科学と神
ある外国人が、今や日本人でさえ神を信じるようになったと書いていた。
誰の何の本だったかは忘れたが。
読んだときはこの人はなにか勘違いしている、
それにしても何を見てそう考えたのだろうと思った。
しかし、これはあながち勘違いではないと思えてきた。
というのは、日本人は神は信じてはいないが、
その代りに「科学」あるいは「真理」を信じている。
科学は神が造ったこの世界の法則を極めようとしたものであり、
その結果、神は人格を失い抽象化されて、科学法則になった。
その科学を信じる日本人は、ヨーロッパの「神」を信じていると言える。
とはいえ、日本人の信じている科学は若干うさんくさい。
「科学的」と言えば多くの人がいとも簡単に騙されたりはしていないか。
「科学的」という言葉がまるで呪文のように唱えられている。
(H10.11.28)