旧道が好きだ。廃道とか、鉄道の廃線跡とかも含めて。
 何て括ったら良いか、社会インフラの遺産みたいなやつ。
 逆に新しく作られていく道も好きなんだけど。。。
 どういう趣味なのか上手く表現出来ないなぁ。世の中に
同じ感覚の持ち主がいたら、ぜひ話をしてみたいもんです。
 元々はオフロードバイクに乗っていた頃、林道を分け入って
行くと、廃田、廃村、廃道、廃線跡があったりして、今や
「自然」と言われているところのかなり深くまで、人間の生活
の跡があることに気付いたことが始まり。日本がまだ第一次
産業中心に動いていた頃の遺跡だよね。
 今の文明社会はより広く、平らで、真っ直ぐな道を要求し
続けている。昔は馬も越えられない様な登山道が「街道」の
一部として立派に機能していたけど、そういう部分は徐々に
新しい道に切り替えられて、トンネル脇の山道として残る。
平野でも真っ直ぐな道路に沿うように、鋭角に分かれたり
交わったりしながら、緩やかな曲線の旧道が残っている。
 まず地図を見て、そういうのを見つけるのも好きだし、
実際に走破してみるのも好きなんだが、今はクルマにしか
乗っていないから、なかなか入っていけないのが残念。
 新しく道が作られて行くのを見届けるのも好きなんだけど、
これは旧道趣味の一側面かもしれない。
 旧道を見つけることと、新道を見守ることの根底には、
最初に書いた社会インフラとして、その道の変遷を把握したい
という考古学的知識欲があるようなそんな難しいもんでも
無いような。。。
 不思議なんだけど、新道が開通したとたんに旧道は老け込む
というか、如何にも旧道になっちゃうね。「こないだまで
あんな細い道通ってたんか」とか思う様になる。最近では
溝ノ口駅の南側。
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1998 Copyright T.Uzawa