国道249号線を穴水方向に走っていると、至る所に明治の館と書いてある看板を見ることができます。
右手に海が見え、なかなか清々しい雰囲気です。
ふと左側を見ると…ありました!
ボーっと走ってると通り過ぎてしまいそうな感じもしますが、とりあえず入ってみることにしました。

ここ室木家は明治12年から十余年の歳月をかけて建てられたとか。
古くからこの地で草分け百姓としての権威を持ち、藩末期には大地主としてだけではなく、
廻船業や酒造業も営みながら隆盛を極めた家柄だそうです。

謎がザクザク詰まっていそう!?

門をくぐると、向かって左側に白塗り壁の土蔵があります。
「御自由にお入りください」という貼り紙はあるけど…扉がカタくてなかなか開きません。
諦めて次へ進むことにしました。

建物の中に入ると、明治時代に活躍した室木家当主が使用していた服や書籍、
そして当時の学校教科書などが展示されています。
代議士・弁護士・事業主…いくつもの顔を持つ当主の活躍ぶりが窺えます。

一歩外へ出ると…

縁側には履き物が用意されており、外へ出て庭も楽しむことができます。
廊下のコーナーには当時の玩具(人形など)が棚に入れて置いてありました。
当主の海外土産かなぁ〜と思いつつ、時代の流れを感じました。

これは何でしょう?

家の中を一巡すると、最後に囲炉裏に辿り着きました。
既に先客がいて、いろりを囲んで談笑中のようです。
「そこにあるのを持ってきて座ったら?」と言われ、ふと振り返ると、わらで編んだ物体があります。
写真で見ると、某菓子メーカーのビスケットにも見えるような、そうでないような(私だけ?)。

いろりを囲んで

珍しい座布団、結構座り心地がイイです。
広い台所を見渡しながら飲むお茶もまた格別、ここにいるとタイムスリップしたような錯覚を受けます。
このまま時間が止まってくれたらいいのにな…奥に掛かっている昔ながらの時計は容赦なく時を刻んでいます。

おいしさ倍増!?

意外なお茶のサービスに驚きつつも、静かな時間を過ごすことができました。
疲れを癒すにはイイ場所かもしれません。

(2000.4.16)