AREA 8th / A Virtual AirBase

このコンテンツは新谷かおる著/小学館刊の「エリア88」というコミックをヒントに作成したものです。

わがたましいよ、主をほめよ。わが神、主よ、あなたはいとも大いにして誉と威厳とを着、
光を衣のようにまとい、天を幕のように張り、
水の上におのが高殿のうつばりをおき、雲をおのれのいくさ車とし、風の翼に乗りあるき、
風をおのれの使者とし、火と炎をおのれのしもべとされる。
(聖書:詩篇104:1-4)


基地の概要

Area 8 名 称:AREA EIGHTH

所在地:極東の島国 KABADOKIA

任務/目的

1.高度な機動性を持つ国際的災害救助
2.領空/領海、経済水域の監視・警備、防空

滑走路 2,750m(主滑走路)、1,500m(サブ滑走路)

ヘリポート 50*250m

管制センター、格納庫、整備工場、事務所、救急病棟、宿舎、被災者用キャンプ場など

Wings of Winds

戦略救援隊

LRC 空輸隊 An-70TK 1個 4機

An-70  この架空基地”エリア・エイト”は、「国際救助隊」と「国境警備隊」の性格を併せ持った基地組織を想定しています。

 輸送・救援部隊はその中核を担うもので、予算も重点的に配分されています。使用航空機の要件は、 比較的短い滑走路で運用出来ること、未舗装の滑走路でも離発着できること、 地上施設の整っていない場所での荷物の積み降しが出来ることなどです。
 輸送、というと地味な仕事に見えますが、ベルリン封鎖事件(1948/06-1949/05)では200万市民のために実に4000トン/日の物資が空輸されました。 この時はダグラスC-54輸送機(DC-4の軍用輸送機型)が動員され、人質になった市民の生活を守り、なおかつ米ソ武力対決を避けることができました。
 経済的に、という点ではC-130の中古を揃えるというテもありますが、今となっては遅い、航続距離が短いという難点があります。 もともと戦術級輸送機として開発されたC-130に対し、最新の戦略級輸送機ボーイング(MD)C-17なら72トンを積んで4,630kmの航続距離があり、C-130なら同じ航続距離で約15トン、 しかも巡航スピードは約500km/hと800km/h・・・・・1.5倍以上の差です。時間とペイロード(積載重量)の差をかけると、7.7倍になります。 シチュエーションにもよりますが、C-17 4機あればC-130 24機分の重量が運べるわけです。

 C-17の貨物室は幅約5.5m、高さ4.1m、長さ26.5m(うち扉部分5.8m)もありますから、病院車(バス)、レントゲン車、救急車などの他にヘリコプター、自走式クレーン、ショベルローダなども目的に合わせて積めます。 1機で約3300人/1月分の水・食糧と、毛布/テント、生活雑貨を運べますから、4機の1フライトで1万人/月の必要最低限な食糧と、 医療用施設などが整うことになります。

 (2006/01/25)C-17はとても高価(1機約240百万ドル)なので、それより少し速度が落ちるけれど、1機約50百万ドルと、C-130と価格が同等のアントノフAn-70にプランを変更しました。 つまり、C-171機分でAn-70が5機揃うわけです。見た目はターボ・プロップですが、ターボ・ファンエンジンの前2段分のブレードを7ブレード2重反転プロペラにしたようなもので、 空力的に優れた翼とあいまって、低燃費で高速な運行が可能になっています。900mの滑走で離陸できるSTOL性能を持ち、 ローカル空港でも使用できるのが強みです。

Antonov An-70 Span:44.06m Length:40.25m Height:16.10m Weight self:66t payload:103.6t max/gross:126.10t (135t Limited) Engine Progress Sich D-27 13,800shp*4 Cf:42kl cruise/max 0.68-0.70(750-800km/h)/M=0.73 Zc=12,000m RC 1490m/min Range:3,800km(P/L 35t) 5,000km(P/L 30t) 7,400km(P/L 20t) Lto:600m/Min Lld:900m/Min Crew:3+2 loadmasters Passenger:110 to 300 when second deck installed 1st successful flight 1997/04/24

Boeing C-17 Span:51.76m Length:53.04m Height:16.79m Weight self:--t payload:76,65t max/gross:126.10t Engine P-W F117-PW100 14,460kg*4 Cf:102.61kl cruise/max M=0.74/0.77 Zc=--m RC --m/min Range:4,630km(Max P/L) Lto:2,360m Lld:915m Crew:2 Passenger:102

JT 人員/油送隊 KC-10 1個 2機

Bombardier AAW  「空中給油機兼旅客機」です。米空軍では貨物輸送機タイプを使用していますが、 エリア8では旅客機を改造して使います。貨物室の半分を油タンクにして使います。基地(空港)から1000km離れたところで、 80トンの燃料を給油できるという、高い能力を持っています。2機有れば、7000km離れたところへ一度に700人を運べます。 次の「VC-8」の航続距離が短いので、随伴して行きます。なお、エリア8では一応半径2,500kmを一次出動範囲、 二次出動範囲を半径5,000kmに想定しています。地球上に8つこのような基地があれば、ほぼ全世界をカバーした救助網ができます。

Boeing MD KC-10 Span:50.47m Length:55.55m Height:17.7m Weight self/109.354t cargo P/L 76.66t gross/max:265.5t Engine: GE CF-6-50C2 23,625kg*3 Cf:160.5t Cruise 470-510kt/10,700m Zc=12,700m Range:3,800nm(max payload) 6,000nm (P/L 45.4t) 8,600nm(max fuel) Lto: 2,590m Ltd:760m Crew:3 to 6 Passenger 350 1st Flight:1980/07/12

救護隊

VCR 直援隊 VC-8 1個 5機

 エリア8の目玉商品(笑)、「サンダーバード2号」に相当する機体で、貨物室の寸法が幅3.25m高3m長12m、ペイロードが20トンから25トン、 最大速度マッハ3はもちろん無理ですが、マッハ0.7くらい出るVSTOL(ティルトローター)機です。 アメリカのベル社とロシアのミル社に共同で作ってもらいます。 Mi-26「ハロ」のボディをシェイプ・アップしてV-22「オスプレイ」のメカニズムやノウハウを使って開発します。
 水上に離着水できるよう、両サイドにフロートを付けます。主脚はこのフロートに収納します。 エンジンは前に2基、後ろに1基ボディ上部に置き、シャフトで連結し、 巡航時には省エネで最少1基だけでも飛べるようにします。翼は一部固定式で、残りはプロペラと一緒にティルトします。 プロペラは5枚ブレードにして、騒音の軽減と能率の向上をはかります。
 性能の目安としては合計20トンくらいまでの重機や医療車、給水車、あるいはトラックが自走で積載でき、山間の僻地でも小学校の校庭くらいの平地が有れば離着陸できる能力です。 人員輸送の場合はぎゅう詰めで100人、担架の場合は80人分くらい。航続距離はフェリー(空荷)通常離陸VTOL着陸で4000km、 フル・ペイロードで同900kmくらい。空中給油装置でさらに延長可というものです。不可能な数字ではないでしょう。
 消火の場合は15klタンクと高圧ポンプを積み、火災現場に向かいます。地震にしろ火災にしろ洪水にせよ、 とにかく空港と道路を経由せず直接現場に行けるのが良いですね。被災地が陸の孤島と化した場合はなおさら有用です。

Bell/Mill Joint Structured VSTOL plane (of cource, not exist.) Span:25m Length:22.5m Height:8m Roter dia:9.2m Weight self:24.5t gross:38t Max:50t Engine tuned T406 6,670shp*3 Vmax;720km/h cruise 600-667km/h Cf:15kl+13kl Rc=---m/min Zc=9,000m P/L 25t Range;2200nm(Max fuel) 1100nm(P/L 12.5t) 500nm(P/L 20t)Lto:0, 300-1500m Ltd:0, 400-1000m Crew/Passenger 4/100 (AS Expected)

WB 消防/救援隊 Tuned CL-4151個 8機

 消防機です。大規模な山火事や、震災時の都市火災などに用います。湖や海に近いところなら、水面近くを飛びながら6tの水をわずか12秒で取り入れ、 火災現場に撒水します。化学消化剤の使用、併用も可能ですから、石油コンビナートなどの火災にもある程度有効です。
 ただし、オリジナルのCL-415は最大荷重時のスピードが325km/hと、飛行機としては鈍足で、給油機とシンクロするのが難しく、しかも基本的には 昼間専用機なので、全天候型にチューン・アップします。主翼と尾翼は安定性を得るためにヒレを多用しているので、高抵抗になっています。安定のため上反角を増し、主翼の翼形状もテーパーが無くアスペクト比やひねりが全く考慮されていない1940年代物なので、再設計します。 垂直尾翼も前縁にストレーキを追加して、全高も少し高くします。ボディも曲線を採り入れ、空力的にリファインします。 プロペラは3枚を5枚に増やして、燃費の向上と静粛性を高めます。船底形状も改良し、外洋でも使えるようにします。 赤外線探査装置(暗視装置)も追加します。その結果、洋上のタンカー火災や救難にも有効で、機動性の高い割に手軽な価格の機体になると思います。
 飛行艇ですから、もちろん海難救援にも使えますし、未舗装滑走路でも離着陸可能な引き込み式車輪を備えていますから、陸上からの運用も可能で多目的に使えます。
 なお、ロシアにはスホイ(ベリエフ)Be-200というジェット飛行艇に消火機タイプがありますし、日本にもUS-1を改造した優れた救難飛行艇があります。

Tuned-Up Canadair CL-415 Span:30.0m Length:20.5m Height:9.25 Weight self:13.5t gross:22.0t Engine P-W PW126A 2,650shp*2 Vmax;cruise 400-450km/h Cf:8.0kl Rc=450m/min Zc=7,500m Range;3,400km(ferry) Lto:800m Crew/Passenger 2/30 (As Expected)

Canadair CL-415 Span:28.63m Length:19.82m Height:8.98m Weight self:12.86t gross:19.89t Engine P-W PW123AF 2,580shp*2 Vmax;cruise 325-365km/h Cf:6.13kl Rc=420m/min Zc=6,100m Range;2,430km(ferry) Lto:823m Crew/Passenger 2/30 1st Flight 1989/06/08

MTCR 中距離輸送/救援隊 VC-22 2個 12機

VC-22  海難救助、陸上救助、消防、人員/物資運搬など、広範囲に用いられるV/STOL機です。1機60-70百万ドルと高価ですが、 ヘリコプターに比べて倍近いスピード、2000kmの航続性能、全天候性能などで圧倒的な性能を誇ります。 空中給油機能を付けて、油送機から給油できるようにします。ですから、素早く災害現場に着き、長時間作業が出来ます。 機内に5トン、つり下げで7トンの荷重に耐えられます。1個(航空隊/スコードロン)で360人または75トンの貨物が一度に運べます。

Bell/Boeing V-22 Span:15.52m Length:17.47m Height:6.9m Weight empty:15.03t gross:21.54t(VTOL) 24.95t Engine Allison T406-AD-400 6,150shp*2 Vmax;509km/h Rc=707m/min Zc=7,924m Range;1235nm Crew/Passenger 4/24 1st Flight 1989/03/19

SHCR 輸送/救援隊 EH101 2個 12機

EH-101  民間型は30人の客と1人の客室乗務員を乗せ700km離れたところへ運べる、長距離飛行が可能なヘリコプターです。着水も可能です。 中/大型ヘリとして性能はなかなかのもので、警視庁でも採用しています。
 キャビンには30人の旅客にスチュワード1人を乗せて600km飛行できます。また貨物なら6トンが積めます。大型ヘリならではの性能を誇っています。 ただし、ヘリコプターは通常2000〜3000mまでくらいで巡航しますので、気流の影響で乗り心地はそんなによくありません。

EHI EH-101 Merlin RotorDia:18.59mD Span:-- Length:22.81m Height:6.65m Weight self:9.3-10.5t max/gross:14.8t Engine GE T700-T6A 1,714shp*2 Cf:--kl Vmax 309km/h Cruise 278km/h Zc=--0m Range:926-1158km 1st flight 1987/10/09

SHR 輸送/救援隊 BK117 2個 12機

EC-145  大災害時に大活躍するのがヘリコプター、不足するのもヘリコプターです。お偉いさんに現場を見てもらわなくてはいけないし、マスコミも競ってチャーターして足を引っ張りますし(笑;)。 所属がバラバラでは効率的な運用は望めません。こういった場合、まとまって組織的に運用できるヘリコプター部隊があるととても役立ちます。
 EH101はとても高性能ですが、大型で高価($30M-40M?)と維持費が高くつくのが欠点です。そこで価格5-6百万ドルの川崎BK117FBW又はユーロコプターEC-145で数を補います。 中型ヘリとしては高性能で、激戦のヘリコプター市場の中ではよく健闘しています。
 フライ・バイ・ワイヤ、GPS、振動制限装置(AVR)など、現代のヘリコプターに欠かせない機能/性能も備えています。

Kawasaki BK117FBW(Or Eurocopter EC-145) RotorDia:11m BodySpan:1.85m (Width:3.12m) Length:13.03m Height:3.85m Weight self:1.74t max/gross:3.3t P/L 1.5-1.7t Engine Turbomeca Arriel 1E2 750shp*2 Cf:0.7t Vmax 278km/h Cruise 247km/h Zc=5300-5480m Range:525km Endurance:3.5h/Max Fuel Seat:8-11 1st flight 1992/10/02

Chambers on Waters

RMS 救援母艦 1隻

hfb  VC-22ならびにEH101、BK117を15-20機程度収容します。ヘリ母艦機能を持った高速救援母艦です。 AEWなど哨戒/探索機ともデータリンクします。 船内に救急車、給水車、バス/トラックなどを積み、陸揚げします。 揚陸艦ではないので、岸壁がなければ陸揚できません。
 阪神淡路大震災のような状況では最寄りの港または洋上に停泊し、救援活動にあたります。臨時の救難対策本部/施設として、 絶大な威力を発揮します。艦内施設で対応できない場合はヘリコプターを利用して病院船などへ患者の搬送を行います。 1000人規模を一時的に収容するキャビン、救急医療設備、災害無線/情報センターを持つなど、最高度のレスキュー機能を備えます。 甲板上はミリタリー調ですが、船体は窓が大きくて多い民間調という、類を見ない組合せの船です。一応、エリア8の旗艦?です。 武装はしてないけど、チャフやジャマー(ミサイル攪乱機器/装置)程度は備えておきたいですね。

Resque Mother Ship Beam:40m Length:200m Displacement:19,500t Engine Turbine ---shp*2 Vmax;40kt Armament: none (Expected Spec)

RF 救援フェリー 2隻

hs  手術室3、X線検査室2、MRI超音波診断装置1、透析装置3、薬局、歯科治療室1、集中治療室2、 患者用ベッド100+一般ベッド200(スタッフ用除く)くらいは欲しい。もちろんヘリポートとヘリ用ハンガーを備えています。
 フェリーとしては重機や輸送車、タンクローリーや給水車、電源車など、いろいろな災害に有効な機材とそのオペレーターを運びます。 ランプから救急車オン・ボードで患者を搬入できます。

Hospital Ship Ship Beam:36m Length:175m Displacement:15,000t Engine Turbine ---shp*2 Vmax;35kt Armament: none (Expected Spec)

CS 補給艦 2隻

cs  250t級の大型クレーン(ホイスト)を備え、 洋上給油装置も持った船です。もちろん、僕が勝手に考えた船です。使途としては貨物やコンテナの輸送の他、 DSRV(深海救難艇)を積めば沈没船や潜水艦救助に使えますし、不時着水したヘリコプターの回収など、強力なクレーンを使ったさまざまな用途が考えられます。
 イラストに描いたように、小型の船を何艘か積む用途も考えられます。これは幅6m×長25mくらいのデッキに、 トラックやバス、重機、緊急用車両など、合計で30トンの車両を積める、総重量50トンくらいの小型カーフェリーを想定して描いています。 喫水を浅くして、陸路が使えない場合に、河川や運河を利用できる舟艇(外海は運航できない)の積載を想定してみました。

 ちなみに哨戒艦が2週間程度、警備艇で4日から1週間程度の運用を想定しており、通常時であれば途中で補給することはありません。 海外で救援活動するときに支援船として随伴します。

Crane Ship Beam:32m Length:120m Displacement:5,000t (max:9,000t) Engine turbine ---shp*2 Vmax;33kt Armament: none (Expected Spec)

SP 移動埠頭 2隻

Pier  被災地近隣に埠頭が無い場合、あるいは地震等で埠頭が壊れた場合、もしくは停電等で港湾施設が使用できない場合に使います。 伸延長150mの自動伸展ランプを備え、その先は搭載するブルドーザーとパワーショベルを使って臨時の港湾埠頭を作ることが出来ます。 30t級のホイスト(クレーン)3基を備えるほか、フォークリフト、クレーン車、クレーン付きトラックを搭載します。 自身も荷物を積載できますが、主として他の貨物船やフェリーのために長期間接岸することを目的としています。 火山活動や火事で逃げ場を失った人たちのため接岸し、素早く乗船させるなどの用途も考えられます。

 後部のブリッジは、そのまま海運事務所みたいな形をしていますね。ヘリポートを載せるため煙突類とアンテナ類は無理矢理片側に寄せているから。

Pier Ship Beam:40m Length:160m Displacement:6,950t Engine Diesel ---shp*2 Vmax;25kt Armament: none (Expected Spec)

PHD 哨戒艦 3隻

Patrol Boat  洋上のASWあるいはAEW。強力な探索能力を持つ駆逐艦(デストロイヤー)クラスの哨戒艦です。経済水域・領海・空域警備に使います。 電子機器を駆使した効率的な救助支援/指令ができます。 もちろん航空機、レーダー基地ともデータリンクします。 海賊やテロ、密輸・密漁などの監視と取り締まり(パトロール)などのほか、 災害救助や捜索などに使います。ある程度の波高にも耐えられ、荒天時の海難救助にも向いています。 12m級の警備/救助ボートを積みます。ハンガー(格納庫)にはヘリコプター2機を積載します。

Patrol/Rescue boat Beam:35m Length:125m Displacement:4,950t Engine Turbine ----shp*2 (Water-Jet*4) Vmax;40kt+ Crew:160 Armament: 76mm ODP DP, 20mm CIWS*2, 4 cell missile launcher*4 for SAM SSM SUM RAM (Expected Spec)

PHC 警備艇 12隻

Patrol Boat  高速警備艇です。 Ka-27クラスのヘリコプター2機を収納します。もちろんV-22やEH-101の発着艦ならびに給油はできます。 航続距離が短く、空中給油ができないヘリコプターのため、500km置きくらいに配置して、中継ヘリポートとして使うことも大切な任務と考えてのデザインです。 ですから、サイズに似合わない広い離発着甲板を持っています。
 両舷の後部に救助艇が収納されています。 両肩?には伸縮式のマニピュレーター、その肘部に捕網カタパルトと12.7mm機銃(あるいは放水銃)と赤外線装置が装着され、文字通り密漁船や密輸船を一網打尽に拿捕します。

Patrol boat Beam:20m Length:60m Displacement:500t Engine Turbine 5,000shp*2 (Water-Jet*4) Vmax;Over 44kt Armament:capture net catapult and 12.7mm G.Gun or water gun attachable in manipulator 8 cell missile launcher for SAM/SSM/SUM in deck (Expected Spec)

SHC 沿岸哨戒隊/救援隊 Ka-32PS 36機

Ka-27  カモフKa-27はソビエト海軍によって開発された中型の対潜/救難捜索ヘリコプターで、カモフ得意の2重反転ローターによって全体のサイズ、特に全長が コンパクトに収まっているのが特徴です。艦載機としては場所をとらなくてすむメリットがあります。An-70に2機積めてしまいます。  少し鈍足なのが難点ですが、自動ホバリング装置など、対潜哨戒や救難活動に必要な機能は備えていて、航続距離も長い方です。 チタニウムなど複合材も遣われており、それほど旧式な感じはしません。現在もロシア、インド、ウクライナ、ベトナム、北朝鮮で遣われています。 装備を少し近代化すればそれなりに使えると思います。1機1.5百万ドルと、格安なのも魅力ですね。

Kamov Ka-27 (NATO CODE "Helix") RotorDia:15.9m BodySpan:1.32m Length:11.3m Span:4.27m Height:5.5m Weight self:6.5t max12.0t /gross:11.0t P/L 0.8-4t(Ka-32 Passeger type) Engine Isotov TV3-117 2225shp*2 Cf:Internal 432kg+external 1,333kg Vmax 260km/h Cruise 205km/h Rc=2460ft/min Ceiling=3500-4000m Range:800km (980km/Ferry) Endurance:4.5hrs Crew:3 Passenger 16/Max Armament: 2 torpendoes /55mm rocket pod or 4 ATGM 7.6mm Gun/ 30mm Canon 1st flight 1978/--/--?

ETS 演習用潜水艦 ULAクラス 2隻

Trainer Submarine  対潜水艦演習に用いる、訓練用の小型潜水艦です。ノルウエーのULAクラスの潜水艦を使います。 最大の特徴はとても静かなことです。2004年のNATO軍事演習では、 なみいる警戒網をかいくぐって生き延びた強者です。多分静かすぎて見つからないので、訓練の際はダミーのノイズを出してやることが必要でしょう。

Coastal Submarine Ula Beam:5.4m Length:59m Displacement:1,150t Engine diesels*2 6000hp+electric moter Vmax; 23kt Armament:8.21inche Torpendo tubes*8 (18 torppendoes) assembled in Germany

IB 北洋調査船 1隻

Icebreaker  波が荒く、冬になると流氷が漂う北洋で観測と救助、哨戒に用いる船です。砕氷船としては小型なので、氷の厚い南氷洋には向きません。
 寒冷地仕様の救難ボート、小型潜水艇のほかヘリコプター1機、ミッションに応じて雪上車、スノー・モビルなどを搭載するほか、 消防などにも用います。モーター推進も可能なので、音響測定などもこっそりこなします。

Coastal Icebreaker Beam:13.5m Length:77m Displacement:2,750t Engine diesel 3,600shp*3+electric moter Vmax; 22kt . Icebreaking hull; 1m ice at 3 knots, 2 m/max Armament: gun base*4 for water gun or Stinger or Granade launcher or 12.7mm MG Crew:20+Staff:30 (As expected Spec)

MRS 海洋調査船 2隻

MRS  海図の作成から気象・諸資源調査まで、広範囲の海洋調査に用います。二次的に救助も行います。 小型潜水艇や深海探査機、探査用ヘリコプターなどを積載します。

Multirole Research and Survey ship Beam:27.5m Length:100m Displacement:5,000t Engine diesel 2,500shp*4+electric moter Vmax; 20kt Armament:none Crew:20+Staff:40 (As expected Spec)

THC 練習船 2隻

Patrol Boat  「練習船」という名の、実は数あわせのための警備艇(笑)。 なにしろ、管区内で4件/日も事故が有ったら、ヘリコプターで穴埋めするにせよ、船数はいくらあっても間に合わない。 ましてや災害派遣で船舶が出払ってしまうと、警備の空白地帯になってしまうのです。 双胴船ですが、コンベンショナルなスタイルなので、使い回しは良く、なおかつ余裕を持った広々としたデザイン?なので、練習だけでなくイベントなど雑用にも向いていると思います。 一応、フェイズド・アレイレーダーを始め充実した各種探索装置を持ち、もちろん海難救助もおてのもの。ヘリコプターを2機収容できます。

Training/Patrol/Rescue Cutter Beam:10m Length:100m Displacement:2,250t Engine Turbine 5,500shp*2 VCmax;20kt+ Crew:50+Passenger(pupils) 100, Armament: Water gun*4 76mm ODP DP*1, Gun Base*6 for 12.7mm M.Gun, CIWS base*2 mounted, 12 cell missile launcher*2 with Fire controller, jammer and torpendo countermeasure, manipulater*2 with capture net catapult and 12.7mm M.Gun (Expected Spec)

Chariots of Clouds

戦術哨戒隊

AMS 多目的哨戒機 AMS-8 (B737-900) 1個 2機

aws  哨戒機には、空中警戒機、対艦哨戒機、対地哨戒機など、さまざまなタイプがありますが、 1機で様々な哨戒をこなせるものはなかなかありません。目的に応じて何機種も用意するのは合理的ではないので、 B737旅客機をベースにして万能的な哨戒機を描いてみました。機首にはS-3 "Biking" のAPSレーダー、 背中にはE-3のAPYレーダー、腹部にはE-8のSARレーダーとパルス・ドップラーアンテナと、 まさにてんこもり。おまけに赤外線探査/暗視装置も付けて、救助隊向け探索機としてはこれ以上ない?機能を盛り込みました。 経費節減のため「相当品」ですませ、数も2機とします。

Boeing 737-900 Span:34.31m Length:39.47m Height:12.50m Weight empty/41.15t gross/max:78.2/79.0t Engine: CMFI CFM56-7B27 121.4kN*2 Cf:26kl Cruise 834km Zc=12,500m Range:5,000km Lto: ----m Ltd:---- payload:20.24t Crew:2 Passenger max 177-189

哨戒練習機 Bombardier CRJ-200改 Patrol 1個 2機

Bombardier ASW 「チャレンジャー」で有名になったカナデア(現在はボンバルディアの傘下に入っています)が50席クラスのジェット旅客機としていちはやく開発したのがCRJ-100型で、 CRJ-200はより効率的なエンジンを積み、短距離型と燃料タンクの大きい長距離型があります。
 ガルフストリーム社が1980年代末にビジネスジェットのガルフストリームV/WでSRA-1/4とかSMA-3といった簡便でしかもそこそこ高性能な哨戒機を作りましたが、 その機材等に準じて描いてみました。ですから、練習機と言っても普段は本番の哨戒に使用します。 ヘリコプターの哨戒要員などは、それより遙かに快適で静かな環境でストレスなく練習ができます。 側視用のレーダーを尾翼に付け、カヌー型レーダーを機首底部左右に装備し、 こちらは主として海上/地上の探査を行い、基地と艦艇にデータを転送します。遭難船や航空機の早い捜索にも適しています。 武器は持たず、攻撃は兵装できる機種に任せます。


Bombardier CRJ-200LR Span:21.2m Length:26.7m Height:6.2m Weight self/13.74t gross/max:24.04t Engine: GE CF34-3B1s 41.0kN*2 Cf:6.5t Cruise 785km to 850km Zc=12,500m Range:3,715km(max payload and passengers) Lto: 1920m Ltd:1480m payload:5.4t Crew:2 Passenger max 52 1st Flight:1991/05/10

FA 多目的戦闘機/消火支援隊 FA-08 1個 25機

FA-08  多目的戦闘機なのですが、その機動性と高速性を生かした消火機としても使います。燐酸二水素アンモニウムとか、炭酸水素ナトリウム/カリウムなどの化学消火弾を投下する飛行機です。 石油関連施設など、ヘリコプターが近づけない場合などに有効です。125kgから250kgの消火弾を16個、最大4トン積み、高速で

Span:11m Length:15m Height:4.5m Weight empty:8t max:16t Engine 8,000kg*1 (A/B 12,000kg) Vmax M=1.1/SL M=2/high Zc=16,000m RC ----m/min Combat radius:1000nm Range:2,500nm Armament:(As Fire bomber)Fire bombs 4t , (As Multirole Fighter/Attacker) M61 20mm G.Gun*1(500 rds), + AAM*2 to 8 (as expected spec)

MTC 多目的機 ANYE-8 1個 5機

S-80PT  ローカル空港でも離発着可能な捜索/旅客/輸送/連絡/哨戒機です。 第二次大戦中に活躍した名機アブロ・アンソンをもとにデザインしてみました。

 気密構造ではなく、高々度は飛べませんが、グラスエリアが広く、中低高度での捜索救難に向いています。 オリジナルのアブロ・アンソン同様、背中の回転式銃座には7.7mm機銃を取り付け可能とし、 パイロンには救命コンテナや機雷などを装備します。

Re-Designed Avro Anson Span:18.0m Length:16.75m Height:4.6m Weight vide:2.75t max/gross:5.5t P/L 2.5t Engine --- 750shp*2 Vmax;cruise 300-400km/h/3000m Rc=--m/min Zc=5,000m Range;800km(MaxP/L) 1,250km(MaxFuel) Lto:600m Lld:550m Armament: 7.7mm Gun*1 Crew/Passenger 2+1/4(As Imaged)

航空学校

T 練習機隊 Embraer EMB-312 Tucano 1個 5機

Tucano  ブラジルのエンブラエルという航空機メーカーの中高等練習機です。ターボ・プロップですが、9000mという高空での巡航が可能です。STOL性を持ち、不整地運用も可能なので多用途に使えます。速度が遅い割に滞空時間が長いので、洋上や山岳地帯の捜索活動にも使えます。 練習機とはいえ、パイロンを付けて7.6mmガンポッドなど、たいしたことはないけれど各種兵装が可能です。その場合は軽COIN機として使用します。機材のバリエーションを揃えるため追加しました。

Span:11.14m Length:9.86m Height:3.40m Weight self:1.80t max3.17t Engine P&WC PT6A-25C 750shp*1 Cf:0.7kl Vmax 242kt Ceiling:9145m RC 680m/min Range:1000nm Armament:1t (EMB-312) 1st flight 1980/08/16

T 練習機隊 Il-103 1個 6機

 「初等練習機は中古のセスナでいいや」と思っていたのですが、5機で1億円ちょっとという格安の練習機を見つけたので、 追加することにしました。イリューシンといえばロシアですが、エンジンはアメリカ製のものを使ってます。 荷重負荷は+6/-3Gまでと、アクロバット機なみで、240km/hで回転半径は85m、8秒で旋回できてしまいます。 脚が固定式だったり、アビオニクスが貧弱なのは物足りない気がしますが、この価格でこの性能、文句は言えませんね。

Ilyushin Il-103 10.56m Length:8.00m Height:3.13m Weight empty:0.9t max/gross:1.28t Engine Teledyne Continental IO-360-ES 210hp*1 Cf:200l Vmax: 340km Cruise:210-225km Zc=3,000m RC 190m/min Range:800km Lto:380 Lld:320m Crew:2 1st Flight:1994/04/17

エピローグ

B-36

平和をつくり出す人たちは、さいわいである、彼らは神の子と呼ばれるであろう。

(聖書:マタイによる福音書5:9)


 この飛行機の名前を知っていますか?・・・・コンベアB-36”ピースメーカー”といいます。1947年初飛行の、 幅70m長さ49m高さ14m重量186t(B-29は幅43m長30m総重56t)という巨大爆撃機でした。敵を核攻撃し殲滅するために作られました。

 問題はその名称(思想)です。直訳すれば「平和を作り出すもの」です。この醜怪な機体が平和を作り出すとは到底思えません。 しかし、この「敵を殺せば平和が得られる」という思想は有史以来(あるいは以前から)脈々と受け継がれています。 このコンテンツを作っている1年前に、ニューヨーク貿易センタービルの爆破事件がありました。 また、その後のアルカイダ掃討作戦が実施され、多数の人命が失われました。

 敵を殲滅すれば平和になる・・・・イエス・キリストはそのような意図で語られたのではないでしょう。

 そんなことに思いを馳せながら考えた「エリア8」、ミニマムな防衛力しか持っていません。でも、世界に例を見ない強大なレスキュー能力を持っています。 非現実的に思えるかもしれませんが、この基地の建設ならびに航空機等の調達コストは、ほぼアメリカ原子力空母1隻と搭載機1式の調達費、あるいは日本の国防費1年分以内で賄えるでしょう。 不可能ではありません。人それぞれで価値観は違うでしょうが、21世紀の軍隊(フォース=力)のあり方として「こんなのがいいな」と思いながら作りました。

 
2002/09/10
戻る