姉の泣き所
我が姉”S子”(25歳)は札幌から車で1時間程度の岩見沢市というところで働いています。普段でもかなり変な奴なのですが、中でも涙腺が相当壊れているらしく、とても常人とは思えないような場面で泣きはじめます。
先月、姉は会社の同僚と江別市というところにある映画館に「アルマゲドン」を見に行った時の話。普通の人ならブルースウィルス扮する石油堀の家族愛の場面であるとか地球の危機をを脱する場面とか感動的な場面で涙を流すはずですし、映画もそういう作りになっているはずです。
しかし、そこは涙腺が壊れているうちの姉貴。常人なら誰も泣かないような作り手の意にも反したとんでもない場面で泣きはじめます。姉貴は何の変哲もない、ブルースウィルスが全米各地に仲間を探しに行く場面で泣きはじめました。感動的な場面でも怖くて涙を流すような場面でもなく、場合によってはカットされようかという場面です。本当にうちの姉貴はどうなっちゃてるんでしょう。(笑)
その場に居合わせた姉の同僚・周りに居た人たちは何が悲しくて泣いているのか全く理解できず、あっけに取られていたそうです。(同僚の人談)そりゃそうでしょう。だって、”ももたろう”がさる・きじ・いぬを仲間にしていく場面で泣ける人がいますか?そんな奴がいたら是非ともお目にかかってみたいもんです。(笑)
何百億円もかけて映画を作っているハリウッドの関係者もきっとこの話を聞いたら悲しむことでしょう。泣いてほしいところで泣かないでどうでもいいような場面で泣きだすような奴の為に映画を作ってるわけじゃないんですから。(笑)
本当にどうにもならない姉貴です。誰かこんな涙腺の壊れた姉貴に救いの手を差し伸べてやってください。(笑)
1999.5
|