就職活動にて

 私は現在大学3年つまり就職活動の真っ最中にある学生です。不況のあおりをモロに受けるホットコーナーとでも言うのでしょうか、とにかく職が少ないです。まだ、『新卒』の看板がついているだけいいのですがこの3月に卒業する人でもうちの大学では約2割の人が就職できなかったという話です。高校生に至っては約3割の人が仕事がないという世の中本当に嫌になってきます。
 今はまだ活動の半ばなんですが最近少しづつ就職ってものが見えてきたような気がします。分かりやすくいえば「就職は恋愛である」ってことです。恋する男(ねぼすけ)はその女の子(企業)にアタックをかけているわけです。
 少しでも興味のある女の子にいっぱいラブレター(資料請求)書いて、返事をしてくれるところには相手のことをもっとよく知るためにデート(セミナー・会社説明会)を重ね、そのうえでプロポーズのチャンスを与えてくれるのです。そして、彼女はねぼすけに「私のどこが好きなの?(志望動機)」と聞いてくるのです。そのときにみんなと同じような答えを出していたら彼女のことをもっと理解していて個性的な人のところへ流れて行ってしまうでしょう。メディア仕入れたマニュアル通りのスタイルをしていたらきっと魅力的には見えないはずです。女の子は型破りでも情熱的で熱意あふれる人を求めているはずです。それでも想いが届かないようならば諦めるべきなのでしょう。
 そんな風に考えてみると就職活動も少しは楽になるし、企業のやることにもなんとなく納得できるような気がします。半年後、笑っていられるように今は一生懸命彼女に好かれる様に頑張りたいと思います。
1999.3

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