最高のクリスマスコンサート
以下、古橋先生のカキコミ(感想)【2002/12/24】をまとめました。
最高のクリスマスコンサート
ゴスハモのみなさんへ
コンサートお疲れ様でした。昨日は久々に家族とゆっくり食事したりしていたので、今見てみんなの書き込みに驚いています。古橋の感想を書き込みます。
コンサート。神業でした。天気。雪がどうして晴れに?・・私は嬉しくて朝起きてまず、ここで泣きました。
ゴスペルをやっているにも関わらず神棚へお参りし(今日のお天気、本当に有難うございました。コンサートどうか上手く行きますように。皆さんに喜んでいただけますように。)と、祈願しまた泣いている。
ご褒美と思って今日は頑張ろう!そう思って芦川先生を迎えに行き会場に到着すると柴田君と斉藤君。「おはようございます!」柴田君は頭がパープル!斉藤君は可愛いニット帽。そしたら斉藤君「先生、今日晴れたのは俺のお陰っすよ。」って帽子をつるん。頭がスキンヘッド!これには笑いが止まらず前日落ち込んでいた芦川先生も私も一気に元気になったと同時にまたウルウル・・
会場に楽器を搬入すると、そこへ笑顔のスター宮崎と理恵さん。そこでまたウルウル。
そして次第にメンバーが続々やってきて白い衣装でいよいよ本番。
自分達だけのコンサートにもかかわらずお客様が沢山!ビックリ。そしてスタート。なんて素晴らしいPAと照明。(ジャストさんに感謝)バンドもキマってる。そして歌!いいぞ。上手くなってる。私も次第に感情が高ぶり、心を込めて一生懸命歌い、指揮しました。そしてMAKE US ONE。またウルウル・・。
全て歌いきりお客様にご挨拶に行くと、中学の同級生が何人も来てくれていて「感動した!遠くから来たかいがあったよ。泣けたよ」の声にまたウルウル・・
初めてまともに見に来てめったに誉めない旦那が「上手かった!」いつも見ている両親も「今までで1番良かった」そしてお休み中の典子ちゃんや辻ちゃん。アンコールを真っ先に声かけてくれてJOYFULで一緒にお客様をリードしてくれていた姿にウルウル・・
お休み中のやっちゃんも来てくれて泣いて喜んでくれたり、育児休暇中の小杉山さんも家族と、元MUJAのうんちゃんも友人と、みんな応援に来てくれました。久々に逢う仲間にまたウルウル・・
そして打ち上げ。みんなから花束を頂いた時、目頭で我慢して止めていた涙が洪水のように溢れ出しました。いつもの如く、打ち上げは大盛り上がり。私の指揮の真似をしながら歌うみんな。笑わせてくれる仲間達。しかししっかりアカペラでハモって成長している。遠目で見ながら本当にゴスペルをやって良かった、そう思いました。
世代の違う者同士がこうして1つになって頑張れる。最高のメンバーです。みんなは素晴らしいパワーと元気をくれます。そこにみんながいるだけで明るくなります。
その生き生きした声や表情をこれからもお客様に届けて、幸せを分けてあげて下さい。人はちょっとでも自分が不幸だと感じたりすると、自分の事だけしか考えなくなったり人の幸せを妬んだりしがちです。でもちょっとでも幸せになれば人にも優しくなれるし許してあげられるものです。「自分さえ」ではなく、人にも思いやりや優しさをもってみんなで手を取り合ってみんなで幸せになれるよう頑張っていきたい、そう思います。
なんて言うとカッコつけてって思われてしまうかもしれませんが、その過程はどういう風に思われても実際、歌う人も聴きに来た人も明るく元気になってもらえれば嬉しいじゃないですか。
ゴスペルは音楽だけど、心 が何より大切だと思います。なぜなら、魂の叫び、生命力、躍動感を表現するのに、心なくしてどうやって表現できるでしょう。
きれいに統一性を持たせて楽譜に忠実に美しい表現をするコーラスに対し、ゴスペルは1人1人、違う表現でいいんです。逆に一緒じゃダメなんです。その時の状況や環境で感じ方、歌い方、毎回違っていいんです。自分の思いや魂ぶつけて歌う音楽なのに、音程や歌詞、声の出し方ばかり気にして、肝心な心の部分を忘れて表現しようと思ってもその考えでは、コーラスと変わりありません。水曜のレッスンで学んで欲しいのはそういう感性や感覚なんです。
音程や歌詞は楽譜を見たりやテープを聴けば家にいたって出来ます。あそこでみんなに覚えてもらいたいのは、音程でも歌詞でも、発音でもなく、感性や感覚、微妙な 「間」というものをつかんでどう表現するかって事を学んで欲しいんです。
歌の上手い、下手、先輩、後輩関係ありません。歌は全て平等です。歌っている人も聴きに来た人も心が開放され楽になれればそれでいいんです。黒人の奴隷だった人達が何より苦しんできた事は、人種差別。「差別する。」という事。つまり、溝や壁を作る事。
白人に苦しめられ追い立てられ、DEEP RIVERのように現実は地獄でも死んだらきっと天国で幸せになれる。そう願って歌った歌であるという事。
このゴスペルDEEP RIVERのように現実は地獄でも死んだらきっと天国で幸せになれる。そう願って歌った歌であるという事。
このゴスペルの起源を忘れてはいけないと思います。どんな思いでこのゴスペルを歌ったのか、それを歌い継ぐ私達が壁を作ったりしてはいけないんです。仲良しこよしはやだ。って言う人、いると思います。でも黒人奴隷だった人達は、食事もろくに与えられず、会話もなく常に監視され、それでも、みんなとただただ仲良くしたかった、自分を人間として認めて欲しかった、平和を何より望んだ。それだけだったんです。そこで生まれた音楽がゴスペルなんです。
1人1人が思いやりを持って迷っている人、困っている人、悩んでいる人の傍にいって、ただ笑ってあげて下さい。私はそれで、みんなに救われました。みんなはそういう素晴らしいものを持っています。
今、人数が増えて不安に思ったり、どこまで増やすんだろう。と感じる事あるでしょう。その答えは簡単です。増やそうなどと思ったことはありません。自然にみんなを見て増えていったんです。ゴスペルを一緒に歌いたい、と言う人がいる限り永遠です。「もう70人だから、あなたは入れません。」仮にそう言って断るとします。メンバーが結婚しました。子供が出来ました。で、メンバーが減ったのでどうしよう。あの人たちに声かけてみよう。そう思って問いあわせても、時既に遅しです。教会のゴスペルや教室では諸手を上げて歓迎してくれた事でしょうし、その人が断られたショックというのは大きいでしょう。
今いるメンバーの中にも、断られて何十年と歌が歌えなくてコンプレックスになり、ここ最近になってやっと歌うことが出来るようになれて、本当に良かった。ゴスペルを歌うと病気も吹き飛ぶと言って頑張っている方がいます。生き生きしてます。でもちょっとした一言でその人の一生をダメにする事もあります。
今入ってきた新しいメンバーは、みんなのステージやレッスンを見て、自分もやってみたいと思ってあこがれて入って来た子達が殆どです。
その子達、みんなは可愛いですよね。だって、自分達のファンなのだから可愛くないはずないと思います。もしかしたらファッションでやりたい子もいるかもしれませんが、でもファッションでやる子は、決して長続きしません。
出来上がった所へ入って行く事の大変さ、不安、遠慮、年齢も違う、顔見知りもいない。自分に置き換えて見てあげてほしいんです。仮に先輩、後輩と壁を作る事にしましょう。歌は平等なので、新しく入った子の中に、私と同じ位、いや私より上手い人が入ったとします。リードを歌わせます。すると、間違いなく先輩より新人を選んだ。とか、嫉まれます・・・・。
壁と言うのは、恐ろしいです。みんなは助け合う仲間であって、上手い人がいたらそれを認め、自分も努力し上手くなればいいんです。他の人を見るのではなく見るのは自分自身でいいんです。あの人うまい。と思ったら頑張ってもっと上手く歌えるようにしよう。あの人はこういう歌い方だから私は自分らしさをだしてこう歌ってみよう。と考えればいいんです。そうする事が、どんどんレベルのアップにつながるんです。人数が増えれば、大きいところでしか出来なくなったり人数制限されたり、色々問題はあるでしょう。でもみんなを見て、やってみたいと素直に思っている子の芽を摘むことは出来ません。そういうところは多分どこにも無いはずです。
私は何年も歌ってきて、今まで1度だって満足して今日の歌は最高に上手かった。と思ったことがありません。もっとあそここうすればよかった・・今度はここを直そう、いつも反省だらけです。
今の自分に満足したら成長はないと思っていますし、努力、つまり練習なくして上手くはなれません。ゴスハモのメンバーは本当に明るく素直で優しい子ばかりです。それは、最初からいるメンバーの人達が後から入った人達のフォローや面倒をきちんと見てくれたから、こんなにいい仲間が増えたんです。その精神で来年も新しい人、これから入ってくる人達に優しい言葉かけてあげて下さい。そして1つになりましょう。それが、本当のMAKE US ONEです。
言葉だけではなく、行動しましょう。これが来年の課題です。
なぜ?って思うかもしれませんが、1つになる事がレベルアップに必ずなりますから。1部の人だけが上手くて他が下手だったら意味が無いんです。それは全員がいてはじめてザ・ゴスペルハーモニッククラブですから。みんなと共に出来ない人の手をひいて、みんなで上手くなるよう努力する。それが何より大切です。上手い人だけが歌えるゴスペルではなく、誰もが元気に歌えるゴスペル。です。
もちろんコンテストは条件がありますので、これとは別の話になりますが。
と・・・説教じみた長い書き込みになってしまいましたが、今、私が考えるゴスペルを熱く語ってみました。
そして、先輩のみんな!しつこいようですが新しい子を引っ張っていってあげて下さい。先輩が一生懸命歌っている姿を見て、新しい子達が真似します。それがレベルアップになるんです。下手な子を上手にさせようと思ったら、下手な子を見るより、自分自身が上手くなることが先決です。下手な子は、差が開いてくればくるほど、これじゃダメだ。と頑張って追いつこうと努力します。そして経験を積んで大きくなって、成長していきます。今、みんなは更に伸びようとしている所です。そういう時は迷いが必ず来ます。その時は原点に戻って見つめて下さい。
私は迷った時必ず原点に戻ります。なぜ、ゴスペルを始めたのか。みんなと明るく楽しく素晴らしい音楽を歌って、幸せになりたかったから。それに気付くと余計な迷いは吹き飛びます。心配する事などありません。みんなは確実に成長してます。
来年は更に大きくなって頑張っていきましょう!
長々と語ってしまい、本当に失礼しました。
みんな、期待しているよ!メリークリスマス!古橋