それに鬱から躁、躁から鬱に移行するときは、異常なほどの不安定状態の襲われる。ここがとっても厄介なのよ。衝動的に自殺しちゃう人もいるから。
不安障害は他人が聞くと「何で?」ってことが多いから、理解してもらいにくいんだよね。高所恐怖症ってよく聞くと思うんだけど、高いところが平気な人にとっては不思議でたまらないと思う。
すべてに関してそう。本人にとったら、その状況ほど苦痛なものはない。大丈夫だからって無理やり高いところに連れていかれようものなら、余計にひどくなる。本人にとっては本当につらいんだよ。
あっしはといえば・・・
最初は心身症。左のこめかみに1円玉くらいの大きさのはげを見つけた。そのときはあんまり気にしてなかった。「ああ、あっしも人並みの神経してたんだ。」くらいにしか思ってなかったのね。自分では心臓に毛が生えてると思ってたから。それからあれよあれよという間に頭全体から抜けるようになって、半年ではげちゃびんになっちゃった。その半年の間に10kg体重が減った。1番ひどいときは1週間で5kg減った。5日間、何にも食べられなかったときもあったし、1日何にも食べないときも多々あった。「食べないとだめ。」って周りから言われてけど、それがまたストレスになって、「ほっといて!!」って言ったこともあった。心配してくれてるのにね。
そんでもって、躁鬱にもなった。些細なことで怒鳴り散らしたかと思えば、自分の殻に閉じこもって、わけわからん!!って感じだっただろうね。周りの人は。正直に言うとこのころのことはあんまり覚えてない。多分、頭で考えて行動してなかったからだと思うけど。
スキンヘッドになってからはいろんな意味でだいぶ楽になった。抜けていってる最中は、「髪の毛がなくなる」って言うストレスが症状をさらに悪化させてたと思う。髪の毛に関して言えば、スキンヘッド以上に悪くなりようないでしょ?そう思って開き直ったら、精神的なものも楽になった。そうしたら、冷静に思考できるときもできてきて、「今どんな状態か」って自己分析できるようになったの。それを繰り返してしているうちに、なんとなくセルフコントロールみたいなことができるようになって、躁状態にはならなくなった。そして今にいたるって感じ。
今でも鬱状態にはなるけど、何とか自分で抜け出せるようになったし。完治するにはまだまだかかると思うんだけどね。パニック障害が新たに加わっちゃったけど、あっしの場合は大きな音とか怒鳴り声とかだから、避けようと思えば避けられる。
「死ぬんじゃないから」と割り切って何とか生きてます。
ここに書いたことはあっしの個人的な考えです。
100人いれば100人とも症状は違うし、考え方も違います。
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