眠れない夜の部屋


あなたは他の誰も知らないこんな部屋まで来てしまいましたね。
昔から好奇心でいろいろな困難を招いてしまうタイプでしょ。


この部屋はただ黒バックのための素材を試したいので作った部屋。
きゃーーーーー

でもせっかく来たあなたにほんとにあったこわい話をしてあげましょう。


実話その1:


 昔私がすんでいた地方は、10月を全国で唯一神有月と書く(普通は神無月)場所でした。神話と八百万の神(やおよろずのかみ)がいまだに息づいている場所だったのです。


 今からもうずっとまえ、私のすんでいた場所は、ある会社の社宅。しかしその社宅は荒神さまの御神木の大きな松のすぐそばにあリました。
 お祭りをしなかった工場長が急死したのを「たたりだ。」と皆がうわさをしていたのを聞き、恐ろしかったものです。
 小学校5年生だったでしょうか、私は家族が茶の間で話しているのを聞きながら布団に入りました。寝るのはいやだなと思いながら部屋の中を見回した私は、ある物を見て恐怖に震え上がりました。ハンガーにかかった父のワイシャツの袖口から人間の手だけが出ているのです。
 恐怖で声をあげることも出来ずそのまま気絶してしまった私は、次の日いろいろな人に話したものの、誰からも納得いく話が聞けないばかりか奇異なものを見る目で見られるので、もうそれから誰にも私に起こった話をしなくなりました。
 でもそれからしばらく(7〜8年)その社宅に住んでいる間、私に変な出来事が続いたのです。
その時の話はまた次の機会に。
 実話その2に続く                    
                           

好奇心いっぱいの近畿のひでぴょんに続きが見たいと言われたので、
実話その2公開いたします。
実話その2:


今考えても不思議なのですが、私のまわりにはオカルト体験をした人がとても多かったんです。
自分の話をする前に、そんないくつかの話をしましょう。

高校の時のクラスメイトは、夜勉強をしていると、どうしても誰かに見られているような気がして
落ち着かなくなり、部屋中を捜しまわったそうです。
机の下も、窓の外も、カーテンの陰も、捜せる所はみな調べ尽くして椅子についた彼女が何気なく
天井の一画を見上げると、そこには小さな男の人が天井に逆さに貼りついて彼女をにらんでいたそうです。

同じ彼女が今度はいとこのうちで遊んでいた時の事です。
2階のいとこの部屋で遊んでいた彼女は、窓の外の空中にドアが現れたのを見て驚きました。そのドアが
ぱっと開いて中から真っ赤な顔の女の人が顔を覗かせて「火事よ」と叫んだそうです。
その直後、2階の電話が鳴って自宅の火事をおばさんに知らせたのです。


もう一人の友達は、部屋の天井からばねのようなもののついたおもちゃを沢山つるしていたのですが、
ある日そのおもちゃがまるで見えない手で引っ張られたように床まで次々と伸び、一斉に放されたように
あちらこちらに跳ね飛び回ったそうです。

心の準備が出来たら実話その3に続く